年度 | 2009 |
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科目名 | フィールド調査演習 |
教員名 | 青木 武信 |
授業概要 | 国内外にかかわらず、国際協力、村落開発、観光開発・協力などの実務、あるいは、それらに関する研究を行う上で、フィールド調査により対象地域のコミュニティーについてその性質を明らかにすることは不可欠です。そうしたフィールド調査法の基礎と調査の実践的ノウハウを学びます。まず、フィールド調査の意義とその手法の基礎について、基本参考文献を通して学にます。そして調査の準備から、現地での資料の収集方法、インタビュー対象者の選定およびインタビュー方法、フィールドで得たデータの分析方法、研究論文・報告書へのまとめ方までを、受講生各自の研究テーマに合わせて、実践的に学んでいきます。 |
授業計画 | フィールド調査の意義 フィールド調査の種類と特徴 フィールド調査の実際(1):異文化でのフィールド調査(文化人類学) フィールド調査の実際(2):日本でのフィールド調査(民俗学・社会学) フィールド調査の実際(3):開発プログラムとフィールド調査 フィールド調査の手法(1):調査の目的と方法の選択 フィールド調査の手法(2):調査の準備 フィールド調査の手法(3):フィールドでの観察とインタビュー フィールド調査の手法(4):フィールド・データの解釈と分析 フィールド調査の手法(5):2次資料の利用(統計資料など) フィールド調査の手法(6):調査者の倫理と責任 フィールド調査の実践(1):研究テーマと調査方法の選定 フィールド調査の実践(2):2次資料の収集 フィールド調査の実践(3):リサーチ・プロポーザル作成 |
評価方法 | 毎回の出席を基本とし、授業中の活動を含めた出席点を30%、期末のリサーチ・プロポーザル・レポート70%の割合で評価します。ただし、成績評価の基準は次の通り。AA)形式に不備がなく内容が特に優れている、A)形式に不備がなく出題意図に応じた内容である、B)形式は満たしているが内容がやや不足である、C)形式・内容とも若干の難点がある、D)課題がこなせていない。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 修士論文にむけて、フィールド調査を予定している院生の受講を待っています。 |