| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | 認知科学 |
| 教員名 | 浅村 亮彦 |
| 授業概要 | 認知科学は、人間の知的な活動のしくみを考える学問である。この分野では、人間を情報処理システムとして捉える。すなわち、感覚器官を通じて入力された外界の情報が、記憶に貯蔵された知識を利用して処理された上で行動が生じる、とみなすわけである。認知科学の目的は、その情報の流れがどのようなものであるのかを明らかにすることと言ってよいであろう。 認知科学では、このような情報の流れ、処理のされ方を対象とするわけであるから、その研究領域も多岐にわたることとなるが、本講義では、特に、記憶、言語、知識表象、問題解決に関する研究に焦点をあて、それらの知見を解説する。それによって、人間の情報処理とコンピュータによる情報処理との違いを考えることが本講義のねらいである。 |
| 授業計画 | 認知科学とは何か 認知科学の対象と目的 認知科学の方法 認知科学における研究課題の概観 記憶・知識表象 短期記憶と長期記憶 記憶のモデル 知識表象の理論・モデル 言語理解 単語認知過程 文理解過程 文章理解過程 思考・問題解決 演繹的推論・帰納的推論 メンタルモデル 意思決定の理論 |
| 評価方法 | 定期試験の成績で評価する。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | コンピュータを用いた情報処理と人間の情報処理は、似ているところもあれば異なるところもあります。認知科学は、主に人間の情報処理の特性に焦点を当てる分野ですが、コンピュータによる情報処理システムを構築する上で、役立つ知識を提供してくれるでしょう。 |