環境衛生学

年度 2006
科目名 環境衛生学
教員名 岩井 秀明
授業概要 社会医学である衛生学は、人間の日常生活と関わる衣・食・住・土・水・大気・気象など様々な要因を研究し、健康で安全な日々を送ることを目的に体系化された化学である。その中には、食品衛生学・精神衛生学・労働衛生学・環境衛生学・被服衛生学などの専門分野が含まれている。この衛生の文字が保健に置き換えられることが多くなり、地域保健学・歯科保健学・老人保健学・こころの保健学、産業保健学など、人を中心とした内容の科目が開講されるようになってきている。環境について世の中が大きく変化しつつあることの一端である。衛生学の名を残す環境衛生学の原点は公害と屋内環境である。この講義では既にアテネ・スパルタの都市国家の頃から健康を脅かす社会現象として報告されている公害と環境汚染、現代の課題である環境ホルモン、化学物質不耐性症(過敏症)を中心に解説する。現代は技術革新により大量生産、大量保管、大量流通、大量消費の時代となっている。毎日の生活が快適、便利になった一方で、廃棄物への対応に努めなければならなくなってきている。法律、行政、政治、研究を関連させて健康に関連する環境問題を中心に解説する。
授業計画 講義では、水銀・カドミウム・臭素・農薬・ベンゼン・有機スズ・レジオネラ属菌、O157腸管出血性大腸菌、石綿など、健康を害した環境汚染・因子について、また、新しい分野の研究成果、たとえばホルムアルデヒドなどの屋内環境微量汚染化学物質、化学物質不耐性症(過敏症)、音環境や景観などの環境快適感の具体例について、解説する。
評価方法 出席及び期末試験により評価
教科書
参考書
メッセージ 21世紀は環境の時代と言われている。現在は微量化学物質問題が話題になっているが、皆さんの活躍する時代には栄養、運動も生活習慣病との関連から、重要な環境因子となると考える。又、予防としての環境教育も含め、国際的な視点からも環境問題を考えていただきたい。
カテゴリー: 2006

出版演習Ⅰ

年度 2006
科目名 出版演習Ⅰ
教員名 竹内 修司
授業概要 雑誌とは何かをハード、ソフトの両面から教えつつ、受講生が協力して一冊の雑誌をつくり上げるまでの基礎を実習する。用紙、版型の選択、テーマの選定、企画の発想、取材、インタビューなどの技法、ヴィジュアル要素の扱い、執筆依頼、原稿作製、割り付け、入稿、校正、校了の過程を実際に作業することによって、受講生のメディアリテラシィを深める。
授業計画 時限ごとに上記のプロセスをステップ毎に教え、受講生に実行させてゆく。とくに出欠を厳しくしないが、出たり出なかったりでは、総合的な理解は得られないことに留意。
評価方法 受講生の理解度、企画力、企画実現能力、取材力、チームワーク能力などをあわせ、評価する。
教科書
参考書
メッセージ マスコミ、出版の分野をとくに志望しない者でも、メディアの成り立ち、製作過程を実地に学ぶことは、社会人としておおいに役立つだろう。一般企業でも広報・PR部門や社内誌編集部門などで、この講座で習得した実務知識はさまざまに応用できるだろう。
カテゴリー: 2006

公衆衛生学B

年度 2006
科目名 公衆衛生学B
教員名 岩井 秀明
授業概要 公衆衛生学分野の一つである人口問題から入る。人口問題では現代の少子化や高齢社会からくる人口構造の変化による諸問題について考える。次いで環境衛生では我々の日常の生活環境をとりまく空気の化学的作用や物理的作用の人体への影響について、さらに飲料水の衛生学的意義と浄水法、また汚物(下水やし尿)の処理、ごみの焼却処理に伴うダイオキシンの問題点、産業廃棄物や感染症廃棄物の処理法について言及する。住居では暖房と冷房、換気と証明の在り方について考える。公害問題では大気汚染や水質汚濁、感情公害(騒音、悪臭、振動)の問題点、最後に地球規模の環境問題としての地球の温暖化の現状とその対策、熱帯雨林の減少と砂漠化の問題、オゾン層を破壊するフロンの利用価値とその問題点などについての理解度を深める。
授業計画 人口問題について
イ.人口静態統計
ロ.人口動態統計
空気について
イ.化学的作用(O2、N2、CO2、CO)
ロ.物理的作用(温度、湿度)
ハ.赤外線、紫外線の作用
飲料水について
イ.衛生学的意義
ロ.浄水法
廃棄物処理
イ.活性汚泥法(下水)
ロ.産業廃棄物、医療廃棄物の処理
住居の衛生について
イ.暖房と冷房
ロ.照明と換気
公害問題について
イ.大気汚染と水質汚濁
ロ.感情公害(騒音、振動、悪臭)
地球規模の環境問題について
イ.フロンの利用と問題点
ロ.温暖化、熱帯雨林の減少、砂漠化
評価方法 学期末定期試験
教科書
参考書
メッセージ 栄養士から管理栄養士を目指す人にとって公衆衛生学A、同Bは重要な科目である。「自分の体は自分で守る」そのために、日常生活においてどのようなことに注意する必要があるのかを理解することにより、自分だけでなくその周囲のヒト(栄養士として入院患者、高齢者、学校集団に対して)の健康に対して配慮すべき知識を獲得してほしいと願う。
カテゴリー: 2006

専門ゼミナールⅠ[CM]

年度 2006
科目名 専門ゼミナールⅠ[CM]
教員名 小坂 勝昭
授業概要 このゼミでは環境ビジネスの重要性について認識することを学ぶ。環境問題の深刻化が私たち人類に要求する環境保全および、人間生存のための施策、ポリシーには種々のものが考えられる。空気、水の浄化はもっとも基本的な要件であり、ドイツのコジェネラーションの取り組みは日本でも今後、同様の活動が期待される。こうした環境対策の方法を資本主義市場のメカニズムを理解することから考察していきたい。
授業計画 1.環境保護の考え方の大切さ。
2.環境ビジネスの今後の重要性。
3.環境再生はビジネスになりうるか。
4.環境企業の研究。
5.環境経営とは何か。
6.環境倫理と環境ビジネス。
評価方法 平常点。出席重視。ゼミの行事には積極的に参加すること。
教科書
参考書
メッセージ 環境問題の文献はいまや膨大な量に達しているのですべてのものに目を通すことは困難であるが、出来るだけ努力してほしい。
カテゴリー: 2006

公衆衛生学A

年度 2006
科目名 公衆衛生学A
教員名 岩井 秀明
授業概要 公衆衛生学は疾病を予防し、国民の健康を増進させることである。そこでまず予防医学とは何か、そのために日常生活でどのようなことに心掛ける必要があるのかと言う考えから入る。次いで感染症にかからないために、感染症を引き起こす病原体がヒトからヒトへ移る方法として感染源や感染経路について理解し、さらに病原体が体内に侵入しても発病を防止するためのワクチン対策についても言及する。その他女性として妊娠初期の感染が奇形児の出産をもたらす風疹やトキソプラズマ症の問題にもふれる。また社会福祉とその概念についても解説する。社会福祉は国家から補助を受けている者、身体障害者、その他自立してその能力を発揮できるよう必要な生活指導を実施することである。
授業計画 予防医学について
イ.第一次予防、第二次予防、第三次予防
疫学、疫学的調査法について
イ.前向き調査、後向き調査
ロ.相対危険度、寄与危険度
スクリ-テング・テストについて
イ.敏感度、特異度
ロ.有効性の判定
感染症の疫学について
イ.感染とは
ロ.感染源
ハ.感染経路
ニ.感染性のあるヒト
ホ.一類感染症~四類感染症
感受性対策について
イ.感受性指数、不顕性感染
ロ.ワクチンによる予防対策
妊娠と関連性の深い疾病について
イ.風疹、トキソプラズマ症
エイズについて
イ.HIV感染経路
ロ.エイズ予防教育
評価方法 学期末定期試験
教科書
参考書
メッセージ 栄養士から管理栄養士を目指す人にとって公衆衛生学A、同Bは重要な科目である。「自分の体は自分で守る」そのために、日常生活においてどのようなことに注意する必要があるのかを理解することより、自分でなくその周囲のヒト(栄養士として入院患者、高齢者、学校集団に対して)の健康に対して配慮すべき知識を獲得してほしいと願う。
カテゴリー: 2006

社会システム論

年度 2006
科目名 社会システム論
教員名 小坂 勝昭
授業概要 社会を構成する主要な変数の相互依存関係をシステムと考える発想は、1950年代のホマンズ、パーソンズ、マートン、などの古典的なシステム分析から研究が始まっている。こうした古典の研究から比較的最近の業績まで見ていくことにする。基本の学習が一番大切と考えている。
授業計画 本源的機能主義の方法。
ホマンズの社会システムの概念。
行動理論とシステム理論。
パーソンズの機能主義的方法。
パーソンズの4機能パラダイム。
パーソンズ以降のシステム理論の動向。
評価方法 出席とレポートから評価したい。
教科書
参考書
メッセージ
カテゴリー: 2006

社会調査Ⅰ

年度 2006
科目名 社会調査Ⅰ
教員名 八ツ橋 武明
授業概要 社会調査は社会状況・意見分布などを科学的に正しく把握(計測)するための唯一の方法で、社会学関連研究の実証的手段であるにとどまらず、世論や社会意識、視聴率、広聴、市場調査など、実用面での用途は多い。しかも最近ではパソコン応用が拡大し、従来は個人では不可能であった集計・分析が、個人レベルで簡単に出来るようになって来た。このため学生諸君にとっては、大学の学習・研究や社会へ出て活躍する際の身近で有力な武器となってきている。 そこで広報学科では「社会調査Ⅰ」をはじめとする一連の社会調査関連科目を設け、社会調査の能力涵養を意図している。「社会調査Ⅰ」は一連の社会調査関連科目の理論編で、他の科目は主に演習編である。理論編の知識と演習編の知識・技能を修得すると、一定の水準の調査を実施する素養が育成される。この授業においては、社会調査の社会的役割と効用を概観し、その意義を確認するとともに、社会調査の方法論、実施するに際しての注意点、調査の限界・誤差や問題点を解説する。具体的には下記の授業計画で展開される。
授業計画 社会調査には量的な調査と質的な調査があるが、今回の授業では応用範囲が最も多く、方法論の確立の度合いが高い量的調査を中心として、授業を組み立てる。
授業ガイダンス
社会調査の事例と効用
調査研究事例の報告
調査の手順
調査テーマ/仮説の作り方
調査票の作成法1
調査票の作成法2
調査技法
サンプリング(標本の選定)1.発展過程と教訓
サンプリング2.標本分布と抽出の理論
サンプリング3.現在の主な抽出法
調査票の回収と検査・入力
調査データの集計法1:記述統計と様々な集計
調査データの集計法2:相関係数と多変量解析の集計
調査方法と信頼性
評価方法 期末試験を重視するが、途中での課題・レポートの提出物も加算する。
教科書
参考書
メッセージ ①最近出来た資格「社会調査士」に関心がある学生は、http://www.bunkyo.ac.jp/~yatsuha/ を見て下さい。②社会調査は科学である。調査には科学でないものも多い。その様な情報に惑わされない視点を育てよう。 ③学生諸君は一連の科目の履修後に、その技術を卒業研究などの実際の調査で活用して欲しい。そこでは自分が作ったデータの頼り甲斐の強さとともに、調査活動が社会を見る諸君の視点の開拓に大きく貢献していることに気がつくであろう。
カテゴリー: 2006

調査集計法Ⅰ

年度 2006
科目名 調査集計法Ⅰ
教員名 八ツ橋 武明
授業概要 この授業は、社会調査のデータ集計法の学習の第1段階である。広報学科では「社会調査Ⅰ」で理論を学び、「社会調査Ⅱ」で調査の実施(演習)を学ぶが、その前段階で調査データの集計法と、さらに集計結果を分かり易くグラフ表現する方法を学び、その後に「社会調査Ⅱ」に行くようになっている。集計にコンピュータ利用は不可欠で、そのためにこの科目の内容は、集計に便利なソフトウエアの使い方を学ぶことでもある。ソフトウエアとしては世界中で最も広範に利用され、評価を得ているSPSSを使う。統計処理ソフトを利用出来れば、いくらデータが膨大でも、集計分析はいとも簡単に出来る。その簡単さに諸君は驚くことであろう。 これに加えて、統計的解釈と議論の限界の見方を学ぶ。統計学の学習が先にあるのではなく、調査データの集計と解釈が先にあり、それに必要な範囲で統計を並行的に学習する。 この科目だけで、通常の調査データの集計と解釈に必要な方法を修得する。履修した諸君は、データの集計がもたらす自分の能力の拡張に自信を深め、さまざまなデータの集計を試みることであろう。 教室は電算教室を使う。実際に集計しながら授業を進めるので、授業外での課題の実施が必要になる。なお5セメスターの履修科目の「調査集計法Ⅱ」は「調査集計法Ⅰ」を必須の前提としている。
授業計画 ここでは統計の学習は少な目にして、数Ⅰまでの広報学科学生でも調査データの集計が出来るようにすることが、この授業科目設置の狙いである。
講義ガイダンス
データの入力と編集1
データの入力と編集2
単一回答の度数分布
多重回答の度数分布
単一回答のクロス集計1
単一回答のクロス集計2
多重回答のクロス集計
グループの平均1
グループの平均2
総合演習1:別データによる各種集計
総合演習2:別データによる各種集計
総合演習3:論文に見る表・グラフと集計法の関係
総合演習4:相関係数と相関関係・疑似相関事例
総合演習5:質的データの作成と量的データとの比較
評価方法 期末テスト重視であるが、途中での宿題・課題の提出物も加算する。
教科書
参考書
メッセージ ①最近出来た資格「社会調査士」に関心がある人は、http://www.bunkyo.ac.jp/~yatsuha/ を見て下さい。②社会調査を実施するには不可欠な素養です。理論と同時に、実用的な能力として の価値が大きく、授業の成果がすぐに現れることを感じます。③方法の履修は積み重ね的に進行するので、欠席すると理解不能となり脱落します。
カテゴリー: 2006

マルチメディア論

年度 2006
科目名 マルチメディア論
教員名 高島 秀之
授業概要 情報メディアとしてのマルチメディアは、高度情報通信社会を読み解くキーといえよう。マルチメディア全般にわたり、幅広く講義する。古典的テレビメディアから新しいマルチメディアへの進化を探さぐり、マルチメディア社会の光と影について考察する。
授業計画 マルチメディアとは
マルチメディアと著作権
テレビの消える日(放送と通信の融合
テレビゲームの世界
多線多節型シナリオ
ジョン・フォン・ノイマンから~
~ビル・ゲイツまで
ネットワーク社会
国家とインターネット
IT国家シンガポール
デジタルデバイド
デジタル社会の光りと影
モバイル
デジタル・アーカイブ
まとめ
評価方法 授業時間内で随時課題や作品提出を求めるとともに最終授業時に課題を出し、小論文作成を課す。
教科書
参考書
メッセージ マルチメディア入門編と理解されたい。つまり、現代社会を読み解くキーワードとして「マルチメディア」とは何かを理解する。マルチメディア表現論と合わせて受講を薦める。受講者が多い科目なので予備登録科目とする。広報学科の学生を優先し、その他学科、学部はオーバーした場合抽籤で総計300人まで受付ける。放送論Bとあわせて受講することを薦める。大人数の授業なのでインターラクションは難しい。あらかじめ断わっておく。
カテゴリー: 2006

日本事情

年度 2006
科目名 日本事情
教員名 清水 道子
授業概要 日本人の日常の生活、文化、歴史、年中行事について考察することによって、日本人の考え方や生き方をよりよく理解することを目的とする。学生による発表を中心に授業を進めていく。
授業計画 生け花/花火/和歌/和菓子/歌舞伎/カラオケ/団体旅行/畳/浮世絵/能/おみくじ/温泉/マンガ/満員電車/源氏物語/富士山/文楽/天皇/愛想笑い/茶道/桜/酒/結納/自動販売機/神道/地震/受験戦争/正月/日の丸/日本国憲法/ひらがな/制服/すし/相撲等
評価方法 出席、発表、レポートによる評価とする。
教科書
参考書
メッセージ テーマは、学生の興味のあるものも取り上げたいので、追加もあり得る。テーマについての意見を求めるので、準備をして積極的に臨んでほしい。また発表者は、必ず発表資料を作成すること。
カテゴリー: 2006