新着情報

文教キャリeye 平成25年度企業訪問第四回

森永製菓株式会社

森永製菓株式会社
企業訪問風景

 文教キャリeyeプロジェクトに参加し、森永製菓・製品計画部の横田様にお話を伺いました。
 私が健康栄養学部を受験したきっかけは、一生を通じて欠かせない「摂食」について学びたいと考えたからです。取材の中で横田様に、この業界へ進もうと思った理由を質問したところ、「食べることが好きで、食への興味が高かった。食は身近でありながら、人々の生活に大きな影響を与えるものだから」という回答にとても共感ができました。
 今回の取材で一番印象に残っていることは「学生時代にやっておくべきことは?」という質問について、「学生時代は一番自分の時間が持てる。海外旅行に行ったり、語学も本格的に勉強ができる。さまざまなことに興味が持てる、チャレンジ精神旺盛な人と一緒に働きたい」とおっしゃっていました。自分は学生で、今が一番自分の時間を確保できる時期だという自覚がなかったため、残りの学生生活の中で、何に一生懸命に取り組むべきなのか、とても考えさせられました。
 この取材に臨む前までは、製品開発は花形部門だと思っていました。しかし横田様は、「商品を開発するにあたり、流通からの要望、材料・機材の関係、マーケティング、研究所への提案、パッケージなども100以上のデザインを考え、一つの商品の完成に1年かかったものもある。花形だと思われがちだが、ドロ臭い部門とも言える。」というお話から、製品のアイディアだけではなく、チームのメンバーや研究所の関係者、流通先とのコミュニケーションも大切なスキルになってくると理解ができました。また製品計画部では管理栄養士も活躍されているそうで、管理栄養士の活躍する領域が広がっているようで、自分自身も励まされた気がします。
 私は今回のプロジェクトで、学生時代だからこそできる「有意義な時間の使い方」について考える機会を持つことができました。残された時間をどのように過ごすべきか、未来の自分がどのように活躍しているか、前向きなイメージを持ちながら、悔いのない学生生活を過ごしたいと思います。

健康栄養学部 管理栄養学科  松本 美里

企業訪問風景1
企業訪問風景2