新着情報

文教キャリeye 平成25年度企業訪問第一回

株式会社 内田洋行

株式会社 内田洋行
企業訪問風景

 今回、文教キャリeyeプロジェクトに参加し、株式会社内田洋行の教育ICT・環境ソリューション事業部の笠原様と黒木様にお話を伺いました。
 この取材で私が考えさせられた点が3つありました。
 1つ目は、「コミュニケーション能力の大切さ」です。どんなに優れたスキルや資格を持っていたとしても、それを他人に伝える手段を持ち合わせていなければ、それは持っていないことと同じです。自らが積極的に情報発信していくことの大切さを学びました。
 2つ目は、「人の教育」についてです。内田洋行は、生徒が学びやすいように教育分野にてICTを活用したトータルソリューションを展開しています。しかし、どんなに素晴らしい機能を兼ねた機器を開発しても、それを扱う教育現場の方々が適切な操作を理解できていなければ、授業の妨げとなってしまいます。そこで毎年、教育関係者向けのセミナーを開催しているそうです。教育現場において正しいICTの活用ができれば、生徒も興味を持ちながら学習を進めていくことができ、教師から生徒への一方的な授業ではなく、生徒が主体的に参加していけるような授業の実現を目標に置かれています。
 そして3つ目は、内田洋行のオフィス環境についてです。私は、オフィスで仕事をすると言われてまず思い浮かべるのは、1人の人が1台のデスクでパソコンなどを使用して仕事をするという様子でした。しかし、実際の内田洋行のオフィスでは、私の想像とは全く違ったのです。そこはとても開放的で一人で仕事をしたい場合、グループで打ち合わせをしたい場合など、様々な状況に応じて仕事ができる開放感に満ちた空間でした。そしてイスなどは実際に販売している商品を社員自らも使用しているので、お客様にも安心してお勧めできるのだと思いました。
 プロジェクトで学んだビジネスマナーや取材を通じ、残りの大学生活では、技術だけではなく他者との交流や情報伝達能力を高めていきたいと思いました。貴重なお話を沢山聞くことができ、本当に良かったです。

情報学部 情報システム学科  冨川 舞

企業訪問風景1
企業訪問風景2