文章演習D

年度 2003
科目名 文章演習D
教員名 吉沢 孝治
授業概要 前半のセメスターでの文章技術を基礎として、日本語という問題をとりあげてみたい。 漢語・漢字のみの世界から、日本語が持つ独特のものを表現するため、漢字の訓読み、万葉仮名、かな、カナが出きあがり、これらの文字は「書」という芸術にまで発展した。 しかし、文章を読みやすくするためにかなづかいが第二次大戦後、新かなづかいとなり、漢字の使用も制限され、欧米語のカタカナ化、省略、動植物の名のカタカナ化が進んで、やっとカタカナ文字の行きすぎが最近言われるようになってきた。東京杉並区のカタカナをできるだけ少なくする実例も紹介して、この面での実習をやってみる。 次に漢字使用の問題点、当用漢字のみの表現上、とくに文章を読む上での直感能力不足を来している問題、「鯨」か「クジラ」か。「熾烈」か「し烈」か「激しい」か。などの問題を文章演習の問題点として提起し、検討していきたい。読み方の制限についても「愛しむ」と「悲しむ」などの違いがついてまわるはずである。 これらの諸点、日本語文法などを検討しつつ、文章実習を行なっていくことが第四セメスターの課題である。
授業計画 上記内容の講義と作文実習、例文解説
評価方法 定期試験における課題作文、実習作文、出席状況で評価する
教科書
参考書
メッセージ 日本語をしっかり身につけるようにしよう。
用意するもの
筆記用具、原稿用紙、またはレポート用紙、各種国語辞典