年度 | 2010 |
---|---|
科目名 | 出版演習 II(雑誌) |
教員名 | 田畑 則重 |
授業概要 | 受講生各人が1本ずつ記事を制作するプロセスを通して、雑誌編集の仕事の流れと雑誌編集者に求められる能力を理解する。企画の立案、予備取材・資料収集、インタビュー、記事のまとめ、ビジュアル要素の選定・撮影、デザイン、原稿整理、割り付け、入稿~校了に至る流れを体験し、雑誌という媒体の特性を知る。 |
授業計画 | 雑誌編集のワークフロー――ガイダンスを兼ねて、雑誌の全工程を概観 雑誌の構成要素――テーマ特集記事、ニュース、ビジネス、カルチャー、ファッション、スポーツ、教育、音楽、映画、グラビア、小説、エッセー、美容、健康、マンガ テーマの発見と企画づくり――予備取材、資料探し 取材とインタビューの技法――取材の申し込み方、資料の読み込み、取材メモ作成、録音 ビジュアル要素の選定・撮影――写真の探し方、イラストレーションの選定、フリーウェア データ原稿のまとめ方と原稿の作成――実例をもとに、原稿の組み立て方を考える 原稿整理・レイアウトの基礎――企画意図に沿って原稿を整理し、所定の分量に原稿をまとめる技法を学ぶ タイトル・見出しの付け方――上手なタイトル案を考え、見出しを付ける ビジュアル演出・字体――企画意図を効果的に表現し、記事に注目させるレイアウト・デザインを考え、字体を選定 プリントアウトを提出ー校正ー直し 作品発表、講評 *学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。 |
評価方法 | 作業の各段階と完成品のプリントアウトで評価しますが、毎週の作業がつながっているので、欠席すると完成品のどこかに問題が出てくると思います。したがって、毎回の出席を基本とし、授業中の活動を含めた出席点を50%、完成した記事を50%の割合で評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 将来、編集者・雑誌記者を志す人に企画から執筆、編集の実務入門を学んで欲しい。制作にあたっては、Photoshop,IllustratorまたはIn Designに習熟している方がスムーズに進行出来ますが、苦手な人はWORDでも手作業でもかまいません。大切であり、評価したいのは企画力、調査・取材力、筆力、編集センスです。 |