国際機構論

年度 2010
科目名 国際機構論
教員名 斉藤 功高
授業概要 第二次大戦後、国際社会は急速に組織化されていった。現在の国際社会は国際機構がなければ成り立たないところまで深く結びついている。例えば、国際社会の平和を担保するためには国連は不可欠な存在である。国際テロを撲滅するには一国では不可能であり、国家間の協力が必要となる。国連はそのための要となることができる。また、私たちは何らかの国際機構のお世話になっている。私たちが日本にいて外国製品を安く買えるのも、WTOという国際機構によって自由貿易が推進されているからである。さらに、EUのように特定の地域が国家主権を超えて統合を進めている場合がある。これは、今後の新しい試みとして研究していく必要がある。このように、私たちは生活に密接に関係している国際機構を学ぶことによって、国際社会の仕組みが一層理解できるようになる。本講義では、国際機構を法の視点から学んでいく。
授業計画 1.プロローグ-国際機構とは(第1回)
2.国連
(1)国連の仕組み(第2回)
(2)国際機構としての国連(第3回)
(3)総会会議・安保理決議の性格と事例(第4回)
(4)経済社会理事会の役割(第5回)
(5)国連の安全保障体制と世界平和(第6回)
(6)国連と国際テロ(第7回)
(7)国連の未来(第8回)
3.専門機関
(1)WTOと自由貿易(第9回)
(2)IMFと国家の再建(第10回)
(3)経済のグローバル化とWTO・IMF(第11回)
(4)IAEAとNPT体制(第12回)
4.地域機構
(1)EUと地域統合(第13回)
(2)ASEANとAPEC・FTA協定-その将来は(第14回)
※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。
評価方法 レポート(20点分)と試験(80点分)によって評価する。また、出席を随時とってそれを平常点として試験の点数に加算する。
教科書
参考書
メッセージ 授業では教科書を使わないため、国連や国際機構に関する本を最低1冊読んで、国際社会についての知識を深めてほしい。また、現在国際社会で起こっている諸事情を新聞・インターネット等でよく把握しておいてほしい。