国際観光論

年度 2010
科目名 国際観光論
教員名 山口 一美
授業概要 国際観光は21世紀の基幹産業の一つである。それは国際観光を通して国内外の人々の交流が深まることで、世界の国々や人々が経済的、社会的、文化的に大きな影響を受けるからである。これらのことから、観光に関する多様な現象を総合的・立体的に研究する必要性がある。そこで「国際観光論」の授業では、国際観光とは何かを明かにし、国際観光がどのように国や地域を変え、人間を変えるのかを学ぶとともに、国際観光の進展が国や地域、人々を豊かにするとともに、自然環境の破壊や保存問題など新たな課題を生み出していることを認識した上で、より望ましい国際観光のあり方について学ぶことを目的とする。この目的を達成するために、1)講義、事例研究、ビデオやDVDを使って学ぶとともに、2)ゲストスピーカーより国際観光のあり方について学ぶ。
授業計画 オリエンテーション
21世紀は観光の時代 国際観光を学ぶ理由
数字でみる国際観光
世界の観光
日本の国際観光の動向
日本の国内観光の動向
観光資源
世界自然遺産―海外
世界自然遺産―日本
文化財と景観
温泉地
国際観光と地域
観光地とリゾート
観光地の変化と成長
事例研究 ハワイ州
事例研究 長野県小布施町
国際観光と人
観光で学ぶ
観光とアート
事例研究 東京ミッドタウン
事例研究 金沢21世紀美術館
国際観光と触れ合い
ガイドとインタープリケーション
相互作用の場としての観光
事例研究 東京ディズニーランド
事例研究 ユニバーサルスタジオ
国際観光を成功させるために 成功事例から学ぶ
国際観光への展望
評価方法 毎回の出席を基本とし、出席点を35%、グループ討論参加と課題を20%、期末のレポートを45%の割合で評価する
教科書
参考書
メッセージ 旅に出て、自然に触れ、そこでの施設を訪ね、そして人々と交流してみよう。よりよい国際観光のあり方のヒントを探ってください。