年度 | 2008 |
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科目名 | マスコミュニケーション論Ⅲ |
教員名 | 友安 弘 |
授業概要 | ●地球上を流れる情報の量は増加し,かつ極めて短時間で広範囲に伝達される.このような現代における国際間の情報の流れを,歴史的考察を踏まえて検討していく.技術的な問題だけではなく,文化・社会・政治・法律などのレベルにかかわる事柄を扱っていく.●国際通信社,国際ラジオ放送や衛星通信・衛星放送などの歴史と現状,国連で議論されてきた情報自由の原則と情報主権の問題などを扱っていく.ある「マスコミュニケーション論Ⅰ・Ⅱ」の知識を前提とする.●国際的なコミュニケーションの難しさについて,よく理解してもらいたい. |
授業計画 | ジャーナリズムの登場 テレコミュニケーション(遠隔通信)の歴史 国際通信社の出現 ロイター,アバス,ヴォルフ,AP,AFP,UPI ロイター信託原則 ロイターと日本・・・電通と国際,同盟通信社 情報自由の原則と情報主権 世界人権宣言,ヨーロッパ人権条約,国際人権規約B規約 新国際情報秩序とユネスコのマス・メディア宣言 音声国際放送 映像国際放送 各国の国際放送(1) 各国の国際放送(2) 国際衛星通信・・・インマルサットとインテルサットなど 国際衛星放送とITU ユネスコ宣言と国際直接衛星放送原則 |
評価方法 | ●テスト,及び出席状況.●マスコミュニケーションの領域における国際的な問題について,基本的な知識を習得すること. |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | テレビニュース・新聞・雑誌・書籍などで,国際上の諸問題に関する理解を深めること. |