年度 | 2010 |
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科目名 | 自然科学概論 |
教員名 | 鈴木 秀和 |
授業概要 | 自然科学は自然の成り立ちやしくみを科学的に理解していく学問である。授業では「生物多様性」をキーワードとして,地球環境の「過去と現在」について学び,「未来」を科学的な視点で捉え,考えていくことをねらいとする。 |
授業計画 | 序. はじめに ・講義を始めるにあたって ・生物多様性と地球環境 1. 多様な生物の世界 ・自然の品種改良 ・進化と進化論 ・五界説の誤解 ・性と多様性 ・多様性の意義 2. 生物多様性を脅かすもの ・大量絶滅の歴史 ・環境問題各論 3. 生物多様性の保全 ・政治,経済,法律の言い分 ・生態系の理解 ・リサイクルの意義 |
評価方法 | 毎回の出席を基本とし, 学期末の試験で評価する。成績評価の基準は次の通りである。AA)極めて良く解答している。A)良く解答している。B)一応の基準まで解答している。C)最低限の解答である。D)講義を理解した解答とはいえない。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 深刻化する地球環境問題の原因究明・問題解決にはグローバルかつ学際的な取り組みが必要である。しかし,その願いとは裏腹に,私たちは地球環境そのものを正しく把握しているだろうか? 地球環境を知る第一歩として「生物多様性」の理解が,そのきっかけになっていただければ幸いである。 |