年度 | 2009 |
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科目名 | プレゼンテーション(E) |
教員名 | 中條 安芸子 |
授業概要 | ものごとを紹介する、考えを伝える、納得のいく説明をする、新しい商品や企画などの提案をする、など、いずれの目的を達成するためにもプレゼンテーションは必要である。そして、どのような手段と表現を組み合わせてプレゼンテーションを行うかが、目的達成のカギとなる。そこで、聞き手がどのような対象かの分析も含めながら、多種のメディアを組み合わせた実践的なプレゼンテーションづくりを学ぶ。目的と聴衆に適したプレゼンテーションが、資料作りも含めてできるようになることが目標である。 |
授業計画 | この授業の目的と進め方について キーワードと図解 アウトラインのつくり方 表現方法の工夫(1):ユニット数と図解 表現方法の工夫(2):画像の使い方 ものごとを比較する表現(1):色の使い方 ものごとを比較する表現(2):デザインを意識する 商品のプロモーション(1):データの活用 商品のプロモーション(2):アニメーション等の効果 商品のプロモーション(3):発表会 会社のプロモーション(1):聞き手にとって必要な情報 会社のプロモーション(2):総合的なプレゼンの流れ 会社のプロモーション(3):立体的な資料のつくり方 発表準備(1):資料の提示の仕方と効果 発表準備(2):リハーサルの必要性 会社のプロモーション(4):発表会 |
評価方法 | 伝える内容、伝える対象、プレゼンの場所を考慮した資料作りと発表ができるか、を評価する。提出された課題(毎回)と発表をそのときの到達度として評価し、その平均が成績となる。到達度60%以上で単位修得。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 人前で何かを発表することに苦手意識を持っている人が多いかもしれませんが、それはしっかりと事前準備をし、プレゼンテーションをたくさん経験することで克服できます。この授業での課題を積極的にこなしスキルを身に付ければ、将来、数々の場面でそれが活かされるでしょう。授業時間内だけの作業等では授業の目的に達しませんので、授業時間以外にも作業時間をもつようにしてください。なお、授業に関する情報は、http://www.bunkyo.ac.jp/~nakajo/を参照するようにしてください。 |
「2009」カテゴリーアーカイブ
経営管理
年度 | 2009 |
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科目名 | 経営管理 |
教員名 | 坪井 順一 |
授業概要 | 経営管理の中心は管理機能論である。本授儀容では、経営・管理機能の役割を知ることで、経営・管理の仕組みを理解してもらうことを目的とする。その前提としてテイラ-やファヨ-ルなどの管理理論を紹介し、管理機能の本質について理解してもらう。また、管理に関わる実践的な課題についても解説していきたい。 |
授業計画 | managementとは何か 経営の概念と企業の概念 経営機能の展開(経営戦略の種類) 経営者の意思決定基準について 経営・管理の階層構造 管理論の歴史と今日的意義 テイラ-の科学的管理論 テイラ-を継承する人々 「モダンタイムス」にみる労働疎外について ファヨ-ルの管理論 人間関係論の意義と限界 管理機能論の展開(1) 管理機能論の展開(2) マネジメント・サイクル 権限と責任について 今日のアメリカ経営学の現状 |
評価方法 | 試験とレポ-ト、出席点などにより決定する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 経営に関する時々の話題やビデオ教材も活用する。管理の理論を学ぶ中で、それが実践にどのように生かされているかを考えていきたい。映画を利用した事例研究も行う。 |
パターン認識
年度 | 2009 |
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科目名 | パターン認識 |
教員名 | 鈴木 昇一 |
授業概要 | 似ているか,異なっているかを判断することは素朴なパターン認識の働きである.似ているもの同士が集まると,1つのカテゴリ名が与えられる.パターンから役立つ特徴を抽出しながら,パターンのモデルを確保し,パターンを1つのカテゴリに分類する働きがパターン認識である.インターネットなどのメディア上の情報はテキスト(文字列),パターン(静止画像,動画像,言語音声,会話音声)などであって,これらの内容を計算機に認識・理解させる技術がパターン認識技術であって,コンテンツ作成技術の確保にとって,急務となっている.このようなパターン認識技術の基礎が解説される. |
授業計画 | パターン(文字列,静止画像,動画像,言語音声,会話音声)とその帰属するカテゴリ 処理の対象とする問題のパターンの集合の表現 パターンの要約としてのパターンモデルの表現 パターン間の類似度を計量する関数の構成 パターンを大まかに分類する大分類関数の学習 パターンが帰属する候補カテゴリを絞る役目を備えたカテゴリ選択関数の構成 パターンモデルの列を生成・変換する連想を伴った多段階認識法と,その他の各種認識法 学期授業予定回数と必ずしも一致すものではありません |
評価方法 | ペーパテスト,レポート,出席状況を総合的に評価する. |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | マルチメディア社会の進展に伴い,Web上の情報を計算機に認識・理解させる技術,いわゆる,パターン認識技術はコンテンツの作成技術の中でも,基本的に重要となっていると,いっておこう.. |
新入生ゼミナール
年度 | 2009 |
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科目名 | 新入生ゼミナール |
教員名 | 海津・山口・山田・横川・井上・椎野・小林・高師・野村・若林 |
授業概要 | 大学での学びは、高校までのように決められた学習をこなすのとは大きく異なっています。講義やゼミで構成される学びのスタイルはこれまでに経験したことのないものでしょう。大学生活とは、専門知識に触れ、自ら学び、様々な経験を積み、社会に出て独り立ちするための基礎的な力を身につける時間です。卒業後に控えている社会人としての自らを思い描きながら4年間をデザインすることが大切です。この新入生ゼミナールはその水先案内として、1)大学について学び、2)共に学ぶ仲間を作り、3)自分の進路や職業を選択するための履修モデルを作ることを目的としています。ゼミは少人数で形成し、学生同士で助け合ったり、協力したりしながら様々な課題に取り組んでいきます。 |
授業計画 | 1. 大学の教員、仲間、そして大学を知る 2. 文教大学国際学部とは? 3. 図書館の利用法を学ぶ 4. 自分の夢、将来の目標を描こう 5. 夢実現プロジェクト(1)〜先輩たちの経験談を聞こう 6. 夢実現プロジェクト(2)〜OB、OGが歩んだ道は? 7. 夢実現プロジェクト(3)〜夢実現への4年間 8. 夢実現プロジェクト(4)〜発表 9. 自分のための履修プラン作り(1)〜解剖・国際学部 10. 自分のための履修プラン作り(2)〜学びのデザイン 11. 自分のための履修プラン作り(3)〜モデルプログラムを研究しよう 12. 自分のための履修プラン作り(4)〜履修プランを完成しよう 13. 履修プランと自分の夢について |
評価方法 | 出席や授業への積極的参加などにより総合的に評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 新入生のみなさんは、大学4年という未知の大海原にこぎ出した船に喩えられるでしょう。目的地がわかっている人はよいのですが、まだ目的地を見つけられないでいる人は迷うことになります。しかし、それも人生にとっては必要なことかも知れません。そうするうちに新しい自分を発見することができるかも知れないからです。ただその場合でも、進むべき道しるべがあった方がより早く目的地を見つけることができます。本ゼミナールでは、新入生のみなさんの活力を引出して一層有意義な学生生活を送ることができるように、私たち教員も一緒になって考えていきたいと思います。どうぞこのゼミを、一生つき合える友人を作る場としても活用して下さい。 |
新聞論
年度 | 2009 |
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科目名 | 新聞論 |
教員名 | 日吉 昭彦 |
授業概要 | この授業は、社会科学の一領域として、学際的に研究が進められてきた新聞論の概論です。新聞の発達史や多様な新聞の形式、新聞産業の構造、新聞の文章、新聞を通じた社会的メッセージの伝達過程など、さまざまな観点から、メディアとしての新聞の理解を深めることを目的としています。新聞に関する基本的な知識の学習を通じて、私たちのメディア環境の現状や将来、また、ジャーナリズムの姿勢や価値観などを考える視座を身に付けることも合わせて目標とします。 新聞を読む、ということは、日常的な情報行動の一つといえるでしょう。授業では、この日常性を問い直すことにも重点を置きたいと考えています。当り前のように、全国紙と読んでいるとすれば、それはいったいどのような意味があるのでしょうか。新聞が家庭に宅配で届けられている、ということから、日本の新聞の特徴について考えてみたことがあるでしょうか。日常経験としての新聞経験という側面についても、取り上げていきます。 |
授業計画 | 1. イントロダクション:新聞論とは 2. 新聞の西洋史からみる新聞メディアの特徴 3. 日本の新聞史からみる日本の新聞の特徴 4. 多様な現在の新聞の形式 5. データから見る日本の新聞産業の現在 6. 新聞事業の経営と組織 7. 新聞の流通販売と市場 8. 新聞と広告 9. 新聞の文章の特徴と記事の分析1 10. 新聞の文章の特徴と記事の分析2 11.新聞社説と論理・論調 12. 新聞社の文化活動とイベント 13. 新聞の社会的機能と世論 14. 世界の新聞と日本に関する報道のあり方 15. まとめ |
評価方法 | 授業への出席やリアクション・ペーパー、シラバスのテーマに関連したレポートなどを総合した平常点を40%、期末に行う試験を60%の割合で評価します。成績評価の規準は、授業への積極的な参加を前提に、AA)授業内容の理解と独創性を合わせ持ち、出題意図に則した論述となっている、A)授業内容を理解し、出題意図に則した論述となっている、B)授業内容の理解あるいは論述の仕方などでやや不足がある、C)授業内容の理解と論述の仕方などで難点がある、D)課題がこなせていない、とします。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 新聞論の大事な教科書の一つには、「新聞」も挙げておきたいと思います。新聞を読むことを習慣にして、授業に臨んでほしいと思います。授業では時事問題を扱って議論をするような時間や、実際に紙面を分析的に読解するような時間も設ける予定です。積極的に授業に参加するようにしてください。 |
流通論
年度 | 2009 |
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科目名 | 流通論 |
教員名 | 那須 幸雄 |
授業概要 | 流通の全般にわたる基礎知識を習得して、流通についての総合的な視野を身につけるのが狙いです。「現代の流通」を視点にして、流通競争、構造、変革、課題などを検討します。「流通」は、生産と消費の間にあって、消費生活を豊かにし、楽しいショッピング、家庭の豊かな団らんをもたらします。食品の安全性、輸入食材の価格の乱高下が問題になり、流通業は消費者離れを食い止め、消費者にとって魅力な商品の提供に一生懸命になっています。どうすればグッドな流通が得られるか、考えることにします。 |
授業計画 | 流通論を学ぶに当たって 流通研究の方法ー比較流通論ー 観光と流通 日本の流通と課題 米国の流通と課題 物的流通 |
評価方法 | 出席状況、レポートまたは期末試験の結果、受講意欲によって評価します。期末試験はするか否か、まだ未定です(しない場合は、代わりにレポートを取ります。レポートで期末試験を代替する際は、レポートは2回は取ります)。期末試験を実施する場合は、その旨を早くに言います。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 流通や消費について関心を持って、新聞、雑誌を読んでください。新しい、話題の店やタウンに行ってみるとか、情報を集めてください。流通は商的流通と物的流通からなっていますが、どういうルートを使うかで、グッズの値段やニーズの話題性に影響します。身近にありながら深い問題です。現代人が最も気にする満足分野でしょう。人々がライフデザインを構築するときに、どんなものが買え、価格はどうか、どんな点がチャーミングなのか、考えますね。 |
システム分析(E)
年度 | 2009 |
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科目名 | システム分析(E) |
教員名 | 石井 信明 |
授業概要 | この授業のテーマは、情報システムを設計する前に「どんなシステムを開発するか」を検討する、要求定義のプロセスと方法である。はじめに、システム開発の発端となる問題と要件とは何かについて定義した上で、問題と要件を獲得し、分析し、そして、それらを解決するプロセスとツールを考える。特に、システム分析で使用する代表的なモデリング技法の中から、データモデル、プロセスモデル、および、オブジェクトモデルを取り上げる。オブジェクトモデルでは、UML(Unified Modeling Language)に従い、ユースケース、クラス図などの作成を学習する。そして、それぞれのプロセスとモデリング手法に従いながら演習を行い、システム分析の内容を理解する。なお本授業では、「システム分析のプロセスを説明できる」、「システム分析の知識を使用して、小規模なシステムの分析ができる」、「モデリング技法を使用できる」ことを、到達目標とする。 |
授業計画 | システムアナリストへの期待 情報システムアーキテクチャ: 誰が、何を、どう見るか システム開発のための一般的な原則 システム開発方法論 開発ライフサイクルに立脚した教育用の方法論 システム分析業務(1) 調査 システム分析業務(2) 現状分析演習 システム分析業務(3) 要求定義作成演習 事例演習(第1回) システム分析のためのツール(1) データモデル システム分析のためのツール(2) プロセスモデル(機能分割図、DFD) イベント分割方式に基づくシステム分析方法 事例演習(第2回) システム分析のためのツール(3) オブジェクトモデル(ユースケース図、クラス図、シーケンス図) 事例演習(第3回) システム分析総合試験 |
評価方法 | 演習課題(40%)と定期試験問題(60%)により到達目標への達成度を評価し、成績とする。出席は必要条件とし、成績への直接の反映は行わない。成績評価は次の通り。(AA)達成目標をほぼ90%以上満たしている。(A)達成目標をほぼ80%以上満たしている。(B)達成目標をほぼ70%以上満たしている。(C)達成目標をほぼ60%以上満たしている。(D)達成目標に対し、60%未満の達成度である。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | システム分析は、講義だけではなかなか理解できないものです。本授業は、基本的に毎回行う小テストと数回の演習で積極的に手を動かし、システム分析の難しさと面白さを体験する機会の場と考えてください。 |
スポーツB (火3)
年度 | 2009 |
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科目名 | スポーツB (火3) |
教員名 | 薗部 正人 |
授業概要 | 本授業で扱う卓球は、近年、国際大会等での日本人選手の活躍により注目を集めているスポーツの一つです。また、多くのスポーツ施設では、生涯スポーツとして大変人気があり、多くの人の健康や体力の維持・増進に役立てられています。そこで、本授業においては、卓球のルール・マナーの理解をはじめ、技術・体力の向上を目標とした授業を展開していきます。さらに、規則正しい健康的な生活の獲得方法についても更なる理解を進めて欲しい。この授業は3学部合同で行い、男女共修で実施します。 |
授業計画 | この授業では、ゲームを中心に行います。ゲームを実際に行うまでのルール説明、基礎練習は、授業時間の前半を使って行います。少しでも長い時間、ゲームができるよう準備・片付け等、協力してください。 オリエンテーション:授業を受けるにあたっての注意点の説明、体慣らし等を行う(初回授業より実技を行います。運動に適した服装および室内シューズを用意すること。) 基礎練習 (ボールになれる。ラケットの種類・使い方の説明 等) 基礎練習 (ストローク、フットワーク等に関する説明および実践) ミニラリーゲームの実施 卓球のルールおよび審判法の習得 (ミニゲームの中で説明) 基礎練習 (フォア&バックストロークの重要ポイント確認) ストローク、サービス、レシーブの練習、ミニゲーム スマッシュの練習、ミニゲーム 反面ゲーム、ミニゲーム(今まで習得した技術の確認) 卓球のルールおよび審判法についてのレポート提出 シングルス・ゲーム(ラリーを意識したゲーム) ダブルス・ゲーム(パートナーとの連携を意識したゲーム) まとめ (本授業で体験した事柄について) ※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。(変更の可能性あり) |
評価方法 | 無遅刻・無欠席で、上記の授業目的を達成した者を80点(A)とし、以下のように配点する。1.技術:30%(平常点および試合進行方法の熟知、技能の進歩など) 2.知識:30% (ルールの理解、レポートなど)3.態度:40%(スポーツ活動への参加意欲、授業への協力、協調など)なお、欠席・遅刻は以下のように減点する。欠席:-5、-10、-20、不可、 遅刻:-3、-6、-12、-24、不可 (出席は毎回とります。) |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 1.安全には十分配慮をしますが怪我をしないように心掛けてください。(アクセサリー類ははずす、爪を切るなど。) 2.ルールに従い、積極的に楽しくプレーしてください。一人でも多くの仲間をつくりましょう。初回の授業には体育履修カードに貼付する写真(4cm×3.5cm)を持参し、体操着に更衣して体育館の指定場所に集合してください。その他、履修に関しては、「体育科目の履修」(『履修の手引き』記載)を参照してください。種目(卓球)を間違えないように! |
情報技術史(E)
年度 | 2009 |
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科目名 | 情報技術史(E) |
教員名 | 広内 哲夫 |
授業概要 | 本授業では、“情報技術”と言うキーワードのもとで、これまでの既存の技術(印刷、電信/電話、無線、写真、映画、レコード、計算器械、コンピュータ、衛星通信、インターネットなど)がどのようにして発明されたのか、それらの技術とマスコミ等(出版、新聞、ラジオ/テレビ放送、図書館)の関わり合いは何なのか、それらがどのような原理でマルチメディアとして融合していくのか、などについて古代から近未来までを学際的な立場から講義する予定である。「技術が文化を生み出し、文化が技術の発展を支える」という観点から、科学技術と情報文化、情報社会について講義するので、現在のマルチメディア情報社会を出現させた要因は何であったのかを、歴史的な視点から理解して頂きたい。 |
授業計画 | 1.歴史的視点から情報技術を捉える 2.文字の発明と古代の情報蓄積 3.中世キリスト教修道院図書館における情報蓄積 4.ルネッサンスの大発明、活版印刷機 5.科学革命と計算・思考機械への夢 6.産業革命と電気通信装置の発明 7.19世紀における情報記録機器の発明 8.20世紀前半における情報メディアの発展 9.第2次世界大戦の遺産、コンピュータの誕生 10.コンピュータとソフトウェアの発展 11.コンピュータ通信による社会の制御 12.パーソナル・コンピュータの登場 13.情報ネットワーク・システムの構築 14.メディアの融合と世界電子図書館の誕生 |
評価方法 | 出席も加味し、学期末の試験で評価する。成績評価の基準は次の通りである。AA)極めて良く解答している。A)良く解答している。B)一応の基準まで解答している。C)最低限の解答である。D)講義を理解した解答とはいえない。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 人間は生活の中で、いつも身の回りの情報を処理しているが、それは感覚的・無自覚的に行われることも多いため、情報の持つサイバネティクッス的な意義には余り気がつかないものである。しかし、歴史的にはつい最近、コンピュータで情報が処理されるようになってから、情報の本質が理解され始め、多くの文科系学問分野でも情報の概念を用いてその再構築が行われるようになった。例えば、経営学、社会学、心理学の分野では、経営情報学、情報社会学、情報心理学と言ったような学問領域も成立し始めている。情報というキーワードを用いて各学問を横断的に統一できる日も間近いのではないかと思われる。本講義を通して、「情報は本質的に学際的な概念である」ということを理解してもらえれば幸いである。 |
ビジュアル数学 II
年度 | 2009 |
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科目名 | ビジュアル数学 II |
教員名 | 釈氏 孝浩 |
授業概要 | ビジュアル数学 I に引き続き、解析学の基本となる概念を学習する。数式処理ソフトウェアの活用、数理現象の実験観察を通した理解という学習方法は、ビジュアル数学 I と同様である。まず、三角関数・指数関数・対数関数などの導関数を取り扱う。続いて、積分の概念を視覚的に理解し、微分法と積分法の関係について学習する。直接の応用として、簡単な微分方程式も取り扱う。また、パラメータによって関数を表す方法とその有効性について考える。この内容は3次元CGの基礎となるものなので、応用として、3次元空間における図形についても学習する。さらに、ビジュアル数学 I で学んだ複素数について掘り下げ、複素関数論の基礎となる複素平面について理解する。 |
授業計画 | 三角関数・指数関数・対数関数の導関数 関数の積・商の微分 合成関数の微分 関数のグラフと面積 定積分と不定積分 置換積分と部分積分 原始関数と微分方程式 いろいろな曲線 3次元空間における直線 極座標と極方程式 複素数と複素平面 |
評価方法 | 期末試験の成績に出席状況を加味して評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | この授業は、講義ではなく実習であるので、高い参加意識と意欲が必要である。教員を目指す諸君は、コンピュータを用いた学習支援のモデルとしても活用してほしい |