年度 | 2010 |
---|---|
科目名 | マルチメディア表現論 |
教員名 | 高田 哲雄 |
授業概要 | ”Webデザイナーの求人増加!”が意味しているように、画像、文字、音声の各要素をバランスよくデザインし発信することのできる人材が望まれています。20世紀にそれぞれ分化してきたメディア専門技術(印刷媒体、放送媒体、通信媒体)は21世紀ではデジタル技術の進化に伴い、表現のターゲットに向かって再統合しつつあります。各媒体の専門技術や表現の意味と役割が再認識されると同時に、これらを統合的に計画、アレンジ、制作するトータル・クリエイション能力及びプロデュース能力が望まれています。この講義はマルチメディア時代にふさわしい感性と統合力の新しい出発点をめざしています。 |
授業計画 | 統合媒体とは?「人間の本質はマルチメディアだ!」 Static Media と Dynamic Media はなぜ分離したか? 総合的プロデュース能力としてのマルチメディア表現 シナリオの創造と構築はすべてのメディア表現の前提となる 視覚イメージからシナリオへ。シナリオから視覚イメージへ 企画編1:テーマおよびコンセプトの発想方法(集中・拡散法、立体的発想法) 企画編2:イメージの全体を要約する。(ログライン・シノプシスの作成方法) 企画編3:ストーリー・ボード(絵コンテ)、Visualizationの方法 演習編1:メディアを仮定とした企画課題『メディア・エンターテイメント』 演習編2:中間プレゼンテーション(逐次任意指名発表) 演習編3:合評を参考に手直し 演習編4:最終提出 |
評価方法 | 出席と発表、および提出物を重視します。出席点50%、中間プレゼンテーション20%、最終提出30% |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | メディア表現を統合的にアレンジすることのできるトータル・クリエイターが望まれています。そこでは特に”理論”と”実践”の両側面からの総合的能力が求められます。知識のみを目標とするのではなく、実践的価値や感性の価値を重視することを期待しています。 |