社会科・地歴科教育法 I

年度 2009
科目名 社会科・地歴科教育法 I
教員名 奥田 孝晴
授業概要 この講座では主に中学校「地理分野」・「歴史分野」と高等学校地歴科の学習指導要領の概説を解説し、内容を理解することを中心的課題とする。「歴史とは過去との対話である」とのE.H.カーの言葉を待つまでもなく、歴史教育の目標の一つは過去の経験から学び、それを今日/未来へと役立てることにある。また、地理教育は人間諸活動の基本的舞台となる各地域の特性を学び、文化芸術や生産流通などの営みの基礎を理解することに主眼がおかれる。いわば、人類を取り巻く「時空間」の総合的学習こそが地歴教育の醍醐味である。ことに将来の教員を目指す国際学部学生諸君にとっては、学部の他の専門科目との学際的勉強を通じて、ダイナミックでスケールの大きな「モノの見方」が獲得されることを期待したい。
授業計画 戦後日本の地理・歴史教育の変遷概説(~高校社会科時代)
戦後日本の地理・歴史教育の変遷概説(高校地歴科誕生以降)
中学校社会科「地理分野」・「歴史分野」カリキュラムの内容と構造
高等学校地歴科カリキュラムの内容と構造
「歴史」とは何か-歴史教育に関する諸学説(1)
「歴史」とは何か-歴史教育に関する諸学説(2)
「地理」とは何か-地理教育に関する諸学説(1)
「地理」とは何か-地理教育に関する諸学説(2)
教科教育法/授業実践例研究(1)
教科教育法/授業実践例研究(2)
教科教育法/授業実践例研究(3)
地歴科教育の国際比較研究(1)
地歴科教育の国際比較研究(2)
地歴科教育の国際比較研究(3)
まとめと総括
評価方法 出席、課題発表、期末レポートなどを総合的に評価する。(出席・課題:1/2、レポート:1/2)なお、レポート課題部分についての成績評価基準は次のとおり。AA)内容が非常に優れており、題意に良く対応している。A)内容が優れており、題意に良く対応している。B)内容は標準で、題意に沿っている。C)内容は乏しいものの、題意には沿っている。D)内容が乏しく、題意が踏まえられていない。
教科書
参考書
メッセージ 私が生まれ育った名古屋は江戸時代の尾張藩にあたります。18世紀の後期、その藩校「明倫館」を開いた人物は細井平洲という人で、米沢藩(山形県)の名君上杉鷹山の先生であったことでも名高い人です。その平洲の言葉に「師泣かずんば、弟子また泣かず」というものがあります。先生が真摯に学問を究め、真理に感動することがなければ、弟子の学問観・人生観に影響を与えることはできないという、ある意味で凄味のある言葉です。この境地までには行かないにしても、少なくとも教育者を自負する者にはその「裾野」に辿り着くだけの意地と情熱が必要が気がします。そう、「先生」を志す皆さんにも、また私自身にも・・・
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地域研究D(アフリカ)

年度 2009
科目名 地域研究D(アフリカ)
教員名 林 薫
授業概要 アフリカは貧困問題や地域紛争など多くの課題を抱えており、国連のミレニアム開発目標の成否を握る鍵となる地域である。このため、先進国や国際機関がさまざまな形で支援を展開しており。またアフリカ自身もNEPAD(アフリカ開発のための新パートナーシップ)の旗のもとに主体性・自助努力と互恵の精神のもとに課題に取り組もうとしている。日本もアフリカ諸国にODAを供与するとともに、アフリカ開発東京会議(TICAD)を3回にわたって開催し、2008年5月には横浜で第4回目を開催するなど重要な役割を果たしている。アフリカは多様性にとんでおり、北アフリカ・マグレブ、サブサハラ、南部アフリカでは様相も課題も大きくことなる。このことから、本講義では通常方法の講義のほか、可能な範囲内で開発の実務経験を有するプロフェッショナル(国際協力機構の専門家など)を何回か招聘し現場の生の姿にできるだけ迫り、受講者のよりリアリティーのあるアフリカ理解を形成することを目指す。この授業ではアフリカに関する基礎的な知識と認識を修得することを達成目標とする。
授業計画 アフリカの概観(1)人文(民族、文化、宗教)
アフリカの概観(2)歴史
アフリカの概観(3)アフリカアフリカの自然と環境問題
地域研究(1)ケニア
地域研究(2)タンザニア その他東アフリカ諸国
地域研究(3)エチオピア
地域研究(4)西アフリカ仏語圏諸国
地域研究(5)南部アフリカ(南アフリカ共和国、その他)
地域研究(6)マグレブ
地域研究(7)エジプトおよび中東
アフリカの紛争
アフリカの資源と国際関係
日本とアフリカとの関わり
日本のアフリカへの開発援助
(以上の授業計画は実際の学期授業予定回数・回次と一致するものではありません)
評価方法 出席および試験(授業中に実施)もしくはレポートで評価しますが、詳細は初回授業にて説明します。アフリカに関して十分な知識を獲得できたかどうか、アフリカが抱える諸問題について純分な理解力が獲得できたかどうか、アフリカに対する関心を高めることができたかどうかを評価基準にします。
教科書
参考書
メッセージ アフリカは日本から遠いところですが、アフリカの現実を知らずして世界を語ることはできません。アフリカの現実を見ることにより、われわれがどのような協力を行っていくべきかを考えたいと思います。
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国際経営論

年度 2009
科目名 国際経営論
教員名 那須 幸雄
授業概要 今日はグローバルビジネスの時代であり、企業は世界を舞台にビジネスを進めます。世界全体でなくて、一つの地域を対象にすることも含めて、海外での製造・販売・顧客作り、何カ国にもまたがっての企業活動は、国内でのそれとは質的に異なるものです。また国内で事業をしていても、海外から原材料を購入し、海外の顧客層を開拓します。この講義では、グローバルにビジネスを進める上での戦略、組織管理、異文化マネジメントを取り上げます。
授業計画 グローバルビジネスの基礎ー国際ビジネスの基本、国際経営の基本的視点ー
国際競争戦略ー業界特性と国際競争戦略、経営資源と国際競争優位、国際提携戦略、国際製品戦略とプロモーション、国際価格戦略と国際ロジススティクスー
グローバルマネジメントー国際経営組織、海外子会社コントロール、企業のグローバル化と国際人的資源管理、多国籍企業と異文化マネジメントー
グローバルCSR(企業の社会的責任)-多国籍企業の企業倫理、CSRの国際比較-
評価方法 出席状況、レポート提出(それがある場合)、受講の意欲、期末試験結果によって、評価します。期末試験は、テキストで行った内容について出題します(テキスト以外からは出しません)。出席を30%、期末試験の成績を70%とします。
教科書
参考書
メッセージ 国際経営は、グローバルビジネスの時代において、企業に入れば多くの人が体験するものであり、勉強する意味があります。この講義では、グローバルマネジメント全般を取り上げます(グローバルマーケティングに限りません)。
カテゴリー: 2009

ゼミナール IV

年度 2009
科目名 ゼミナール IV
教員名 藤掛 正邦
授業概要 卒業作品制作は4年間の学業の成果を自身に問い充実した作品を作ることを目的とする。まず、12月中旬に厚生棟2階の展示会で発表する。テーマは自由ですが制作意図のはっきりしたグラフィックポスター作品、広告作品を中心に制作する。さらに、1月中旬にA1サイズのポスター3枚とA4サイズの企画書にまとめ提出、卒論時期にパワーポイントで発表して単位修得する。
授業計画 卒業作品制作の検討会
企画・制作
企画・制作
企画・制作
中間作品検討会
企画・制作
企画・制作
中間作品検討会
企画・制作
企画・制作
作品検討会、作品提出
卒業制作展・作品搬入
卒業制作展・作品搬出、データ提出、作品集DTP制作
作品集DTP制作
評価方法 毎回の出席を基本とし、卒業作品評価で成績評価する。
教科書
参考書
メッセージ クリエーティブ能力の丸太を組んで筏を作ってください。社会に出ると否応なく激流にのまれます、落ちないようにバランスをとって筏で川を下ります、はじめは振り落とされないようにするのが精一杯です。1年目より2年目は楽です、3年目を過ぎる頃まわりの風景を眺める余裕ができます。さらに試行錯誤しながら自分に何ができるのかを模索しながら様々な経験をし川を下るわけです。33才から35才前後にひとつ専門分野を決めて下さい。そのころ川もだいぶ緩やかになっています。このまま筏に乗り続けると大海まで出て当ても無く漂ってしまうので筏をすて岸に上がり専門分野の山の頂上に向かい歩こう。ということで卒業作品は皆さんの筏です。ボンボヤージュ!よい旅を、幸運を祈ります。
カテゴリー: 2009

情報処理概論

年度 2009
科目名 情報処理概論
教員名 石井 信明
授業概要 情報システム学科に入学した学生諸君の中には、これまでコンピューターや情報処理になじみがなかった人も多いだろう。しかしこれからはそれらに関する科目を専門科目として履修しなくてはならない.また高校時代にそれらについて一応の知識を持つ機会があった人も、さらに高いレベルを追求するためにはもう一度基礎を整理し直すことが必要になるだろう。この授業の目的は、学生諸君がコンピューターに関して知識を持っていることを前提にしないで、今後専門科目を理解する際に役立つと思われるごく基礎的な知識を、バラバラにならないようできる限り体系的に身につけるのを支援する事である。授業ではまず情報処理システムとは何かを述べる。続いて情報処理システムを構成する重要な要素の一つであるハードウェアの概要とその機能の基礎を紹介する。おわりにもう一つの重要な構成要素であるオペレーティングシステムなどの基本ソフトウェアの概要とその機能の基礎を紹介する。 なお本授業では、「情報処理に関する基本的な知識を挙げ、説明することができる」、「ハードウェア、ソフトウェアに関する基本的な知識を挙げ、説明することができる」ことを達成目標とする。
授業計画 情報処理とは:データと情報
情報処理の進化と産業界での利用
コンピュータの基本(1):ハードウエアとソフトウエア
コンピュータの基本(2):データの表現とコード
情報処理演習(第1回):データ表現とアルゴリズム
ハードウエア基礎(1):ハードウエアの基本構成と進化
ハードウエア基礎(2):命令の表現方法とCPUの基本動作
ハードウエア基礎(3):記憶装置の構造と特性
情報処理演習(第2回):コンピュータの動作と制御
ソフトウエア基礎(1):プログラムの基本概念
ソフトウエア基礎(2):OSの役割と進化
ソフトウエア基礎(3):OSの基本機能 プロセス管理、メモリ管理、入出力管理、ファイル管理
ソフトウエア基礎(4):アルゴリズムの基本
情報処理演習(第3回):アルゴリズムの作成
情報処理概論総合試験
評価方法 授業の達成目標への到達度合いを定期試験により計測し、成績として評価する。出席は必要条件とし、成績への直接の反映は行わない。成績評価は次の通り。(AA)達成目標をほぼ90%以上満たしている。(A)達成目標をほぼ80%以上満たしている。(B)達成目標をほぼ70%以上満たしている。(C)達成目標をほぼ60%以上満たしている。(D)達成目標に対し、60%未満の達成度である。
教科書
参考書
メッセージ このような基礎的な科目では、基本的な事柄をきちんと理解し、自分のものにすることが必要です。疑問があれば、いつでも遠慮なく質問をしてください。 これまでの実績では、出席と成績には強い関係があります。毎回、必ず出席するようにしてください。
カテゴリー: 2009

論理学

年度 2009
科目名 論理学
教員名 須藤 和夫
授業概要 この講義で扱うのは形式論理学で、哲学的論理学ではありません。この意味での論理学は正しい推理のあり方を明らかにするものですから、これからどんな分野を勉強するにしても一度は学んでおくとよいでしょう。筋道をたてて言ったり書いたりすることは、国際化する現代社会ではますます必要になると思います。この授業では、まず西洋で発展したアリストテレス以来の伝統的論理学を学び、次いで現代の記号論理学の初歩を学ぶことにします。伝統論理学の中心は三段論法ですから、前半の授業はこれをめざして進みます。一方、現代論理学の出発点は命題論理ですから、後半の授業はこれが中心になります。最後に、蓋然推理にも触れてみたいと思います。以上によって正しい推理や誤った推理についての基本的な知識が得られますが、真理値分析などによって論理学そのものの面白さを経験できるならばなおよいと思います。なお、述語論理についても触れたいところですが、半期の授業ですから、触れる余裕はないと思われます。
授業計画 言語と論理。論理学の位置。論理学の課題。
概念と定義。内包と外延。区分と分類。
判断あるいは命題。命題の種類。
オイラー図とヴェン図。周延。
直接推理(1)対当推理。
直接推理(2)変形推理。
間接推理(1)定言三段論法の格と式、規則。
間接推理(2)定言三段論法の還元。ヴェン図による判定。
命題論理(1)記号とその意味。真理表の作り方。
命題論理(2)真理値分析の実際。
命題論理(3)仮言三段論法と選言三段論法。ディレンマ。
蓋然論理の考え方。まとめ。
評価方法 授業内容を理解できたかどうかは自分で実際に推理や記号を扱ってみなければ確認できませんから、毎回簡単な小テストを行いたいと思います。小テストの問題は教科書のものを使用します。出席はこの小テストの提出によって確認します。成績は出席と期末試験とによって総合的に判定します。ただし、1/3以上欠席した場合は試験資格を失うものとします。
教科書
参考書
メッセージ この授業には特に予備知識は必要ありませんが、数学のように毎回それまでの内容をふまえて進みますから、何よりも欠席しないことが大切です。また、教科書は頻繁に使用するので必ず買い求めて下さい。持っていないと毎回の小テストも受けられません。
カテゴリー: 2009

食品衛生学実験

年度 2009
科目名 食品衛生学実験
教員名 馬場 修
授業概要 食に関わる者にとって、安全性は最も重要な事項です。講義で学んだ食の安全を食品の微生物学的規格、食品添加物の規格試験を実験によって体験し、さらに理解を深めることを目的とします。
授業計画 食品衛生学実験のガイダンス、注意事項、レポートの書き方。
顕微鏡の使い方、細菌の観察。
油脂の品質試験(TBA値の測定、酸化の測定)〓。
実験操作法、無菌的取り扱いに関する講義。
培地の調製、実験用器材の準備。
細菌の染色(乳酸菌等)と顕微鏡による観察。
手指の洗浄試験。
空中落下細菌の測定。
細菌の観察。
細菌数の計測および解析。
スポンジ、布巾の細菌検査。
拭き取り試験による環境の細菌検査。
細菌の観察。
細菌数の計測および解析。
食品中の一般生菌・大腸菌群検査。
飲料水の衛生検査。
細菌の観察。
細菌数の計測および解析。
食品添加物の定量試験。
保存料の定量試験(試料の調製および抽出)。
発色剤の定量試験
保存料の定量試験(試料の調製および測定)。
食器の洗浄試験。
食品(乳・卵)の鮮度鑑別。
油脂の品質試験(TBA値の測定、酸化の測定)〓。
評価方法 レポート(クイズを含める;60%),出席(実験中の活動含める;40%)、等によって総合的に判断します。
教科書
参考書
メッセージ 自分で実験操作をして結果を出すのが実験です。実験の基本操作を忘れずに、安全に、正確に、迅速に、楽しく実験を行いましょう。
カテゴリー: 2009

ゼミナール I

年度 2009
科目名 ゼミナール I
教員名 石田 晴美
授業概要 財務会計の基本的な諸概念、現行会計基準、会計の国際的動向等、教員が与えたテーマについて学生が調べ発表する形式とテキストの輪読を交互に行う。各テーマでは、基本書・参考書の他、各種会計基準等の原本に必ず触れることを心がけている。全体として財務会計の理解を深めていくことが目的である。ゼミ在籍中に日商簿記3級に合格することがゼミ生に課せられる最低限の課題である。
授業計画 財務会計テキスト輪読
ゼミ生発表テーマ
会計基準のコンバージェンス
リース会計
減損会計
税効果会計
退職給付会計
金融商品会計
外貨換算
企業結合
新株予約権付社債・ストックオプション
キャッシュ・フロー計算書等
工事契約に関する会計基準
資産除去債務
内部統制報告制度
棚卸資産評価
評価方法 ゼミナールへの参加、授業への取り組み、課題の提出、日商簿記3級の資格取得等により評価する。無断欠席は認めない。
教科書
参考書
メッセージ ゼミは、学生自らが調べ考え、発表する場であることを肝に銘じてください。日商簿記3級程度の簿記の知識があることが前提ですが、「これから会計を学びたい」、「ゼミ在籍中に日商簿記3級に必ず合格する」という意志があれば、ゼミ入室にあたり、必ずしも十分な会計の知識の有無を問いません。将来、公認会計士・税理士等の会計専門職を希望する、あるいは興味がある学生を歓迎します。
カテゴリー: 2009

文章演習D

年度 2009
科目名 文章演習D
教員名 塚原 政秀
授業概要 分かりやすい文章を書くためには、書くことに慣れることが必要です。たくさんの文章を書くことによって書き方のこつが分かってきます。また、毎日、活字にできるだけ触れるよう努力させます。活字に触れる一番簡単な方法は、毎日、新聞を読むことです。新聞記事は文学作品とは異なり、短い文章で構成されており、5W1Hの中に事実が凝縮されています。読解力を養わなければ、良い文章は書けません。メディアリテラシーを養うためにも作文のテーマはできるだけ新聞を読んでいなければ分からないような今起きている旬のものを取り上げます。
授業計画 ≪授業ガイダンス≫
作文のテーマは必ず前の週の提示します。2008年秋学期のテーマを参考にしてください。時事問題を中心とするためテーマはそのときに応じて変わります。
解散総選挙
中山国土交通相辞任
要約第1回(金融危機の関する新聞の評論A)
要約第2回(金融危機に関する新聞の評論B)
金融危機
自衛隊航空幕僚長更迭
自己PR第1回
自己PR第2回か大麻汚染
雇用危機
この1年を振り返って
皇室
まとめ
評価方法 出席点重視。出席点は40%。あとは授業中に書く作文、小論文で評価。A,B,Cの3段階で、特に良くできた場合には「S」も付けます。テストはしない。
教科書
参考書
メッセージ 文章を書くことが楽しくなってくればしめたもの。そのためにも思いついたことを必ずメモしよう。素材がなければ、なかなか文章は書けない。メモは文章の源泉です。原稿用紙に鉛筆で書いてもらう。ボールペン、万年筆は不可。辞書類の持ち込みは電子辞書を含め可。むしろもってきてください。原稿用紙はB4の大きさのものを必ず持参すること。鉛筆はBか2Bの濃いものでしっかり書いてほしい。
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英語コンプリヘンションB

年度 2009
科目名 英語コンプリヘンションB
教員名 江連 敏和
授業概要 秋学期に週2日開講される。英語コンプリヘンションAと同じ教員が原則的に担当する。 英語コンプリヘンションAの「総合的な基礎事項の確認」を発展させた授業内容で、特に、「読む」「書く」の応用力の養成を行う。たとえば「読む」に関しては、速読を通し、文章全体の内容を把握することに重点を置く。映像、音声教材も積極的に取り入れる予定である。
授業計画 講読では、広義のビジネス、情報技術、広報に関する初歩的な文章を取り上げる。受講者の習熟度を考慮して授業を進める。授業は、講読に関しては資料を配布、基礎事項に関しては教科書を用いて、いずれも演習形式で行う。ガイダンスを除き、各回2週程度を予定している。
授業ガイダンス
IT企業の躍進(Googleなど)/ 比較
情報社会を考える / 疑問詞
Bad newsの伝え方(回収やサービス終了の告知、謝罪など) /
品詞の詳細(名詞、形容詞、副詞)
物語を読む / 名詞の詳細 (冠詞、接続詞)
自分で興味のある情報を得る(買い物、イベント、求人、観光地情報など) /
前・後期の復習、重要熟語・構文 1
演習: 自分で興味のある情報を得る/ 前・後期の復習、重要熟語・構文 2
後期学習内容のまとめと復習
上記の学習内容について過去では、my spaceの使い方、不祥事発覚後の企業の対応、ビデオゲームコンソールの発売にまつわる騒動などのトピックを扱った。学生一人一人が英語を自主的に使う機会を増やすようにしたい。前期同様、web siteなど様々な媒体の英語を扱う予定である。
評価方法 評価は、定期考査(中間・期末)の成績(各40%)、平常点、授業への貢献度、小テストの成績(20%)を総合的に判断して行う。基準は、AA)授業に積極的に参加・貢献し、小テスト、中間・期末考査で90%以上の点数を獲得した A)授業に積極的に参加・貢献し、小テスト、中間・期末考査で80%以上の点数を獲得した B)授業に参加・貢献し、小テスト、中間・期末考査で70%以上の点数を獲得した C)授業への参加・貢献がややとぼしいが、小テスト、中間・期末考査で、60%以上の点数を獲得した D)授業への参加がとぼしく、小テストや定期考査の点数も60%未満であった、とする。
教科書
参考書
メッセージ この講義の目標は、「自分がなぜ英語を勉強するのか」という動機を皆さん自身で見つけることだ。授業で扱う題材については、ある程度柔軟に対応する予定である。授業は、皆さんの意見を紹介したり、皆さん自身で作業してもらう時間が中心となる予定である。ぜひ、積極的に授業に臨んでほしい。また、英検やTOEICなど資格試験合格・スコアアップのための勉強方法にも触れる。辞書は毎回必ず持参すること。
カテゴリー: 2009