エアライン・サービス論

年度 2010
科目名 エアライン・サービス論
教員名 日坂 幸司
授業概要 サブプライムローン問題に端を発した金融危機は、2009年には世界各国のあらゆる産業に影響を与えています。航空会社もその例にもれず、観光需要、商用需要等の人の移動のみならず、電子部品等のモノの移動も減少しています。
しかしながら、日本国内にとどまらず世界を見渡すと、輸送を支える基幹産業であり、人、モノの移動だけにとどまらず、日本と世界の文化の架け橋になり、世界平和と繁栄に貢献する産業です。また近年、地球規模での温暖化への取り組みも注目されている企業でもあります。
この講義では、特にエアラインビジネスを取り上げ、世界レベルで見た航空の歴史、航空事業の現状と課題、そして航空会社における各種仕事の内容について理解を深めることを目標とします。今後の航空会社の経営にとって大切な「HOSPITALITY」と「CSR=Corporate Social Responsibility」についても、取り上げることとします。
授業計画 オリエンテ-ション
航空事業の基礎知識
航空サービスと業務内容
航空機の設備と機能
国際空港の設備と機能
国際線・国内線の機内サービス
航空会社の仕事
航空会社の仕事
サ-ビスとホスピタリティ
航空会社におけるCS
航空会社におけるCSR
ケ-ススタディ
まとめ
試験
評価方法 出席並びに受講態度4割、講義中に随時実施する、小テスト、レポ-ト6割の配分にて評価する。
教科書
参考書
メッセージ 講義は積み重ねであり、毎回出席することが大切です。
この講義通じ、知識を習得してもらうことも必要ですが、将来日本だけでなく世界の航空産業・サービス産業で「働く」ことも視野に入れ、企業が皆さんに何を求めているのかを授業を通じ伝えていきたいと考えています。