年度 | 2009 |
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科目名 | 経営データ分析 |
教員名 | 松井 美樹 |
授業概要 | 経営問題に対する統計分析の適用をスプレッドシート(Excel)上で実現する方法について演習を通じて習得してもらいたいと思います。統計的意思決定問題に対してスプレッドシート・モデルを構築し、適正な判断が下せる能力を養成することを目標とします。 |
授業計画 | 代表的な統計分析手法を取り上げ、それをスプレッドシート上で計算するためのフォームを作成する演習に取り組みます。まず授業では例題を取り上げ、その後、各自が選んだ経営データへの適当を試み、最後にプレゼンテーションをしてもらいます。 オリエンテーション 平均と分散 度数分布 確率変数と確率分布 主な確率分布(二項分布、ポワソン分布、超幾何分布、正規分布等) 標本分布(t分布、F分布、χ二乗分布等) 推定(比率、平均値、分散等) 仮説検定(比率、比率の差、平均値、平均値の差、分散、分散比、適合度、分割表、分散分析等) 相関分析と回帰分析 プレゼンテーション |
評価方法 | プレゼンテーション50%、演習問題30%、授業態度20% |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 前期の経営統計を履修済みであることを前提に進めます。 |
月別アーカイブ: 2013年12月
EIC I(B)
年度 | 2009 |
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科目名 | EIC I(B) |
教員名 | D.スウィナトン |
授業概要 | This is a computer room class to improve listening skills by studying movie clips online. You can increase your vocabulary and study English as it is used in different situations. You will read a summary of the movie story and use the online glossary to learn the new vocabulary. This is followed by a listening cloze (fill in the blanks) activity then a comprehension and vocabulary quiz. The interactive format of these activities will enable you to see mistakes and correct your answers. Scores for the activities are stored in a database so you can monitor your results and see your progress. |
授業計画 | New Movies: Angels and Demons (the Da Vinci Code Sequel), Harry Potter and the Half Blood Prince, Star Trek, Quantum of Solace. Humans and animals: Charlottes Web, Hotel for Dogs, Marley and Me. Movies in Italy: Duplicity, The Italian Job Pixar classics: Toy Story, Ratatouille, Finding Nemo, The Incredibles. Up – the new Pixar movie. Super heroes: Spiderman, Batman, Iron Man. Johnny Depp movies. New Movie: Public Enemies – Depp plays real life gangster in Chicago. Finding Neverland, Sweeney Todd. Summer Movies. |
評価方法 | 80% for weekly online assignments. 20% for a listening exam. |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | Studying with English movies is a good study tool and is also enjoyable. |
専門ゼミナール II
年度 | 2009 |
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科目名 | 専門ゼミナール II |
教員名 | 山口 一美 |
授業概要 | 専門ゼミナール I の継続学習として、観光事業(旅行、エアライン、ホテル、旅館、飲食業)におけるホスピタリティ・マネジメントについて、学生自身が興味のあるテーマを選択し、グループで研究、討論、発表を行う。これらの学習を通して、ホスピタリティ・マネジメントおよび卒業論文のテーマに関する知識の習得、プレゼンテーション能力、論理的思考の育成を行う。また、フィールドワーク(観光事業訪問)を通して、新しい観光事業ならびに高業績をあげるホスピタリティ・マネジメントのあり方を検討するとともに、観光事業において良質なサービスを提供するために必要だとされている従業員満足について、心理学的な視点から考察する方法を学ぶ。 |
授業計画 | ガイダンス 専門ゼミナール II の目的、すすめ方など説明、確認 観光事業とホスピタリティ・マネジメントについて フィールドワークー観光事業訪問:その(1) 学生自身が興味のあるテーマに関わる高業績企業について事前調査、研究、訪問、まとめ フィールドワークー観光事業訪問:その(2) 学生自身が興味のあるテーマに関わる高業績企業について事前調査、研究、訪問、まとめ フィールドワークー観光事業訪問:その(3) 学生自身が興味のあるテーマに関わる高業績企業について事前調査、研究、訪問、まとめ キャリアデザインのための演習 論理的思考とその表現方法を修得する プレゼンテーション能力育成 従業員満足とホスピタリティ・マネジメント 心理学的視点から考察する方法を学ぶ 従業員満足を促進する要因について 従業員満足と顧客満足との関わり 卒論テーマ設定準備 合同合宿 4年生、3年生との合同合宿:グループによる研究発表 |
評価方法 | グループ発表、討論の積極的参加、レポート、フィールドワークの参加と報告書の総合評価を行う |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 受講生には、ゼミへの積極的参画を希望します。自分の夢や目標を達成するためにも、受講生自身の能動的な行動が重要です。 |
法学
年度 | 2009 |
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科目名 | 法学 |
教員名 | 飯野 守 |
授業概要 | 春学期の前半部分では、法とは何か、法の解釈とは、といった基礎法的な内容を取り扱います。後半部分では、社会生活を送るうえで必須の知識である民法について講義します。いずれも、できるだけ事例を紹介しながら、話を進めていきたいと思います。講義ではいわゆる教科書は使用しませんが、小型の六法をテキストとして購入してもらいます(必ず開講時の指示に従って購入して下さい)。また、毎回講義に合わせたプリントを用意します。 |
授業計画 | イントロダクション 法というものの考え方 法の解釈 I 法の解釈 II 民法の基礎 I -所有権 民法の基礎 II -契約の自由と制限 民法の基礎 III -不法行為 家族生活と法-結婚 家族生活と法-離婚 |
評価方法 | 定期試験の素点を基に評価を行います。ただし、出席点を加味します。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 本来なら、法の基礎理論から法の体系までをじっくり講義したいのですが、近頃の受講生には基礎理論や体系が退屈らしく、授業に集中できない人が年々増えているように思います。そこで、できるだけ具体的な事例を紹介しながら講義を進めていくことにします。受講生には、問題意識を持って学ぶことを強く求めます。もちろん、質問は大歓迎です。興味のある人は、さらに「日本国憲法」という科目も学んで下さい。 |
社会調査の統計学
年度 | 2009 |
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科目名 | 社会調査の統計学 |
教員名 | 日吉 昭彦 |
授業概要 | 社会調査の妥当性を保証する基礎となる部分の統計学を学ぶ。記述統計における分布、標本統計における分布と検定・推定の理論、標本抽出の理論、変数間の相関の基本的な理論と適用を学ぶ。統計の理解だけでは、実際の調査・分析がどのようなものか実感がわきにくいため、様々な指標概念の理解と同時に、実際のデータ操作を合わせて進める。そこで学習過程では適宜にSPSSとEXCELおよび調査データを利用して、社会調査が直面する様々な判断の妥当性と限界を考察する能力を育成する。このためにコンピュータ教室を利用する。 |
授業計画 | 社会調査をあらしめている統計学の基礎の理論を、じっくり学習します。計算はほとんどコンピュータにさせますので、数字の操作が得意とは言い切れない学生諸君にも対応出来るでしょう。以下の内容で基礎から授業を進めます。 授業ガイダンス:社会調査における統計的問題の概略等 基本統計量とその試算 確率論の基礎1:確率の概念、事例と確率の分布 確率論の基礎2:確率変数と正規分布、母集団と標本統計量、標本分布と出現確率 標本抽出法1:母集団と標本抽出要件、各種抽出法と標本誤差 標本抽出法2:標本抽出の実施 検定・推定理論1:帰無仮説・対立仮説と検定の概念 検定・推定理論2:第一種の過誤と第二種の過誤、両側検定と片側検定 検定・推定理論3:各種の分布関数と検定・推定 クロス集計の検定:χ2乗検定 変数のコントロール:相関関係と因果関係、エラボレーションとその実施 相関係数:ピアソンの積率相関係数と検定、その他各種相関係数と検定 偏相関係数:擬似相関関係と変数の統制 回帰分析の基礎1:単回帰分析と重回帰分析 回帰分析の基礎2:回帰分析の検定 |
評価方法 | 授業への積極的な参加と出席を重視します。授業毎の理解度をミニテストやリアクション・ペーパー、中間レポートなどで確認し、それらを総合した平常点を30%とします。また、期末に行うまとめの課題試験を70%として評価します。成績評価の規準は、授業への積極的な参加を前提に、AA)授業内容を特に理解し、社会調査の実施に十分対応し応用できる、A) 授業内容を理解し、社会調査の実施に十分対応し応用できる、B)授業内容の理解あるいは社会調査の実施への対応にやや不足がある、C)授業内容の理解あるいは社会調査の実施への対応に難点がある、D)課題がこなせていない、とします。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 「社会調査士」の資格に必要な科目の一つです。情報社会の急激な進展のなかで、数字を読解するリテラシーを身に付けることは、現代社会の要請でもあるでしょう。統計学を学ぶことで、メディアで伝えられる世論調査の結果を批判的に読み解いたり、選挙の際の当確報道の課題などについて考えるなど、統計データと社会の関係を考察する一つのきっかけになればとも考えています。 |
交流文化の社会学
年度 | 2009 |
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科目名 | 交流文化の社会学 |
教員名 | 椎野 信雄 |
授業概要 | <交流文化>の視点からアートと社会の問題を理解する。「交流文化」とは、「文化交流」のことではない。文化交流とは、自文化が他文化や異文化と交わることのようです。交流文化の「交流」とは、異なる系統のものが相互に入り交じることであり、<交流文化>とは、異なる系統のものが入り交じることによって文化が形成されるという視点のことです。この「文化culture」とは人びとの生活様式の総体のことであり、高度な精神活動や文明開化のことだけでなく、自然natureのままでない人為(art)のすべてのことです。<交流文化>の視点を理解することを基本目標とし、この視点から「観光」「アートと社会」「ミュージアム」「市民社会」について考察できるようになるのが到達目標です。 |
授業計画 | 講義ガイダンス (この授業の内容と形式の説明) 交流文化とは何か? 社会学とは何か?(近代社会と交流文化) 文化とは何か? 交流文化としての観光(1)観光と歴史 交流文化としての観光(2)観光と近代国家 交流文化としての観光(3)観光と文化 交流文化としての観光(4)アートツーリズム 交流文化としてのアート&社会 パブリック・アート(1) パブリック・アート(2) 交流文化としてのミュージアム(1)エコミュ-ジアム 交流文化としてのミュージアム(2)コミュニティミュージアム 交流文化としての都市 交流文化としての市民社会 毎回、予習読書課題を前日にeラーニングに提出して授業参加する。まず前回の内容の復習も兼ねて数人のコメントペーパーを紹介し、提出課題の疑問点の説明をしながら、相互行為的に授業を展開する。授業の最後にまとめとしてコメントペーパーを書いて提出する。コメントペーパーは次回にチェックコメントを記して各自に返却される。 |
評価方法 | 出席・コメント(28点)、課題提出(39点)、最終レポート(33点):合計100点で成績評価します。 レポートの評価基準は、<交流文化>の視点の理解度と個別文化現象の考察の深化の度合いです。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | この授業は、知識を記憶することではなく、ある物事についての見方を、自分で関心をもって、自分の頭でアンラーンすることで、理解し直してみることに主眼があります。私の言う「アンラーン」の教育方法を知ってみませんか。他の授業とは異なるこの授業の内容と形式を理解し、読書予習課題のあるこの特異な参加型授業の受講を決めて下さい。受講希望者は第1回目の講義ガイダンスに必ず出席すること。 |
ゼミナール III
年度 | 2009 |
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科目名 | ゼミナール III |
教員名 | 秋葉 敏夫 |
授業概要 | 英語の基本的な総合能力を確かなものとし、その応用をこころがけ、その養成をはかります。そして中級ないし上級へ向けた、ある程度の仕上げを目指します。そのために現代英語の特徴を新聞、雑誌の豊富な例から学びます。教材は変化に富んだ、興味の持てる内容のものを選びます。いわゆる「実用英語」中心で、普通の日常生活、社会生活でそのまま活用できるものばかりです。この授業は、同時に、英検をはじめ、各種英語検定試験合格、および点数向上を視野に入れています。 |
授業計画 | 基礎 1.日常生活(衣・食・住など)の英語 2. 社会生活(郵便局、銀行、病院、ホテルほか)の英語 発展 1.メディアの英語 (1)新聞、雑誌 新聞記事の構成 見出し、書き出し、本文それぞれの役割 説明事項の展開とその確かな理解 例示への注視(ものごとの具体化) 各種省略、記号の略語 (2)放送 2.広告の英語 (1)商品広告 (2)項目別広告(求人、求職、貸家、貸間ほか) 3.ビジネスの英語 (1)商品見本依頼 (2)注文(発注) (3)各種契約書 (4)その他 履歴書、各種申込書ほか 4.説明文、論文の確かな理解 (1)説明文、論文の構成 (2)例示の理解と主題の把握 5.リスニングのコツと訓練 (1)紛らわしい音への注意 (2)繋がる音 (3)消える音(発音されていない音) (4)キーワードを取らえる 6.各種「英語資格試験」へ向けて (1)過去問や予想問題の演習 (2)合格のためのポイント (学期授業予定回数とと必ず一致するものではありません) |
評価方法 | 毎回の出席を基本とし、積極的に授業に取り組む姿勢などを含めた出席点を30%、平常授業時のテストの得点を70%という割合で評価します。AA:出席点を含め、英検2級、TOEIC450以上の学力が十分ある。 A:AAには及ばないが、英検2級、TOEIC450に ほぼ近い学力がある。B:Aには及ばないが、英語の発音、基本文法・構造などをかなり理解している。C:Bには及ばないが、それぞれある程度、理解している。D:出席点、平常授業時の得点から考慮して、合格の評価を下せない。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | ものごとは何か目標を持って努力すると、その効果がはかどります。その成果を挙げるには、どうすればよいか。たとえ短時間でも、意識的に、集中的に試みることです。目的達成のため厳しく進めますので、受講生の意欲と熱意、それに根性、根気を期待しています。おそらく、このゼミナールを修了すると、英語圏諸国の生活に、それほど苦もなく溶け込めるはずです。 |
カウンセリング論
年度 | 2009 |
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科目名 | カウンセリング論 |
教員名 | 浅野 いずみ |
授業概要 | 対人援助の基礎を重視しながら、カウンセリングの理論と方法、および技法の実際を学ぶ機会として、本講義を進めていきます。カウンセリングを学ぶことで、家庭、職場、交友などの場面でカウンセリングの考え方や技術を応用して、対人関係を円滑にし、さらには深めていくことを目標とします。 |
授業計画 | オリエンテーション カウンセリングとは カウンセリングの理論と方法 対人援助の基礎―自己の理解と他者の理解― コミュニケーション技法:演習 面接技法:演習 |
評価方法 | 以下の3点から総合的に判断します。1.出席状況・態度 2.レポート提出状況及び内容 3.定期試験 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | *卒業後の皆さんの進路では、社会人として、専門職としてさまざまに人と関わる場面が想定されます。その時々の対人関係を円滑にする術を得るきっかけとなるよう願っています。なお、演習を行なう機会もありますので、積極的な姿勢で出席していただきたいと思います。 *受講にあたっての注意事項 ○正当な理由がなく遅刻・欠席が3回以上になった時点で履修の継続はできません。 ○講義中の私語、携帯電話の使用(メ-ルの送受信などを含む)、教室の入退出、 飲食は禁止します。特に携帯電話は電源を切ってください。 |
英語コンプリヘンションA
年度 | 2009 |
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科目名 | 英語コンプリヘンションA |
教員名 | 福島 一人 |
授業概要 | 春学期に週2日開講されます。「読む」「書く」「聞く」「話す」の土台となる、英語の総合的な基礎事項の確認を行います。英文の基本構造の正確なとらえ方から始まり、辞書の使い方、文脈の中での単語、および熟語の適切な意味を把握する方法などの指導、また、比較的平易な英文を読んだり聞いたりしながら英語に親しみをもてるようにすることなどを目標とします。 |
授業計画 | 火曜はプリント演習を通して、発音や英語の構造 など総合的な基礎事項の確認を行います。 金曜は流麗で単純明快な文章ということで定評の あるMcConnellの『Understanding the United St ates』を読み、読解力の向上をはかると同時に、 アメリカ建国からの歴史を概観し、現代のアメリ カの抱える諸問題について考察します。 (火曜日) 授業のガイダンス 英語と日本語の相違・類似点 発音・発音記号A 文の種類・文型A 補文化A 動詞A 「時」と時制・相A 準動詞A 準動詞の「時」「主語」の表現 関係詞A 接続詞A 態A 転換練習 復習 (金曜) Preface History is Made of Dreams Dreams of Hope Dreams of Freedom America’s Identity Crisis The tradition of Waste The Lure of the Frontier From Conservation to Environment Awareness Will America Change? Liberty or Death The Divided House What Is Black, White, Red and Yellow? Racism: A Rising Risk? Women of Courage The Struggle for Equality Decline of the Family Wonder Woman Birth of an Economic Giant The American Work Ethic 復習 |
評価方法 | 毎回の出席を基本とし、積極的に授業に取り組む姿勢などを含めた出席点を40%、平常授業時のテストの得点を60%という割合で評価します。AA):出席点を含め、英検2級・TOEIC450以上の学力が十分ある。A):出席点を含め、英検2級・TOEIC450にほぼ近い学力がある。B):出席点を含め、A)には及ばないが英語の発音・基本構造などをある程度理解している。C):B)には及ばないが、出席点などから考慮してD)と評価するには忍び難い。D):出席点、平常授業時の得点から考慮して「合格」の評価を下せない。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 静かで、かつ、きびきびした授業を行います。毎回の授業で辞書を必ず持参して下さい。実際の生活の場で利用できる社会で要求される英語を身につける近道は、英語の基本構造をしっかり身につけ、できるだけ多くの英文を読むことです。毎日の積み重ねが大事です。この授業を大いに活用して効率よく英語を身につけて下さい。英検など資格取得を考えておられる方のお役にも立てると思います。 |
文化人類学
年度 | 2009 |
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科目名 | 文化人類学 |
教員名 | 青木 武信 |
授業概要 | 文化人類学は、フィールドワーク(現地調査)にもとづく異文化理解を通じて、人類について文化・社会的側面から探求する学問分野です。そうした文化人類学の基本的なものの見方・考え方を理解してもらうことが目標です。そのうえで、文化人類学の楽しさと文化人類学的視点の現代社会における重要性についても実感してもらいます。 授業は、担当講師の専門地域である東南アジア、とくにインドネシアの事例を中心に紹介しながら、平易に解説します。音楽資料、ビデオ映像などを多用し、フィールドワークを疑似体験するかたちで授業を進めます。また、ほぼ毎回、授業内容の理解度を測る小テストを実施します。 |
授業計画 | 文化人類学とはどのような学問か 文化とは何か 異文化理解(1):カルチャーショック 異文化理解(2):文化の多様性と普遍性 異文化理解(3):偏見と先入観 フィールドワーク(1):観察と対話、百聞は一見にしかず フィールドワーク(2):解釈と理解、見ればわかるか? 家族の文化人類学:家族は人類普遍か? 交換の文化人類学:なぜ人は贈り物をするのか? 宗教の文化人類学:日本人は無宗教か? 開発の文化人類学:開発援助は大きなお世話か? 環境の文化人類学:人間は環境とどうつきあってきたのか グローバル化時代の文化人類学 まとめ |
評価方法 | 小テスト(ほぼ毎回)30%、レポート(2~3回)30%、期末試験40%による総合評価。ただし、成績評価の基準は次の通り。AA)授業内容を正しく理解し、レポート・試験答案の内容が優れている、A)授業内容をほぼ正しく理解している、B)授業内容の理解がやや不十分である、C)試験、レポートの形式・内容とも若干の難点があるD)試験、レポートの課題をこなせていない。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 授業では文化にかかわるテーマについて、受講生の皆さん自身に考えてもらい、小テストやレポートに書いてもらいます。積極的な授業への参加を期待しています。 |