プレゼンテーション

年度 2005
科目名 プレゼンテーション
教員名 中條 安芸子
授業概要 ものごとを紹介する、考えを伝える、納得のいく説明をする、新しい商品や企画などの提案をする、など、いずれの目的を達成するためにもプレゼンテーションは必要である。そして、どのような手段と表現を組み合わせてプレゼンテーションを行うかが、目的達成のカギとなる。そこで、聞き手がどのような対象かの分析も含めながら、多種のメディアを組み合わせた実践的なプレゼンテーションづくりを学ぶ。
授業計画 事前準備がなく、伝達手段が限られたプレゼンテーションの実習
ものごとを紹介するプレゼンテーションの事前準備の仕方の実習
同じものを紹介する際に、プレゼンターが異なるといかにプレゼンテーションが異なるか?
表現方法の工夫(1):同じ素材、同じ伝達手段を用いて、印象の異なるプレゼンテーションを複数作成する実習
表現方法の工夫(2):同じ素材を用いながら、異なるメディアを用いたプレゼンテーションを複数作成する実習
表現方法の工夫の効果を考える:聞き手の種類と評価
マルチメディアによる表現の有効活用(1):図やグラフ・絵や写真などを取り入れた視覚的表現の実習
マルチメディアによる表現の有効活用(2):ものごとの関係を表現する実習
マルチメディアによる表現の有効活用(3):比較を明確に表現する実習
マルチメディアによる表現の有効活用(4):聞き手に話の流れをつかみやすくする表現の実習
マルチメディアによる表現の有効活用(5):情報量に配慮した視覚的表現の実習
新しい商品の企画書を作成する実習(1):提案型のプレゼンテーションとは?
新しい商品の企画書を作成する実習(2):予備知識のない聞き手を納得させるには?
発表準備(1):資料の提示の仕方と効果を考える
発表準備(2):聞き手に内容を伝える話し方
評価方法 提出された課題をその都度評価し、その合計が成績となる。
教科書
参考書 書名:攻めるプレゼン 図解の極意
著者:竹島慎一郎
出版社:ASCII
発行年:2002年
価格:2000円+税
ISBN:4-7561-4068-8
献本:1
メッセージ 人前で何かを発表することに苦手意識を持っている人が多いかもしれませんが、それはしっかりと事前準備をし、プレゼンテーションをたくさん経験することで克服できます。この授業での課題を積極的にこなしスキルを身に付ければ、将来、数々の場面でそれが活かされるでしょう。実践に近いプレゼン作りのためにプレゼンテーションソフトを使いますが、コンピュータ以外の機器も活用していきます。事前事後学習をしっかり行ってください。なお、授業に関する情報は、http://www.bunkyo.ac.jp/~nakajo/を参照するようにしてください。