演劇論

年度 2003
科目名 演劇論
教員名 秋葉 敏夫
授業概要 シェイクスピアはおよそ400年前のイギリスの詩人、劇作家。かれの原稿や日記、手紙などは何1つ残っていませんが、その芝居が現在上演されることの最も多い人のはずです。日本でも、劇団による上演だけで毎年10~15回、海外の劇団による上演が毎年3~4回行われるほどです。いったいその魅力、現代性はどういうところにあるのでしょうか。この授業では、まず初めに演劇の特徴を、戯曲、演出、俳優、観客などの諸相を通して考えます。そして、シェイクスピア理解のための基礎知識と具体的な作品理解を通して、かれの世界観とその現代性を探ってゆきます。なお今年度は、特に『マクベス』について深く考察し、その上演ビデオや映画のビデオを楽しむつもりです。
授業計画 演劇とは何か。その特徴と歴史的考察
シェイクスピアの時代
イギリス、ヨーロッパ、日本
エリザベス朝の演劇の特徴
エリザベス朝の舞台の特徴
シェイクスピアの生涯
彼の作品の種類、作品の典拠
作品の執筆時期と内容の変化
四大悲劇の特徴
彼の政治認識
彼の人生観、恋愛観ほか
作品『マクベス』の構造
作品『マクベス』の主題
評価方法 1.試験
2.レポート等の提出物
3.出席、態度等の平常点で総合的に評価する。
それぞれの割合は6:2:2。
教科書
参考書
メッセージ シェイクスピアの芝居はせりふ劇です。これは見るためではなく、その「せりふ」を聞くためにあったのです。彼の作品を読んで、多くの意味深長なせりふを取らえ、そのせりふに導かれて、人生についてじっくり考えてみましょう。「考えること」の楽しさを伝えることができ、それを身につけたら、最高です。