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文教キャリeye 平成25年度企業訪問第四回

森永製菓株式会社

森永製菓株式会社
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平成25年度 第四回企業訪問

訪問レポート

コーディネーター後記

今年度の第4回目は「おいしく、たのしく、すこやかに」を企業理念に、西洋菓子のパイオニア・森永製菓株式会社・製品計画部にご協力頂きました。

100年を超える歴史を持つミルクキャラメル、キョロちゃんでお馴染みのチョコボール、小枝チョコレート、ココア、ハイチュウ、健康補助食品ではウイダーインゼリーなど、数えきれないほどのヒット商品を送り出してきました。

1899年、創業者・森永太一郎がアメリカから帰国し、森永西洋菓子製造所を設立。

激動の時代の中で、国産第一号となるミルクチョコレート、日本初の飲用ココアの製造・販売など、当時としては画期的な製法をいち早く導入しました。

また1960年には「バレンタインデー企画」と題して、新聞広告やマスメディアを使って、本格的なプロモーションを展開。

「女性が男性に愛の告白を添えてチョコレートを渡す」という日本スタイルのバレンタイン、国民的イベントにまで成長させた立役者です。

取材した横田様が所属する製品計画部は商品開発の最前線。

華やかで軽やかなイメージと違って、実際のお仕事は途方に暮れるような細かい作業と確認の連続、成分からパッケージの専門知識、関係する法律までも学び、同時進行で複数の商品開発を進めていきます。

計画通りに開発を進めることができるか、問題は何か、企業の顔・イメージにふさわしい商品をつくるプレッシャーと戦いながら、「自分たちの手で新商品を送り出す」という熱意と「ヒット商品をつくる」という信念。

学生からの質問の中で、横田様がお話しされた「学生と社会人の努力の違い」。

「学生は努力することが特別な行為、しかし社会人となると違う。努力することは当たり前で、同じ努力でも最大限に努力すること、その先にある成果も求められる。失敗もする。思うようにいかない時もある。ストレスがたまる時もある。現状を嘆いていてもしょうがない。いかに前へ進めていくか、限られた時間の使い方も重要。」

今回は、ヒット商品を生み出す現場のリアルなエピソードに触れた貴重な取材となりました。

本プロジェクトを通じて、学生ひとりひとりが仕事や社会に関心を深め、意欲あふれる大学生活になることを期待します。

コーディネーター  藤原さゆり

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