年度 | 2008 |
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科目名 | 現代社会論D(倫理) |
教員名 | 高 鮮徽 |
授業概要 | 近年日本では「格差社会」と言われるように社会的格差の拡大が問題とされている。これを社会学の階級・階層論の見地から概念的道具立てを学習し、「格差社会」が現代社会を生きる我々の倫理とどのように関わっているかを考える。 |
授業計画 | 1、 現代日本社会における格差の諸相 2、 格差形成にかんする社会学説 – その1:マルクスの説 3、 格差形成にかんする社会学説 – その2:ウェーバーの説 4、 格差形成にかんする社会学説 – その3:現代社会学理論 5、 社会民主主義と社会政策 6、 新自由主義の政策と現実 7、 ジェンダーと階級 8、 日本は『平等社会』か 9、 日本の労働市場と雇用構造における格差問題 10、 日本の教育と文化における格差問題 11、 日本の生活と福祉における格差問題 12、 グローバリゼーションの影響 – 国内の問題 13、 グローバリゼーションの影響 – 世界規模の問題 14、 韓国の格差問題 15、 要約と総括 |
評価方法 | 学期末テストまたはレポート、出席状況等をあわせて評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 社会学の理論を中心に講義しますが、講義内容は、現に問題となっている事柄を社会学的にどのように捉えるかです。つまり、現実に生きている我々に関わる事を一緒に考える姿勢で講義に参加して下さい。 |