年度 | 2008 |
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科目名 | 特殊講義A |
教員名 | 小林 勝法 |
授業概要 | 多くの人にとってスポーツとは個人的趣味の範疇に過ぎないと思われているであろう。しかし、近年ではスポーツの大衆化と国際化、商業化などによって、スポーツが持つ経済的影響や文化社会的影響が高まってきている。特に、スポーツ用品や民間スポーツクラブ、メディア、スポーツツーリズムなどの関連ビジネスにとどまらず、地域振興においてもスポーツに携わる人材の養成が必要となってきている。 そこで、本講義では広範なスポーツ・ビジネスの現状を分析し、課題について考察する能力を修得することを目的とする。そのために授業ではケーススタディを中心にして進める。 |
授業計画 | 下記の項目についてのケーススタディと株式市況について予習し、これをもとに授業で討論を通して、現状分析し、課題について考察する。 1.スポーツビジネスの現状と課題 2.株式市場とスポーツ・ビジネス 3.スポーツ用品ビジネス 4.スポーツ施設とその管理 5.民間スポーツクラブ、スクール経営 6.情報メディア 7.スポーツツーリズム 8.大会誘致・運営 9.競技団体経営、指導者育成 10.スポーツくじ、傷害保険など 11.競技者・トレーナー、エージェントなど |
評価方法 | 上記の授業内容の達成度に応じて、大学が定める評価基準(AA~D)にしたがって評価する。配点は以下の通り。 ’①宿題とクラスワーク・・・・・・・70% ’②レポートおよび口頭発表・・・・・30% ただし、その日のワークシート(宿題、授業内容、感想)を提出すれば、それに応じて欠席の減点を埋め合わせる。なお、レポートの未提出も減点する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 国際コミュニケーション学科の専門科目であるが、他学科の学生であってもスポーツイベントやスポーツツーリズム、スポーツジャーナリズムなどに関心があれば受講してほしい。スポーツビジネスは多岐にわたるので、専門にこだわらずに幅広く受講生がいた方がお互いに啓発できるであろう。期待している。初回の授業に出席しないとその後の受講が困難になるので、注意すること。 なお、昨年の受講者23名の成績分布は以下の通りである。AA(13%)、A(26%)、B(22%)、C(26%)、D(0%)、F(13%)。 |