年度 | 2010 |
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科目名 | ゼミナール II |
教員名 | 新井 立夫 |
授業概要 | 本ゼミナールは、キャリア教育(進路指導含む)及びキャリアカウンセリングの必要性を認識し、教職に就くことを目標とする者や卒業後に教育関係等の職業に従事したい者、あるいは、将来「キャリア・デベロップメント・アドバイザー」(厚生労働省が民間資格)取得を目指す学生に履修してほしい。学習は、キャリア教育の意義、必要性を理解することから始まり、キャリアカウンセリングの理論や演習を通し、キャリアアドバイザーなど「他人のキャリアを支援する」専門職に就ける人材育成とともに、「自分のキャリアを見つめなおしたい」という目的などを体験的に学び、キャリアビジョンを描き、意図的に行動し、実践することがテーマである。下記の授業計画は講義時数を表していない。大まかな授業計画と理解してもらいたい。また、必要に応じて研究発表会、ゼミ合宿、自主的な勉強会を実施するものとする。【到達目標】①授業中に明示する重要なポイントを概ね理解できる。②キャリア教育・進路指導の実態とその課題を理解できる。③キャリアカウンセリングの必要性を認識し、職業をめぐる諸問題を多面的に学習し、進路指導・キャリア教育の推進のなかで実践できる。 |
授業計画 | キャリア情報(キャリア情報とは、米国におけるキャリア情報) キャリア情報(日本におけるキャリア情報) キャリアに関する意志決定プロセス(8つの意志決定スタイル、プランイングプロセス) 集団を対象としたプログラム開発(プログラム開発プロセス、プログラム実施モデル) 労働に関する情報・知識(労務管理、労働法規、労働経済) キャリアセンター(目的・内容・場所・物理的レイアウト・スタッフ) 求職活動スキル(応募書類の重要性と作成方法、セルフマーケティングの手法と実践) 求職活動スキル(生活習慣と行動計画の作り方、面接準備と実践トレーニング) 就職先企業の研究(経営風土・心構え・チェックリスト) ファイナンシャル・プランニング(ライフプラン、年代別ライフプラン・ライフイベント表の作成、キャッシュフロー表の作成・分析・解決策の検討) キャリアカウンセリングの基本技法演習I キャリアカウンセリングの基本技法演習II キャリアカウンセリングの基本技法演習III |
評価方法 | 将来、教職及び教育関係等の職業に従事することを希望する受講生を前提とした、評価基準とする。研究成果(レポート等)50%・発表内容20%(受講態度・議論への参加を含む)・出席状況30%を基準とし総合的に判断する。ただし、成績評価の基準は次のとおり。AA(100点~90点)、A(89点~80点)、B(79点~70点)、C(69点~60点)、D(59点以下)とし、合格は、AA、A、B、Cとする。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 本ゼミナールは、将来の教育者を目指す学生、キャリア教育・キャリアカウンセリングに興味を持ち教育関係の職業を志す学生を対象とし、研究を行うゼミである。身だしなみを整え、髪の色・髪型に関しても、他者に不愉快な印象を与えない格好で出席することします。講義への遅刻や講義中の不要物(飲食物・ヘッドホンステレオ等)の摂取・使用は禁止です。学ぶこと・働くこと・より良く生きることへの「志」を育むゼミです。 |