年度 | 2010 |
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科目名 | ゼミナール |
教員名 | 関口 幸代 |
授業概要 | 本ゼミナールは、受講生が4年次の卒業研究に必要なリサーチスキル育成の一環として、アカデミック・ライティングとアカデミック・プレゼンテーションの基本的なスキルを身につけることを目指します。授業は5.6セメスターにわたり、自分の関心事のある一つのテーマについて文献を読み、調査研究を行い、その成果を英文のアカデミック・ペーパーとして論文にまとめます。リサーチ活動を通して、問題設定・議論の組み立て、情報の取得と整理、成果の発表を行うことで、「論理的な思考方法」「明確で説得力のある証明方法」「論文作成の基本」を身につけることを目指します。また、その成果をアカデミック・プレゼンテーションとして英語で発表します。発表はゼミ内だけではなく、video conferencing systemsを通じて、英語圏の大学生に参加してもらい、質疑応答を行ないます。 |
授業計画 | 授業は5.6セメスターにわたり、下記のスケジュールで行ないます。最初の授業で授業概要、到達目標、成績評価方法、コースツール、コンピュタの活用について説明します。2週間に一つのユニットを終了するペースで行ないます。 Unit 1 Introduction 1:アカデミック・ライティングとは Unit 2 Introduction 2: 参考文献・資料の収集 テーマの決定 論文作成のためのコンピュタ活用 Unit 3 Prewriting 1: 論点の整理 Unit 4 Prewriting 2: 情報を集める 情報の整理 要約 Unit 5 Drafting 1: 本論のパラグラフ・ライティング(1) 資料の分析 構成 パラグラフの書き方 Unit 6 Drafting 2: 本論のパラグラフ・ライティング(2) アカデミック・ペーパーの構成 アカデミック・ライティングの表現 Unit 7 Drafting 3: 本論のパラグラフ・ライティング(3) 成果の中間発表 意見交換 Unit 8 Drafting 4: 序論の書き方 Unit 9 Drafting 5: 結論の書き方 Unit 10 Drafting 6: 本論校正と参考文献の作成 Unit 11 アカデミック・ペーパーの構成の完成 参考文献リストの完成 Unit 12 Drafting 7: アブストラクトを書く Unit 13 Academic Presentationの準備 Unit 14 成果のまとめ プレゼンテーション |
評価方法 | 授業への参加・貢献(出席、クラス・グループ活動への参加・貢献度)、毎週の課題 発表 アカデミック・ペーパー |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 英語の論文フォーマットは日本語での研究論文、実社会での様々な報告、提案などの文書作成にも応用できます。また、このコースでアカデミック・ライティングの基礎を学ぶことで、自分の意見が英語でも伝わりやすくなることを実感してほしいと思います。 |