年度 | 2010 |
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科目名 | ビジュアル数学 II |
教員名 | 釈氏 孝浩 |
授業概要 | ビジュアル数学 I に引き続き、解析学の基本となる概念を学習する。数式処理ソフトウェアの活用、数理現象の実験観察を通した理解という学習方法は、ビジュアル数学 I と同様である。まず、三角関数・指数関数・対数関数などの導関数を取り扱う。続いて、積分の概念を視覚的に理解し、微分法と積分法の関係について学習する。直接の応用として、簡単な微分方程式も取り扱う。また、パラメータによって関数を表す方法とその有効性について考える。この内容は3次元CGの基礎となるものなので、応用として、3次元空間における図形についても学習する。さらに、ビジュアル数学 I で学んだ複素数について掘り下げ、複素関数論の基礎となる複素平面について理解する。 |
授業計画 | 三角関数・指数関数・対数関数の導関数 関数の積・商の微分 合成関数の微分 関数のグラフと面積 定積分と不定積分 置換積分と部分積分 原始関数と微分方程式 いろいろな曲線 3次元空間における直線 極座標と極方程式 複素数と複素平面 ※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。 |
評価方法 | 期末試験の成績に出席状況を加味して評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | この授業は、講義ではなく実習であるので、高い参加意識と意欲が必要である。教員を目指す諸君は、コンピュータを用いた学習支援のモデルとしても活用してほしい |