ゼミナール II

年度 2010
科目名 ゼミナール II
教員名 堀田 敬介
授業概要 オペレーションズ・リサーチ(OR),特に数理計画・意思決定を要する問題を数理的に解決する方法について学びます.ゼミでは,基礎的な知識の習得及び応用力を養うことを目的とし,関連分野の専門書の輪読を行います.OR分野で,皆さんに身近な問題としては,例えば「ゼミ配属決定問題…学生・教員の満足度を改善する配属方法の考案」「スポーツ・スケジューリング…多数の制約・要望を満たしながらエキサイティングな試合の日程計画を立てる」「文教大学カリキュラム作成支援・時間割策定効率化システムを作りたい」「パズルゲームの解法:世の中に出回っているパズルを自動で解く仕組みとその効率を考察する」「ゲーム理論…協調または非協調のもとで人はどのような決定を行うか,エスカレータは左と右どちらに乗るの?」「議員定数配分・選挙区画定…公平な選挙を行うためには何をしなければならないか」などがあります.
授業計画 I.通常授業___[4~9月,10~2月] 数理計画・最適化・意思決定に関連する専門書の輪読(4~9月,10~2月)
II.その他定期イベント___[4月上旬] (4年)卒研テーマ発表会___[9月上旬] 夏合宿集中輪読ゼミ・(4年)卒研中間発表会___[12月中旬](4年)卒研最終発表会
III.学生主導による自発的・積極的な活動[勉学・スポーツ他]を推奨
評価方法 ゼミへの積極的な活動態度,勉学への姿勢を評価(輪読準備状況,質疑応答参加の程度など).無断欠席・遅刻厳禁.
教科書
参考書
メッセージ ゼミはそれまで受けていた講義や演習と違い,各自が自主的・積極的に活動して成果を得ていくものです.自分から学習する姿勢と努力を要す大学の学問にしっかりと取り組んでください.そのために,学生は事前の準備をしっかりとする必要があります.予習せずにただ参加することには意味がありません.輪読とは,順番・分担を決め,各自が担当箇所を事前に読んでその内容を授業時に講義・議論する事です.発表者は,聴き手が理解でき,質問にも答えられるようにします.また,聴き手も予習をし,内容の把握に努めます.なお,ゼミの時間の輪読とは別に,学生同士で自主的にゼミをすることを強く薦めます.