年度 | 2010 |
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科目名 | 情報表現・CGI(アニメ基礎) |
教員名 | 高田 哲雄 |
授業概要 | CGアニメーションはゲーム、映画、CM、教育など様々な場面で活用されています。今やコンピュータ・グラフィックスを無視して現代のアニメーション表現や映画表現を語ることはできません。人間の動きや自然の変化など従来コンピュータ技術では不可能と思えるような複合的な動きに至るまで精緻かつ迅速に表現できる水準に達してきたのです。このような情報メディアの最先端を支えているのが3DCG(3次元空間でのCG)です。最近では実写の映像なのか、それともCGによる仮想の映像なのか全く区別がつかないほどその表現技術は高くなってきています。 この演習では最初に描画を主とする2次元CGを学び、次に3DCGへと順次進みアニメーションの基礎を体験します。 |
授業計画 | コンピュータ・グラフィックス入門:参考作品紹介 アニメにおける2D表現と3D表現の違い 静止画像から動画像へ 演習:手描きアニメ(1) (ペイントソフト) 演習:手描きアニメ(2) (アニメ・ソフト) 手描きアニメ(3) (アクションをつける) 手描きアニメ(4) (キーフレームの補間) 演習:CGで立体を作成(1) (基本形態を3Dで作成) 演習:CGで立体を作成(2) (形態を加工する) 演習:CGで立体を作成(3) (自然な形態を作る) 演習:3DCGで物体を動かす(1) (基本アニメート) 演習:3DCGでカメラを動かす(2) (カメラワーク) 演習:3DCGで照明を変える(3) (照明による変化) 演習:アニメの編集 (編集ソフトの活用法) プレゼンテーション・合評 |
評価方法 | 出席と発表、および提出物を重視します。出席点50%、中間プレゼンテーション20%、最終提出30% |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | メディア表現を統合的にアレンジすることのできるトータル・クリエイターが望まれています。そこでは特に”理論”と”実践”の両側面からの総合的能力が求められます。知識のみを目標とするのではなく、実践的価値や感性の価値を重視することを期待しています。 |