■参加した大学生による感想
「ディベートって難しいのかな?」「英語でディベートってやばいよね!」これは、ディベート講座が始まる前の高校生の会話の一部です。恐らく、ほとんどの高校生はディベートや英語に不安を感じていたのだと思います。午前中のブレインストーミングをしている時の高校生の様子を見ていると、アイデアがたくさん浮かぶ人、あまり浮かばない人がいました。しかし午後のワークショップでは、午前中アイデアが浮かばなかったけれど、チームの人達と話している中で、アイデアが出てきたなど、話し合いの中からたくさんのアイデアが出てきて、私が考えていたことよりも、説得力の強いアイデアが生まれて、高校生・大学生が団結して、楽しく構想をまとめることが出来ました。
私が担当したグループの高校生は、全員英語を自由に使うことが出来る人たちだったので、英語のサポートをあまりしなくても自分たちで英文を作れていたので、高校生の英語力が高いなと感じました。本番のディベートでは、高校生が自分達の意見を堂々と主張することができ、説得力のあるディベートを行うことが出来ました。相手の主張に対しても、しっかりと受け答えが出来ていて、高校生のパワーを感じました。
今回のディベート講座に参加したことで私は、高校生からたくさんのことを学び、そして、阿野ゼミの先輩方からも英語の教え方について学ぶことができました。英語を教えることの楽しさと難しさを感じることができた、有意義な時間でした。また、ディベート講座が終了して、高校生が帰るとき、高校生が満面の笑みを浮かべていたことが、私にとってとても印象深い光景でした。
私は、英語教師になりたいという強い意志があります。今回のディベート講座で高校生や先輩方から学んだことを踏まえ、これからの英語学習や教職の学習を頑張りたいと考えています。
国際学部国際理解学科2年 上野雅広
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今回、初めてディベート講座に参加しました。私自身、英語でディベートをした経験がなかったため、高校生の皆さんを指導し、リードできるのかと、準備段階から不安を感じていました。しかし、本番のディベートが始まる頃には不安は消え、楽しい時間を過ごすことができました。
私のグループが他のグループに圧倒されてしまうのではないかと少し心配でしたが、いざ話し合いを始めると、数え切れないほど多くのアイデアが集まり、納得のいく立論を立てることができました。また立論を英語に直すときも、相手に伝わりやすい表現になっているか、この表現の方がより説得力が高いのではないかと、それぞれが自由に発言することで、スムーズに進めることができました。
本番のディベートでは、あらかじめ相手から来る反論を予想し、論を立ててはいたものの、予想外の反論が来ることがあり、少し戸惑うことがありました。そんな場面でも臨機応変にアイデアを出し合うことができ、内容の濃いディベートをすることができました。短い時間の中で、大学生と高校生が一丸となり、難しいと感じていた英語でのディベートを楽しむことができ、本当に良い経験になりました。
またランチパーティーでは、司会を担当させていただきました。初めての司会で少し緊張してしまいましたが、無事に進行することができました。司会をしている間、前から参加生徒の皆さんの笑顔や楽しんでいる姿を見ることができ、またぜひ来年も参加し、楽しく学べるディベート講座を創りたいと強く思いました。
今回の経験を活かし、教師としての指導力や英語力の向上を目指し、努力していきたいと思います。
国際学部国際理解学科3年 新井さくら
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