年度 | 2008 |
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科目名 | コミュニケーション倫理・法制Ⅰ |
教員名 | 友安 弘 |
授業概要 | ●メディアに関する法律や制度および倫理的諸問題について原理的次元から検討する.ある表現の自由,プレスの自由を理解するため,イギリス次いでアメリカ合衆国の議論を日本のそれと比較しながら歴史的に考察していく.権威主義と古典的原論の自由論,社会的責任論の展開,現在様々な議論を呼んでいる放送メディアに対する規制やインターネットに対する規制などの問題に触れていく.●「自由」と「表現の自由」について基本的な知識を,歴史性を踏まえて習得すること. |
授業計画 | ミルトンとミル・・・古典的原論の自由 権威主義(1)検閲制度 権威主義(2)治安妨害的名誉毀損 ゼンガー事件 アメリカ合衆国憲法修正第1条と日本国憲法第21条 シェンク事件 表現の自由の限界に関する諸理論 社会的責任論(1)プレスの自由委員会 社会的責任論(2)プレス評議会とオンブズマン 社会的責任論(3)小切手ジャーナリズム FCCと放送に対する規制 独立行政機関 放送規制の根拠 秘密と公開 インターネットと規制 |
評価方法 | ●テスト,及び出席状況.「自由」と「表現の自由」について,基本的な事柄を理解すること. |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 法律に関する知識を少しづつ習得すること. |