日本生徒指導学会関東支部会 主催

新たなる「生徒指導」の在り方を考察する
2025年度 日本生徒指導学会 関東支部会 第18回研究会

実施案内

>開催要項はこちらから[PDF]

開催日時 2026年1月24日(土) 13:00~16:00 (12:45~ 入室可)
開催方式 Zoomによるオンライン開催
リアルタイムオンライン形式
(配信拠点:文教大学東京あだちキャンパス)
参加料 無料(事前申し込み)
定員 200名程度
(日本生徒指導学会・日本生徒指導学会関東支部会会員)
(日本生徒指導学会の活動への興味・関心のある方を含む)

開催テーマ

不登校などを含めた発達を支え、
自立を促す視点での生徒指導の在り方

開催趣旨

今日の不登校児童生徒は、過去最多の35万人超えを記録し、併せて隠れ不登校も問われている現状下にあります。文科省による2024年度の学校に対する調査によれば、小学校・中学校で共通して、「学校生活に対してやる気が出ない等の相談があった」の選択肢の回答割合が最も多く、いずれも30%を超えています。ついで「生活リズムの不調に関する相談があった」、「不安・抑うつの相談があった」が25%ほどと多く、「学業の不振や頻繁な宿題の未提出が見られた」(15%)と続きました。この学校から見た不登校の要因には、校種を問わず一定の傾向があることがわかりますが、校種や学年によってその実態は様々です。また、文科省は2019年の「不登校児童生徒への支援の在り方について」という通知で、『「学校に登校する」という結果のみを目標にするのではなく、児童生徒が自らの進路を主体的に捉えて、社会的に自立することを目指す必要があること。』としています。
そこで新たなる生徒指導での着眼点を見つけるべく、これらの不登校等の現状・原因を把握のうえ、児童生徒の発達を支え、自立を促すという視点をキーワードとした生徒指導・キャリア教育(進路指導)・学習指導の一体化などを議論し、今後の生徒指導の在り方を見いだすことについて、日本生徒指導学会関東支部会第18回研究会を開催いたします。


この研究会ではこれがわかる!

不登校、いじめ、自殺に関する実態や課題と今後の方向性についてわかる。
社会的自立を促すための支援の「教育の場における支援」と、「生活の場における
  支援」の2つの側面についてわかる。
進路を深く考える「経験あり群」は、「経験なし群」に比べて、学習意識が高い傾向
  が見られることがわかる。

プログラム

司会・進行
村山 大樹(日本生徒指導学会関東支部会理事/帝京平成大学専任講師)
開会の挨拶(13:00~13:05)
会沢 信彦(日本生徒指導学会関東支部会代表/文教大学教授)
講演(13:05~14:05)
【テーマ】「社会的自立を促す視点での生徒指導・キャリア教育の在り方」
【講師】
  • 新井 立夫(日本生徒指導学会関東支部会副代表/文教大学教授)
休憩(14:05~14:10)
活動・事例紹介①(14:10~14:50)
さいたま市生徒指導・教育相談研究会の活動を自校の実践に生かす取組(20分)
さいたま市立大宮北中学校 校長 廣江 剛
未来社会をたくましく生き、新たな時代を創り出す生徒の育成を目指す進路指導・キャリア教育の実践事例(20分)
さいたま市立大宮北中学校 研究主任 小山 育丈
活動・事例紹介②(14:50~15:20)
社会的自立を促す集団とソーシャルスキルトレーニング等の事例紹介
千葉県立市川東高等学校 教諭 齊藤 敦子
討論会(15:20~15:55)
講師・事例紹介者を含め参加者との質疑応答、討論
指定討論者: 相馬 誠一(日本生徒指導学会関東支部会副代表/東京家政大学名誉教授)
閉会の挨拶(15:55~16:00)
相馬 誠一(日本生徒指導学会関東支部会副代表/東京家政大学名誉教授)

申込方法

以下のフォームからお申し込みください。
お申し込み完了後、動画配信アドレス、
参加方法をご返信いたします。

※通信回線の不具合など開催中止が見込まれる場合は
ホームページにて告知いたしますので、ご確認ください。

研究会参加申込フォーム https://bit.ly/2UkXHdy※QRコードまたは短縮URL(bit.ly〜)を読み込むと、一度確認画面が表示されます。数秒後に自動的にGoogleフォームへ移動しますので、そのままお待ちください。

研究会開催事務局・お問い合わせ先

〒121-8577 東京都足立区花畑五丁目6番1号
文教大学東京あだちキャンパス 新井立夫研究室
TEL:080-1624-8916(担当:新井立夫)
E-mail:tatsuo@bunkyo.ac.jp
※事前のご相談などはメールでお願いいたします。

主催:日本生徒指導学会関東支部会
協力:大学新聞社