専門ゼミナール IV

年度 2009
科目名 専門ゼミナール IV
教員名 小林 ひろみ
授業概要 専門ゼミナールIVは卒業論文の最終作成段階です。資料の読み込みを進めると同時に、論文に含めるべき要素の選定、情報漏れはないかのチェック、資料リストの作成などを行っていきます。その過程を、他のメンバーにも提示し、批評やアドバイスを受けます。
授業計画 夏休み中に読んだ資料の再検討を行い、卒業論文の完成のために抜けているところ、さらに踏み込むべきところを見極めていくと同時に、執筆に取り掛かります。夏休み前におおまかに決めたアウトラインは、書き始めてみると、変更が必要になる部分も出てくるでしょう。
読んでいる資料の中から、他の人にも知ってもらいたい部分を抜き出し、ゼミで読みましょう。それにより、他の人の解釈や反応を探り、卒業論文に反映させることができます。
評価方法 出席20%、討論への参加とプレゼンテーション30%、卒論50%を目安として総合的に判断します。
教科書
参考書
メッセージ 問題が出た場合は一人で解決しようとしないで、ゼミのみんなにぶつけてみましょう。助言を得ることはあなたの独創性や創造性をそこなうものではありません。
カテゴリー: 2009

教育実習(高校)

年度 2009
科目名 教育実習(高校)
教員名 新井 立夫
授業概要 教職課程の学習で身につけた知識や理解を基にして、実際の中学校における教育活動全体を体験的に学習する。各学生は各実習校において担任、各分掌担当者、教頭、校長から直接に指導を受けながら生徒達に対する指導の一部分あるいは全部を担当する。実習計画に基づいた実践と評価が本講義・演習の中心的活動となる。
授業計画 (1) 教育実習の意義と心得 【愛情のない教師は即座に見抜かれる】
(2) 教育関係法規 【教師の地位はどの法律に規定されているか】
(3) 学校の組織と校務分掌 【学校全体がどう動いているかを掴め】
(4) 生徒理解の意義と方法I 【登下校のあいさつを実践しよう】
(5) 生徒理解の意義と方法II 【生徒との心理的距離/タメ語はなぜだめか】
(6) 環境観察のポイント 【校舎環境と教室環境で教師の質を掴め】
(7) 授業観察のポイント 【授業者の動きを掴め】
(8) 教材研究のポイント 【教材研究が授業の成否を決める】
(9) 生徒の実態把握のポイント 【生徒の実態把握が授業の成否を決める】
(10) 指導案の作成 【作成方法の実際】
(11) 研究授業 【主体的に取り組む精錬授業の実際】
(12) 生徒指導の実際 【生徒の心を掴め/生徒指導主任の背中を見よ】
(13) 学級経営への参加 【生徒達にどれほどの土産を置いてこれるか】
(14) 研究研修への参加 【課題に取り組む教師の姿勢から学べ】
(15) 教育実習記録の作成 【君の感動は生徒にとってもかけがえのない感動である】
評価方法 (1)出席率・受講態度等の評価(2)実習校からの評価(3)教育実習記録の評価などを総合して評価する。実習に関するそれぞれの課題について、AA)十分に達成しており、創意工夫も見られる。A)不備なく達成されている。B)概ね達成されているがやや不足している面も見られる。C)若干の不備や難点がある。D)形式、内容ともに課題を達成していない。の基準で個々に評価し、それらを総合して全体の評定を行う。
教科書
参考書
メッセージ 学校の目線から見ると、教育実習生の中には明日からでも教員として仲間としたい人材がいることがある。一方、労力と時間と精神の浪費を教師達に強いる学生もいる。本学の実習生は必ず前者となるように鍛え上げた上で実習へ参加させる。生徒にとっては、ベテラン教師も教育実習生も同様に「先生」である。むしろベテランにはない若さや失敗を恐れない活動性が生徒に大きな影響を与える実例も多い。学校には様々な仕事が待っている。職員室で座っているような実習生はいらない。指示されて動くのではなく、積極的に体を動かして学校の全容を吸収してほしい。校長や教頭、周囲の先生方は実習生の活動ぶりをしっかり観察している。こんな人がほしい、こんな人が教採試験を突破してほしいとの評価を得ることは教職に就く就かぬに関わらず君の人生に貴重な体験となる。健闘を祈る。
カテゴリー: 2009

専門ゼミナール III

年度 2009
科目名 専門ゼミナール III
教員名 金井 惠里可
授業概要 毎週ひとりの報告者に、各自の選んだテーマで30分程度の報告と30分以上の質疑応答をしてもらいます。卒論準備ですから、書籍や雑誌論文等の資料を用いて中身の濃い報告をしてください。夏休みに合宿を催し、報告テーマに関連する調査、見学、インタビューを行います。
授業計画 テーマ別報告と質疑応答①
テーマ別報告と質疑応答②
テーマ別報告と質疑応答③
テーマ別報告と質疑応答④
テーマ別報告と質疑応答⑤
テーマ別報告と質疑応答⑥
テーマ別報告と質疑応答⑦
テーマ別報告と質疑応答⑧
テーマ別報告と質疑応答⑨
テーマ別報告と質疑応答⑩
合宿準備①
合宿準備②
評価方法 報告と質疑応答による平常点で評価します。
教科書
参考書
メッセージ
カテゴリー: 2009

美術

年度 2009
科目名 美術
教員名 小林 芳雄
授業概要 「美術とは何か」との問に対する土台は、まずもって古今東西の厖大な作品群であり、それを造った人々とそれを鑑賞する我々がいると云うことです。「ピカソもキーファーも歌麿・北斎・顧ガイ之からも、そしてラスコーの洞窟の壁画からも僕等は等距離にある」と云う命題と「美術史がそれ自体でプカプカ浮いているハズがない」とのハザマに僕等はいます。毒にも薬にもならない教養としての美術ではなく、美的経験への参入と云うことを考えて授業計画を立てました。1)圧縮された情報 2)価値としての視覚 がテーマになります。
授業計画 美術史と美学と実技とが三本の柱になります。年表図版等資料を配ってのレクチャーと課題を出しての実技とが一体だと考えて下さい。スケッチブック又は画用紙、鉛筆、のり、はさみ等を毎回各自で用意する。イニシエーションとして自画像を描いて来て貰います。各自が自分のテーマを決めてレポートを提出する(展覧会の報告等)。
評価方法 ポートフォリオの提出(スケッチブックで可、作品10点が目安)レポートの提出(400字×5枚程度) 出席点20%
教科書
参考書
メッセージ 出来るだけ機会を作って実物に当ること。
カテゴリー: 2009

情報化社会(E)

年度 2009
科目名 情報化社会(E)
教員名 岩本 純
授業概要 まず、今日我々が生きている情報化社会を、未来論であった1970年代まで遡り、社会論の系譜を検討する。次いで、情報技術が、企業の組織・階層構造や、そこで働く人々の仕事内容や働き方、働く意味等に、いかなる影響と変化を与えているかを考える。コンピュータの商用利用が始まってから、40年あまりが経過したが、工場労働(ブルーカラーの仕事)と異なって、オフィス労働(ホワイトカラーの仕事)への影響は、近年までその範囲が限定されてきた。1990年代に入って、ようやく小型機を軸とした分散処理方式が、高度化した情報通信技術と結合し、本格化の時期を迎えた。長期の景気低迷、国際的経済環境の変化、少子化・高齢化等による労働力構成の変化等とあいまって、オフィスの事務系業務の情報化が進展してきた。
授業計画 情報とは何か:情報の概念
情報化社会論の系譜
脱工業化社会論以前:産業社会論・大衆社会論
未来論としての情報化社会論
脱工業化社会論から情報化社会論へ
技術革新と情報技術
ビジネス・オートメーション
オフィス・オートメーション
エンジニアリング・エンジニア・テクニシャン
量的情報と質的情報
組織構造とその変化:組織・コミュニケーションの類型
階層構造とその変化:1.中間管理職
階層構造とその変化:2.人的資源管理と評価
多様な働き方(就業形態の多様化)
評価方法 授業中のミニテストおよび定期試験
教科書
参考書
メッセージ
カテゴリー: 2009

時事解説B

年度 2009
科目名 時事解説B
教員名 川村 二郎
授業概要 乱世に、ただ存在するだけの「人在」で終わるか。それともチャレンジを続け、「人材」、さらにはその上の「人財」になるか。それは、体と頭をどこまで鍛えるかにかかっている。まずは体力である。どんな仕事も、一に体力である。新聞記者の仕事が頭脳労働だと思ったら、間違いである。さらに必要なものは好奇心と笑顔である。頭を鍛えるのに最も確実な方法の一つは、文章を書くことである。一度でも文章を書いたことのある人なら、わかるだろう。文章を書くことは自分を見つめることだ、ということを。この講座では読売新聞の朝刊一面に、火曜日から土曜日に掲載される竹内政明論説委員のコラム「編集手帳」などを教材に社会事象を考える。講義中に学生を指名し議論するので少なくとも「編集手帳」を読んでおく、コラムを持参することが履修条件である。自宅購読や大学図書館で読むか、「社説・コラム 読売新聞」でネット検索し「編集手帳」で一週間分のコラムを印刷して読むことも可能である。文章を書くときになくてはならないのが辞書である。言葉の意味や使い方で、少しでも疑問に思ったときは、辞書を見ること。辞典は大きいもののほうが良い。毎授業、国語辞典を持参してください、電子辞書は不可です。
授業計画 オリエンテーション
新聞コラム 各種報道
新聞コラム 各種報道
新聞コラム 各種報道
新聞コラム 各種報道
新聞コラム 各種報道
新聞コラム 各種報道
新聞コラム 各種報道
新聞コラム 各種報道
新聞コラム 各種報道
新聞コラム 各種報道
新聞コラム 各種報道
新聞コラム 各種報道
新聞コラム 各種報道
評価方法 毎回の出席を基本として、授業中の議論や演習、宿題、期末の課題レポート(800文字)で総合的に評価する。
教科書
参考書
メッセージ 朝日新聞社会部から週刊朝日編集部に移って最初の試練は、5頁500行7500文字の原稿作成でした。五里霧中。暗中模索。試行錯誤。不眠不休。疲労困憊。何とか間に合って活字になる。いきなり長いものを書かされたおかげで、コツらしいものを一つ覚えた。500行を大きな一つの塊とは考えず、集めた事実、ドラマ、エピソードの一つひとつを小さな塊と考え、小さな塊をつないでいけば大きな塊ができる。しかしそれは、文章修行のほんの入口だった。
カテゴリー: 2009

マーケティング論

年度 2009
科目名 マーケティング論
教員名 那須 幸雄
授業概要 マーケティングの基本について、事例(ケース)を交えながら、分かりやすく説明島sづ。マーケティングは、企業(メーカー、販売業、サービス業など)がお客様に対して行動するときに、最も根幹になる活動です。経営学や組織論では、「お客様」への活動では、手が届きません。今日では、顧客との関係をいかによい関係にして、繰り返し購買していただけるか、またブランドへの評価を通して、消費者の思う企業価値(バリュー)を高めてゆくか、が企業戦略の重要なキーになっています。現在の金融危機の下では、製品・サービス開発、価格、促進(プロモーション)、流通を含めて、マーケティングが特に重要です。
授業計画 現代企業とマーケティング
競争構造とマーケティング行動
マーケティング戦略と体形
マーケティング意思決定と情報
需要獲得戦略
製品戦略
価格戦略
チャネル(流通経路)戦略
販売促進戦略
グローバル・マーケティング
マーケティング領域の拡張
マーケティングの新展開
評価方法 出席状況、レポート提出(それがある場合)、受講の意欲、期末試験結果によって、評価します。期末試験は、テキストで行った内容について出題します(テキスト以外からは出しません)。出席を30%、期末試験の成績を70%とします。
教科書
参考書
メッセージ マーケティングはイコール販売、イコール接客ではありません。企業の総合的な考え方や作戦を方向付けるものです。マーケティングに関係するものとして、広告、流通、サービス、ブランド、などがあります。こうしたことに関心を持って、理解を深めてください。流通論、消費者行動論、観光マーケティング論が関係する科目です。
カテゴリー: 2009

文章演習C

年度 2009
科目名 文章演習C
教員名 塚原 政秀
授業概要 分かりやすい文章を書くためには、書くことに慣れることが必要です。たくさんの文章を書くことによって書き方のこつが分かってきます。また毎日、活字にできるだけ触れるように努力させます。活字に触れる一番簡単な方法は、毎日、新聞を読むことです。新聞記事は文学作品とは異なり、短い文章で構成されており、5W1Hの中に事実が凝縮されています。読解力を養わなければ、良い文章は書けません。メディアリテラシーを養うためにも作文のテーマはできるだけ新聞を読んでいなければ分からない今起きている旬の時事問題を中心に取り上げます。作文を書きながら社会の流れを学ぶことにもなります。作文は毎週書きます。またものを書く前提となる要約や自己PRの書き方も練習します。
授業計画 ≪授業ガイダンス≫
作文テーマは必ず前の週に提示します。2008年度春学期のテーマを参考にして下さい。時事問題を中心とするためテーマはそのときに応じて変わります。
後期高齢者医療制度
山口県光市の母子殺害事件死刑判決
思いやり
憲法61歳
要約第1回
要約第2回
裁判員制度
つぐない
秋葉原無差別殺傷事件
オリンピック・五輪
テーマなし、自由な題で
まとめ
評価方法 文章を書く訓練をするので出席点を重視します。出席点40%。あとは授業中に書く作文、小論文で評価します。A,B,Cの3段階で、めったにありませんが、「S」もとても良くできた場合に付けます。テストはしません。
教科書
参考書
メッセージ 文章上達に近道はない。やはり書くことに慣れること。ほぼ毎回文章を書いてもらいます。パソコンは使わず、原稿用紙に鉛筆で書いてもらいます。ボールペン、万年筆は不可。辞書類の持ち込みは電子辞書を含めて可。むしろ持ってきてください。原稿用紙はB4の大きさのものを必ず持参すること。鉛筆はBか2Bの濃いものでしっかり書いてほしい。
カテゴリー: 2009

専門ゼミナール IV

年度 2009
科目名 専門ゼミナール IV
教員名 林 薫
授業概要 本ゼミでは国際開発協力を中心に国際協力全般をテーマとして扱います。8セメスターにおいては卒業論文を完成します。完成した卒業論文は、世の中に対するメッセージの強さを評価基準とします。またゼミ独自のゼミ発表会を実施します。さらに卒業論文はWEB上に公開することを目指します。
授業計画 卒業論文の執筆
卒業論文発表会の実施
卒業論文のWEB上での公開
(以上の授業計画は実際の学期授業回数と一致するものではありません)
評価方法 上記のように卒業論文の内容、特にメッセージ性の強さで評価します。
教科書
参考書
メッセージ 世界で現在起こっている問題、起こりつつある問題、解決すべき事項などについて強い関心を持つことが必要です。
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専門ゼミナール IV

年度 2009
科目名 専門ゼミナール IV
教員名 横川 潤
授業概要 「企業研究」を進め、並行して「卒論指導」を行います。「企業研究」「卒論指導」と関連して、国内合宿を一回行います。「企業研究」のまとめとして、経営者にプレゼンテーションを行い、その結果を雑誌等で発表できるよう練り上げます。2年間に及ぶ専門ゼミの総まとめとして、任意参加の卒業研修旅行を行います(過去の例:ニューヨーク、韓国等)。
授業計画 企業研究①~コンピュータ解析に挑もう
企業研究②~戦略提言をなそう
卒論指導①~問題意識と仮説を決めよう
卒論指導②~「章立て」を考えよう
卒論指導③~「情報整理の方法」を知ろう
卒論指導④~「学術論文のマナー」を知ろう
卒論指導⑤~「卒論」を練り直そう
卒論指導⑥~「卒論発表会」をしよう
海外研修旅行の事前調査を行おう
海外研修旅行のプランを立てよう
評価方法 出席は当然の前提です。「企業研究」の貢献度、「卒業論文」の達成度で評価します。
教科書
参考書
メッセージ 「食べること」がテーマです。そこで将来、食に関係したビジネスに入りたい、またはレストランやカフェ、バー、喫茶店などを開きたいといった方には特に役に立つと思います。とはいえ「食」にかぎらず、自分でビジネスを立ち上げたいという方、またはホテル、レジャー、トラベル、エアラインなど、「食べること」と大いに関係する分野に関心を持つ方にも役に立てるよう、ゼミを進めていきます。アメリカの大学院でビジネスを研究した経験がありますから、留学などの相談にも乗りたいと思います。食べること、飲むこと、旅することが好きな学生さんにお奨めのゼミだと思います。
カテゴリー: 2009