日本語C

年度 2010
科目名 日本語C
教員名 野村 美穂子
授業概要 日本の大学に入学したからには当然基礎的な日本語力はあるはずであるが、上級学年に進むに伴い、専門的な授業も増え、レポートなどを書く機会も多くなる。「日本語C」では、①まとまった日本語を耳で聞いてその内容を正確に把握できるようになることと、②述べたい内容を論理的に伝える文章を書くために「日本語らしい日本語」の表現法をしっかりと身につけることを目標とする。①については、「外国語である日本語の講義を集中して聞く」力を養うために、歴史や文学、人口問題などに関する講義の録音資料を用い、長い聴講に耐える耳を鍛えるとともに日本社会の諸事情に関する基礎知識を得る。②については、日本語能力試験1級レベルの文法・語法を再点検していく。
授業計画 オリエンテーション
日本の歴史
東京の歴史と地理
日本の近代化と文学
人口問題
現代日本の家族問題
丙午
日本国憲法
日本の裁判制度
現代日本の社会における紛争解決
法と生活
家族と法
日本における犯罪と法
評価方法 出席点10%/平常点(受講態度など)20%/中間試験30%/期末試験40%
教科書
参考書
メッセージ とにかく欠席しないこと。小クラスのため出欠は一目でわかる。遅刻も良くないが、欠席するよりはまし。この授業はいろいろなテーマを扱うので、日本・自分の出身国・ほかの留学生の出身国の事情を相互に比べて考えるよい機会ともなる。少々発音が悪かったりことばのつかい方がおかしかったりしても、各テーマの講義内容を理解してそれに関する自分の意見や感想を日本語で堂々と言えるようになれば、あなたは立派な日本語話者であると言える。