| 年度 | 2009 |
|---|---|
| 科目名 | DTP演習 |
| 教員名 | 門屋 博 |
| 授業概要 | 今日、店頭に並ぶ商品のほとんどは、コンピュータ上で処理された作品である。(特に出版物のデザイン・レイアウトをコンピュータ上で行ない版下データを製作することをDTP(Desk Top Publishing)と呼ぶ。)本講義では、既存作品の背景・文法を紹介し、そこからDTPにおける表現技法や制作技法を学ぶ。 |
| 授業計画 | 作品事例紹介 模範技術演習 課題作品製作 講評 上記サイクルを可能な限り繰り返す。 |
| 評価方法 | 出席と授業中の取組状況、課題の総合評価とします。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 演習にはADOBE社のPhotoshop、Illustrator等のグラフィック系アプリケーションを使用する。操作方法については基本的な概要のみ講義するので、授業外学習が重要である。課題をこなす中での習得を目指すので課題を積極的に取り組む意欲のあること、自主的に作品製作を行うデジタルクリエイター志望の方の受講を望む。 |
「2009」カテゴリーアーカイブ
ゼミナール I
| 年度 | 2009 |
|---|---|
| 科目名 | ゼミナール I |
| 教員名 | 新井 立夫 |
| 授業概要 | 本ゼミナールは、キャリア教育(進路指導含む)及びキャリアカウンセリングの必要性を認識し、教職に就くことを目標とする者や卒業後に教育関係等の職業に従事したい者、あるいは、将来「キャリア・デベロップメント・アドバイザー」(厚生労働省が民間資格)取得を目指す学生に履修してほしい。学習は、キャリア教育の意義、必要性を理解することから始まり、キャリアカウンセリングの理論や演習を通し、キャリアアドバイザーなど「他人のキャリアを支援する」専門職に就ける人材育成とともに、「自分のキャリアを見つめなおしたい」という目的などを体験的に学び、キャリアビジョンを描き、意図的に行動し、実践することがテーマである。下記の授業計画は講義時数を表していない。大まかな授業計画と理解してもらいたい。また、必要に応じて研究発表会、ゼミ合宿、自主的な勉強会を実施するものとする。【到達目標】①授業中に明示する重要なポイントを概ね理解できる。②キャリア教育・進路指導の実態とその課題を理解できる。③キャリアカウンセリングの必要性を認識し、職業をめぐる諸問題を多面的に学習し、進路指導・キャリア教育の推進のなかで実践できる。 |
| 授業計画 | キャリア教育の概要(求められる背景とその基本的な考え方、意義、基本方向と推進方策、推進するための条件整備、国における最近の動向) 学校と教職の意義 (教職を目指すための自己理解、学校教育への入門) 米国と日本におけるキャリアカウンセリング キャリアカウンセリングを必要とする社会的背景、基本用語の定義 キャリアカウンセリングの理論 I (キャリアカウンセリング理論の発展、スーパの理論、ホランドの理論、クルンボルツの理論、1990年代の米国の理論) キャリアカウンセリングの理論 II (シュロスバーグの理論、ハンセンの理論) キャリアカウンセリングの理論 III (日本におけるスーパーの理論の適用、日本におけるホランドの理論の適用、欧米で生まれた理論の適用) カウンセリングの理論 I (ロジャースの理論、論理療法の理論、学習理論、特定因子理論) カウンセリングの理論 II (理論の実践、支援関係、支援関係の技法、支援の形態、グループ指導に必要なスキル) メンタルヘルス(メンタルヘルスの概念、メンタルヘルス活動、職業性ストレスモデル、ストレスマネジメント、ストレスの評価技法とリラクゼーション) アセスメント(フォーマルアセスメント) アセスメント(インフォーマルアセスメント) 演習 エクササイズ(将来のキャリアレインボー、転機について) |
| 評価方法 | 将来、教職及び教育関係等の職業に従事することを希望する受講生を前提とした、評価基準とする。研究成果(レポート等)50%・発表内容20%(受講態度・議論への参加を含む)・出席状況30%を基準とし総合的に判断する。ただし、成績評価の基準は次のとおり。AA(100点~90点)、A(89点~80点)、B(79点~70点)、C(69点~60点)、D(59点以下)とし、合格は、AA、A、B、Cとする。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 本ゼミナールは、将来の教育者を目指す学生、キャリア教育・キャリアカウンセリングに興味を持ち、教育関係に類する職業等を志す学生を対象とし、研究を行うゼミである。 |
情報表現・CG IIC(ゲームデザイン)
| 年度 | 2009 |
|---|---|
| 科目名 | 情報表現・CG IIC(ゲームデザイン) |
| 教員名 | 高田 哲雄 |
| 授業概要 | 今日TVゲームは日常的な娯楽として定着しています。最近ではさらにPCや携帯電話を活用したインターネットゲームも盛んになってきました。しかしバトルに偏重したゲームではなく、文化的でより広範な情報メディアの活用が問われています。それはマルチメディア・コンテンツに対する社会の期待が”健全な文化の再生”という点にあるからです。”ストーリー発見ゲーム”のアルゴリズムを体験することによって参加者の創造力を高めながらプログラミング能力を身につけていきます。現代のソフトウエア技術は高度なアルゴリズムとしての頭脳をもち生活環境をも制御するという役割を担うレベルに至ったのです。それは“遊び”のゲームという範疇を超えさまざまな可能性を私たちに、提供することが可能です。これからはコンテンツのアイデアや質が重要なテーマとなります。 |
| 授業計画 | ゲームのインタラクティブ性について(道具性とコンテンツ) ゲーム企画(ゲームの発想とコンテンツ・プラン) ゲームプログラミングの基本(Flalsh、VB、ゲーム作成関連ソフト) イメージとシナリオのプラン(空間と時間のデザイン) 共通課題「ストーリー発見ゲーム」の作成(全体計画) 演習1(コンセプト決定:絵コンテ、シナリオを作成) 演習2(キャラクター、背景、小道具、等の作成) 演習3(3Dゲーム:3Dゲームのデザイン) 演習4(3Dゲーム:VRML、アクションのデザイン) 演習5(3Dゲーム:立体映像を利用するゲーム) 演習6(3Dゲーム:実写とCGの合成) 演習7(VBプログラミング,サウンドの活用) 演習8(インタラクティブなゲームのアイデア) 制作発表(プレゼンテーション、メディア化) |
| 評価方法 | 出出席と発表、および提出物を重視します。出席点30%、中間プレゼンテーション30%、最終提出40% |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 最もバランスの良い知識は”理論”と”実践”の両面から学んでいくことによって身につくものです。また諸君がこの授業で”技術知識”のみ理解するのではなく”創造力”と”感性”を磨くことを望んでいます。VBはMicrosoft社の登録商標です。 |
CALL104(IU6)
| 年度 | 2009 |
|---|---|
| 科目名 | CALL104(IU6) |
| 教員名 | 藤澤 恒夫 |
| 授業概要 | CALL(Computer Assisted Language Learning=コンピュータ利用の外国語学習)教室の機能を利用し、リーディング・ライティングを中心として総合的な英語力向上のための演習を行う。102を発展させ、多くの英語を読み、読むスピードの向上を目指す。複数パラグラフでのパラグラフ・ライティングができるようにする。 |
| 授業計画 | 第1回 オリエンテーション 以降、第2回より、毎授業においてリーディング Unit 26-Unit 50からUnitをひとつずつ消化+オリジナルのリーディング問題 最終授業時にCASEC実施 |
| 評価方法 | 出席率、授業中のクイズ、課題、学期末試験により判定します。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 英語力ではなくやる気が必要です。やる気がないのなら何をやってもうまくいきません。積極的な姿勢で授業に取り組んでください。 |
CALL104(IU5)
| 年度 | 2009 |
|---|---|
| 科目名 | CALL104(IU5) |
| 教員名 | G.ピギン |
| 授業概要 | CALL102を発展させ、CALL (Computer Assisted Language Learning = コンピュータ支援言語学習環境) 教室で、総合的な英語力向上を目指します。特にリーディングとライティングに重点をおき、演習形式で授業を進めます。速読、文法学習、パラグラフ・ライティングも行います。教材は、オンライン英語教材システム「ネットアカデミー」を使用します。 |
| 授業計画 | 第1回 学習方法のガイダンス 第2回~第11回 1.ネットアカデミーを用いたリーディング練習 2.速読練習 3.文法学習 4.パラグラフ・ライティング練習 第13回 テスト |
| 評価方法 | 1.授業への出席、積極的な参加、課題への取り組み(50%) 2.学期末課題(25%) 3.テストの結果(25%) |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | たくさんの英語を読み、書くことを通して、英語力を強化していきます。読んだ内容に対する意見を英語で表現することができようになることも、このクラスの一つの目標です。CALLシステムを最大限に活用して、英語力を伸ばしていきましょう。 |
専門ゼミナール III
| 年度 | 2009 |
|---|---|
| 科目名 | 専門ゼミナール III |
| 教員名 | 斉藤 功高 |
| 授業概要 | 現代社会はかってないほどのスピードであらゆる面に相互依存が深まっている。国家や国際機構の関係のみならず、個人の活動もグローバル化の影響を受けている。まるで巨大な津波のように世界がグローバル化の波に襲われている。時代は変わったのである。当ゼミでは、このような変化の激しい国際関係を法的アプローチによって解明できる能力を養成することを目的としている。 ゼミ III では、ゼミ I ・ II で培った国際法の知識と方法論を駆使して、卒業論文作成にかかわる基礎的な作業を行う。そのため、ゼミ III は、論文作成の方法・調査・研究が主な内容になる。同時に、国際時事問題をテーマにしたディベートを通して、国際法的アプローチの方法を深めていく。 |
| 授業計画 | 論文の書き方の学習 論文内容の煮詰めー仮テーマと全体の構成を完成するー 時事問題等をテーマにしたディベート |
| 評価方法 | 出席状況、プレゼンテーションの内容、ディスカッション能力、研究に対する積極性、レポート等を総合的に判断して評価する。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 学生時代の総決算として卒業論文を作成するので、悔いのないように全力で良い論文を書いてほしい。論文作成過程の様々な苦労は学生生活の良き思い出となるとともに、論文作成で培った力は必ず将来に役立つと確信している。 |
線形代数学
| 年度 | 2009 |
|---|---|
| 科目名 | 線形代数学 |
| 教員名 | 惠羅 博 |
| 授業概要 | 「線形空間」の概念は、数学上の様々な構造で頻繁に現れる、もっとも基本的な概念である。ベクトルと行列、連立方程式の解法などの個別的問題を学習していき、最終的にそれらを統合し俯瞰する「線型空間」の理解にたどり着くことを目指す。 |
| 授業計画 | 行列の定義 行列の演算 連立1次方程式(1) 連立1次方程式(2) 行列の階数(1) 逆行列 行列式(1) 行列式(2) クラメルの公式 ベクトル(1) ベクトル(2) 線形空間の定義 線形空間の基底と次元 線形写像 固有値と固有ベクトル |
| 評価方法 | 学期末試験の成績による。基礎概念の理解ができていればC以上、簡単な応用問題を処理できればB以上、いくつかの重要な定理、公式などを理解し数理的な考察力を習得していればA以上、という基準で出題、採点、評価を行う。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 予備知識はあまりいらないが、根気よく考える、計算するといった努力が求められる。これまで自分には未知であった数学の新しい概念を学ぶときに、安易な態度でとりくめば、必ず失敗する。教科内容で簡単に理解できない部分が必ずある。何度でも、判るまで粘り強く学習することが肝要である。 |
デジタル社会と法
| 年度 | 2009 |
|---|---|
| 科目名 | デジタル社会と法 |
| 教員名 | 飯野 守 |
| 授業概要 | タイトルのデジタル社会とは、情報がデジタル化され、さらにネットワークで結ばれた現代の社会を意味します。この講義では、このようなデジタル化された社会で、情報を受け取るだけでなく、自ら情報を発信する立場に立とうとする者が考え、そして知っていなければならない法的問題を取り扱います。主要な内容は、 I デジタルとネットワークに関わる法制一般および情報モラル(ネットワークの倫理)、並びに、 II 著作権という二つの領域です。 I については表現の自由を出発点にして、様々な問題となる領域を取り上げていきます。また、 II については、著作権の基本的考え方と著作権の制限について基本的な知識を持った上で、個別の領域を順次取り上げていくというスタイルを取ることにします。受講者には、ただ受動的に講義を聞くだけでなく、質問に答えたり、意見を出したりすることを求めるつもりです。 |
| 授業計画 | デジタルとネットワークの特質 デジタル社会における法の課題 情報モラル(ネットワークの倫理)について インターネットと個人の利益 インターネットと社会の利益 著作権の考え方 著作権の内容(1)-著作物について 著作権の内容(2)-複製権などの権利の保障 デジタル社会と著作権(1)-デジタル・ネットワーク時代の著作権の論点 デジタル社会と著作権(2)-デジタル・ネットワーク時代の著作権をめぐる事件 著作権をめぐる最近の話題-著作権の保護期間について |
| 評価方法 | 定期試験の素点に出席点を加味して評価します。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 広報学科の特徴の一つとして、様々な手法・様々なメディアでの情報の発信を目指そうとする学生向けの講座が多く開かれています。けれども、それら実技的科目の多くがしっかりとした理論と実践的な知識を前提に成り立っていることを知るべきでしょう。本講座は、このような理論と知識のうち、法制と倫理に関わる部分を提供するものです。自ら情報を発信することを目指す者に強く履修を勧めたいと思います。 |
CALL103(TH5)
| 年度 | 2009 |
|---|---|
| 科目名 | CALL103(TH5) |
| 教員名 | 藤澤 恒夫 |
| 授業概要 | CALL(Computer Assisted Language Learning=コンピュータ利用の外国語学習)教室の機能を利用し、リスニング・スピーキングを中心として総合的な英語力向上のための演習を行う。101を発展させ、多くの英語を聞き、話す訓練を重ねる。スピーキングの比重を増やすとともに、情報伝達に加え、意見を述べる練習を行う。 |
| 授業計画 | 第1回 オリエンテーション 以降、第2回より、毎授業においてリスニング Unit 26-Unit 50からUnitをひとつずつ消化+オリジナルのリスニング問題 最終授業時にCASEC実施 |
| 評価方法 | 出席率、授業中のクイズ、課題、学期末試験により判定します。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 英語力ではなくやる気が必要です。やる気がないのなら何をやってもうまくいきません。積極的な姿勢で授業に取り組んでください。 |
法学概論
| 年度 | 2009 |
|---|---|
| 科目名 | 法学概論 |
| 教員名 | 飯野 守 |
| 授業概要 | 春学期の前半部分では、法とは何か、法の解釈とは、といった基礎法的な内容を取り扱います。後半部分では、社会生活を送るうえで必須の知識である民法について講義します。いずれも、できるだけ事例を紹介しながら、話を進めていきたいと思います。講義ではいわゆる教科書は使用しませんが、小型の六法をテキストとして購入してもらいます(必ず開講時の指示に従って購入して下さい)。また、毎回講義に合わせたプリントを用意します。 |
| 授業計画 | イントロダクション 法というものの考え方 法の解釈 I 法の解釈 II 民法の基礎 I -所有権 民法の基礎 II -契約の自由と制限 民法の基礎 III -不法行為 家族生活と法-結婚 家族生活と法-離婚 |
| 評価方法 | 定期試験の素点を基に評価を行います。ただし、出席点を加味します。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 本来なら、法の基礎理論から法の体系までをじっくり講義したいのですが、近頃の受講生には基礎理論や体系が退屈らしく、授業に集中できない人が年々増えているように思います。そこで、できるだけ具体的な事例を紹介しながら講義を進めていくことにします。受講生には、問題意識を持って学ぶことを強く求めます。もちろん、質問は大歓迎です。興味のある人は、さらに「日本国憲法」という科目も学んで下さい。 |