教育実地研究

年度 2009
科目名 教育実地研究
教員名 柳生 和男
授業概要 教育実地研究年間指導計画に基づいて、その意義や心得、当該の高等学校における教育課程について学習します。また、各高等学校での実習に備えて指導案の作成、模擬授業の実施、生徒指導・進路指導の方法に関する演習等を実施していきます。さらに実習終了後において体験発表の機会を設けるなどして教職への理解と動機づけを深めます。
授業計画 教育実地研究年間指導計画に基づいて、その意義や心得、当該の高等学校(1)教育実習の意義・心得・準備
(2)教育関係法規 【教育基本法・学校教育法・同施行規則・地方公務員法他】
(3)学校の組織と校務分掌
(4)教育課程I 【始業・終業~全体計画・年間指導計画他】
(5)教育課程II 【特別活動他】
(6)教育課程III 【総合的な学習他】
(7)生徒指導I 【青年期における個の理解と方法/集団の理解と方法】
(8)生徒指導II 【問題行動の理解と方法】
(9)生徒指導III 【高等学校における教育相談の意義と実際】
(10)進路指導 【進路指導の理論と実際】
(11)指導案の構成と作成の手順
(12)指導案の作成 【教材の選定・教材の研究・その他】
(13)模擬授業の実施
(14)模擬授業の実施
(15)教育実習の体験発表
評価方法 (1)出席率及び受講態度 (2)筆記試験
教科書
参考書
メッセージ 演習及び小筆記試験を実施しますので欠席しないことが大切です。実習校では一人前の教員として活動できるようにこの時間を通して鍛え上げます。教職を目指すことを前提に講義や演習を展開しますのでしっかり身につけてください。また、毎回配布する資料は教員採用試験を念頭に作成していますので予習と復習を怠らないように頑張ってください。
カテゴリー: 2009

教育心理学

年度 2009
科目名 教育心理学
教員名 柳生 和男
授業概要 本講義では、教職課程を選択する学生を対象としていることから、学習と指導に重点をおいた形で展開する。
教育が児童生徒の適応行動をいかなる方法によって改善し、成長発達を促すかについ学校現場の多様な場面を視点において論じていきます。
児童生徒の知的・技能的・情緒的・社会的行動の改善を能率的にいかに行うか、実際の指導に直面したことを想定しつつ具体的に学習する。
授業計画 1.教育心理学の課題 【今日的課題に対する意味と内容】
2.発達と教育【発達の一般的傾向・素質と環境・動機づけ】
3.学習と指導【知覚発達・連合学習・概念学習・法則学習】
4.問題解決学習【問題解決学習の科学的方法・学習者の構え】
5.技能学習とレディネス【練習効果の転移・報酬・指導の時期と量他】
6.態度の形成 I 【態度の学習・学校の影響力・家庭/社会/集団の影響力】
7.態度の形成 II 【威光と信頼性・積極参加・議論構成】
8.性格の形成 I 【気質・性格・個性】
9.性格の形成 II 【適応・不適応・役割の学習】
10.集団の心理 I 【集団形成の要因・集団の型/特質】
11.集団の心理 II 【地位と役割・社会性の発達・教師の役割・教師主導型いじめ】
12.教育評価【観察記録による評・品等法・準テストによる評価・WISC- III ・K-ABC/ソシオメトリックテスト他】
13障害を抱える生徒の発達と心理 【支援指導の意義・対象・指導プログラムの立案/査定法・発達の特徴】
14.問題行動生徒の心理 I 【性格・精神・身体等】
15.問題行動生徒の心理 II 【非行・不登校他】
評価方法 (1)筆記試験 (2)筆記成績に加えて出席率と受講態度で総合的に評価する。
教科書
参考書
メッセージ 現代は教育現場の変化が激しい時代を迎えており、教育に関する新しい概念や方法が数多く生まれては消えていく中で、教員自身ですらややもすると児童生徒の発達や成長の基本を忘却の彼方に置いてしまいがちになる。
教育心理学は教育原理と並んで教職の学生にとっては最も重要で且つ基礎基本であるという認識で臨んでほしい。
カテゴリー: 2009

フィールド調査演習

年度 2009
科目名 フィールド調査演習
教員名 青木 武信
授業概要 国内外にかかわらず、国際協力、村落開発、観光開発・協力などの実務、あるいは、それらに関する研究を行う上で、フィールド調査により対象地域のコミュニティーについてその性質を明らかにすることは不可欠です。そうしたフィールド調査法の基礎と調査の実践的ノウハウを学びます。まず、フィールド調査の意義とその手法の基礎について、基本参考文献を通して学にます。そして調査の準備から、現地での資料の収集方法、インタビュー対象者の選定およびインタビュー方法、フィールドで得たデータの分析方法、研究論文・報告書へのまとめ方までを、受講生各自の研究テーマに合わせて、実践的に学んでいきます。
授業計画 フィールド調査の意義
フィールド調査の種類と特徴
フィールド調査の実際(1):異文化でのフィールド調査(文化人類学)
フィールド調査の実際(2):日本でのフィールド調査(民俗学・社会学)
フィールド調査の実際(3):開発プログラムとフィールド調査
フィールド調査の手法(1):調査の目的と方法の選択
フィールド調査の手法(2):調査の準備
フィールド調査の手法(3):フィールドでの観察とインタビュー
フィールド調査の手法(4):フィールド・データの解釈と分析
フィールド調査の手法(5):2次資料の利用(統計資料など)
フィールド調査の手法(6):調査者の倫理と責任
フィールド調査の実践(1):研究テーマと調査方法の選定
フィールド調査の実践(2):2次資料の収集
フィールド調査の実践(3):リサーチ・プロポーザル作成
評価方法 毎回の出席を基本とし、授業中の活動を含めた出席点を30%、期末のリサーチ・プロポーザル・レポート70%の割合で評価します。ただし、成績評価の基準は次の通り。AA)形式に不備がなく内容が特に優れている、A)形式に不備がなく出題意図に応じた内容である、B)形式は満たしているが内容がやや不足である、C)形式・内容とも若干の難点がある、D)課題がこなせていない。
教科書
参考書
メッセージ 修士論文にむけて、フィールド調査を予定している院生の受講を待っています。
カテゴリー: 2009

ゼミナール III

年度 2009
科目名 ゼミナール III
教員名 惠羅 博
授業概要 コンピュータ・サイエンスの発展に伴い、それを支援する目的で、あるいはその影響を受けるかたちで、この半世紀の間、数学の世界に多くの新しい領域が生まれ、現在も猛烈な勢いで発展しつつある。そのような領域の多くは、離散数学と呼ばれる分野に集中している。このゼミナールでは、離散数学の中でも重要なグラフ理論の初歩的な概念と応用例を学ぶ。授業の進め方は輪講形式で、テキストの講読と演習問題を行う。受講者の自発的な探究心を育てるとともに、プレゼンテーションの訓練も目的の一つとしている。予備知識として必要なレベルは、高校数学の数I、数A程度である。
授業計画 グラフの彩色
グラフの染色度の概念とその応用を学習する。
グラフの連結度
グラフの連結の「強さ」の度合いを表す連結性の概念を理解し、その応用を学ぶ
同型性と変換群
グラフの同形の概念を理解する。また、グラフの間の変換群について学習する。
再構成問題
未解決問題として有名なグラフの再構成問題について学習し、問題の困難さを洞察する。
グラフのデータ構造とアルゴリズム
グラフ上の問題をコンピュータプログラムで解決するにあたって必要な概念や手法を学ぶ
評価方法 毎週のゼミナールでの発表内容と受講態度により評価する。基礎概念の理解ができていればC以上、簡単な応用問題を処理できればB以上、いくつかの重要な定理、公式などを理解し数理的な考察力を習得していればA以上、という基準で評価を行う。
教科書
参考書
メッセージ グラフ理論の世界は極めてパズル的な知的な世界です。考えることが好きな人の挑戦を待っています。
カテゴリー: 2009

教育実習(中学)

年度 2009
科目名 教育実習(中学)
教員名 赤坂 雅裕
授業概要 教職課程の学習で身につけた知識や理解を基にして、実際の中学校における教育活動全体を体験的に学習する。各学生は各実習校において担任、各分掌担当者、教頭、校長から直接に指導を受けながら生徒達に対する指導の一部分あるいは全部を担当する。実習計画に基づいた実践と評価が本講義・演習の中心的活動となる。
授業計画 教育実習の意義と心得 【愛情のない教師は即座に見抜かれる】
教育関係法規 【教師の地位はどの法律に規定されているか】
学校の組織と校務分掌 【学校全体がどう動いているかを掴め】
生徒理解の意義と方法 I 【登下校のあいさつを実践しよう】
生徒理解の意義と方法 II 【生徒との心理的距離/タメ語はなぜだめか】
環境観察のポイント 【校舎環境と教室環境で教師の質を掴め】
授業観察のポイント 【授業者の動きを掴め】
教材研究のポイント 【教材研究が授業の成否を決める】
生徒の実態把握のポイント 【生徒の実態把握が授業の成否を決める】
指導案の作成 【作成方法の実際】
研究授業 【主体的に取り組む精錬授業の実際】
生徒指導の実際 【生徒の心を掴め/生徒指導主任の背中を見よ】
学級経営への参加 【生徒達にどれほどの土産を置いてこれるか】
研究研修への参加 【課題に取り組む教師の姿勢から学べ】
教育実習記録の作成 【君の感動は生徒にとってもかけがえのない感動である】
評価方法 (1)出席率・受講態度等の評価(2)実習校からの評価(3)教育実習記録の評価(4)最終年次にて単位認定を行う
教科書
参考書
メッセージ 学校の目線から見ると、教育実習生の中には明日からでも教員として仲間としたい人材がいることがある。一方、労力と時間と精神の浪費を教師達に強いる学生もいる。本学の実習生は必ず前者となるように鍛え上げた上で実習へ参加させる。生徒にとっては、ベテラン教師も教育実習生も同様に「先生」である。むしろベテランにはない若さや失敗を恐れない活動性が生徒に大きな影響を与える実例も多い。学校には様々な仕事が待っている。職員室で座っているような実習生はいらない。指示されて動くのではなく、積極的に体を動かして学校の全容を吸収してほしい。校長や教頭、周囲の先生方は実習生の活動ぶりをしっかり観察している。こんな人がほしい、こんな人が教採試験を突破してほしいとの評価を得ることは教職に就く就かぬに関わらず君の人生に貴重な体験となる。健闘を祈る。
カテゴリー: 2009

日本語C

年度 2009
科目名 日本語C
教員名 野村 美穂子
授業概要 日本の大学に入学したからには当然基礎的な日本語力はあるはずであるが、上級学年に進むに伴い、専門的な授業も増え、レポートなどを書く機会も多くなる。「日本語C」では、①まとまった日本語を耳で聞いてその内容を正確に把握できるようになることと、②述べたい内容を論理的に伝える文章を書くために「日本語らしい日本語」の表現法をしっかりと身につけることを目標とする。①については、「外国語である日本語の講義を集中して聞く」力を養うために、歴史や文学、人口問題などに関する講義の録音資料を用い、長い聴講に耐える耳を鍛えるとともに日本社会の諸事情に関する基礎知識を得る。②については、日本語能力試験1級レベルの文法・語法を再点検していく。
授業計画 オリエンテーション
日本の歴史
東京の歴史と地理
日本の近代化と文学
人口問題
現代日本の家族問題
丙午
日本国憲法
日本の裁判制度
現代日本の社会における紛争解決
法と生活
家族と法
日本における犯罪と法
評価方法 出席点10%/平常点(受講態度など)20%/中間試験30%/期末試験40%
教科書
参考書
メッセージ とにかく欠席しないこと。小クラスのため出欠は一目でわかる。遅刻も良くないが、欠席するよりはまし。この授業はいろいろなテーマを扱うので、日本・自分の出身国・ほかの留学生の出身国の事情を相互に比べて考えるよい機会ともなる。少々発音が悪かったりことばのつかい方がおかしかったりしても、各テーマの講義内容を理解してそれに関する自分の意見や感想を日本語で堂々と言えるようになれば、あなたは立派な日本語話者であると言える。
カテゴリー: 2009

翻訳入門

年度 2009
科目名 翻訳入門
教員名 未定
授業概要 教育支援課にお問い合わせ下さい。
授業計画 教育支援課にお問い合わせ下さい。
評価方法
教科書
参考書
メッセージ
カテゴリー: 2009

CALL101(TH5)

年度 2009
科目名 CALL101(TH5)
教員名 阿野 幸一
授業概要 CALL(Computer Assisted Language Learning=コンピュータ利用の外国語学習)教室の機能を利用し、リスニング・スピーキングを中心として総合的な英語力向上のための演習が中心の授業です。 音声としての英語に慣れ、高校までに習得した語彙や文法を使って、英語で発話することへの抵抗をなくすことを目指し、情報の伝達をできるようにします。アルク・ネットアカデミー(リスニングコース)を主教材とし、様々な方法を用いてのリスニング力とスピーキング力の強化を行います。発音はサウンドファイルを用いて、自分の英語スピーチを録音しながら、音読やシャドーイング練習をとおして、音声面での強化をはかります。コミュニケーションの面では、比較的易しいトピックに関して、質問ができ、英語で短いスピーチができる力を目指します。
授業計画 ・ CALLシステムを用いたペアによる口頭会話練習
・ アルク・ネットアカデミーの教材を利用したリスニング練習(Unit 1-Unit 25)
・ CALLシステムを用いた音読・シャドーイングによるスピーキング練習
・ 学習した教材内容についてのグループ・ディスカッション
・ 身近な話題についてのスピーチ発表
・ CASEC受験
評価方法 出席・活動参加状況50%、 授業中に行う課題(スピーチ、小テスト、CASEC)30%、授業時間外での課題(アルク・ネットアカデミー)取り組み状況20%
教科書
参考書
メッセージ 毎回の授業では、日常的な話題から時事問題まで多様な英語を聞き、話すことによって、たくさんの英語に触れながら皆さんの英語力を伸ばすことを目指します。このため、授業への出席と積極的な活動への取り組み、及び授業時間外での課題をしっかりとこなしていくことが極めて大切です。CALLシステムを最大限に利用して、英語に親しみましょう。
カテゴリー: 2009

CALL102(TH3)

年度 2009
科目名 CALL102(TH3)
教員名 駒井 一仁
授業概要 CALL(コンピュータ利用の外国語学習)教室にてパソコンを利用し、リーディング・ライティングの英語力向上のための授業を行います。スキミング、スキャニングなどリーディングストラテジーを学びリーディング向上の手助けとします。ライティングにおいては、身近な話題に関して1つの段落が書けるように学習していきます。 ネットアカデミー(リーディングコースUnit 1~25)を教材として用いて、音読練習をして単語や文法の知識を定着させ、その知識を使って会話練習、文章を書く活動、スピーチ活動を通してリーディング力とライティング力の強化を行います。
授業計画 オリエンテーション
授業で使用するソフトウェアの使用方法の説明
口頭会話練習
ネットアカデミーの教材を利用した読解演習(Unit 1~Unit 25)
CALLシステムを用いたリスニング・音読・シャドーイングによるスピーキング練習
学習教材についてペア練習、会話練習
学習教材のトピックに関するグループ・ディスカッション
学習教材の英語による要約
学習教材のトピックに関してのエッセイ・ライティングとスピーチ・プレゼンテーション
コミュニケーションのための文法学習
評価方法 授業中の積極的な活動参加(プレゼンテーション、スピーチ、シャドーイング、会話)50%レポート、確認テスト30%、授業時間外での課題(ネットアカデミー)20%
AA:非常に優れている、A:指定した要求水準である、B:指定した要求水準は満たしているがやや不十分な部分がある、C:指定した水準に対して若干の難点がある、D:指定した要求水準が満たせていない。
教科書
参考書
メッセージ コンピューターを使用した英語学習を通して英語を読む能力、書く能力を伸ばすことを目標とします。身の回りの日常的な話題から時事問題まで興味深いさまざまな英語を読みます。リスニングや音読活動を通して文章への理解を深めていきます。応用として学習したことを使って英語で表現する活動や意見を発表する活動を行います。授業に積極的に参加して学習することにより英語の力を向上させていきます。コンピューターを最大限に活用して英語に触れることにより自立した英語の学習者になりましょう。みなさんのがんばりを期待しています。
カテゴリー: 2009

CALL101(TH3)

年度 2009
科目名 CALL101(TH3)
教員名 熊澤 雅子
授業概要 CALL (Computer Assisted Language Learning =コンピュータ利用の外国語学習)教室の機能を利用し、リスニング・スピーキングを中心として総合的な英語力向上のための演習を行います。音声としての英語に慣れ、高校までに習得した語彙や文法を使って、英語で発話することへの抵抗をなくすことを目指します。
授業計画 ALC NetAcademy 2 スーパースタンダードコース(リスニング)を主に使ってリスニングとスピーキングと強化します。初回と最終回はテストを行いますので、休まないように注意してください。
評価方法 成績は、出席、参加態度、宿題、テストなどから、総合的に判断します。
教科書
参考書
メッセージ これは、皆さんが今までに学習した知識を実際のコミュニケーションに役立てるまでの橋渡しをする授業です。地道な作業かもしれませんが、きちんとした土台があるかないかでその後の成果が変わってきます。一緒にがんばってよい土台を作りましょう!
カテゴリー: 2009