年度 | 2010 |
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科目名 | 生化学 |
教員名 | 井上 節子 |
授業概要 | 生化学では生体を構成している物質の性質や反応を取り扱う。できるだけ多くのことを理解し、知ってもらいたいが、限られた授業時間ゆえ、栄養士・管理栄養士を目指す人にとって重要と思われる内容を中心に授業を行う。授業を通じて(1)糖質、タンパク質、脂質、核酸、ビタミンの構造と性質および機能(2)これら生体物質の代謝(体内での分解および合成反応、エネルギー変化)(3)生体防御機構のしくみ、遺伝情報の伝達と発現などを理解する。 |
授業計画 | 細胞の構造 細胞の有機成分 タンパク質:アミノ酸の構造と種類、タンパク質の性質および機能 糖質:単糖類の構造と種類・機能、オリゴ糖、多糖類 脂質:脂肪酸の構造と種類、単純脂質、複合脂質 ビタミン:脂溶性ビタミンおよび水溶性ビタミンの構造と性質 遺伝子と生体情報 DNAとタンパク質の合成 遺伝子解析の現状 酵素と代謝 細胞活動とエネルギー ATPの生成と生体反応 糖質の代謝 脂質の代謝 タンパク質の代謝 生体防御機構 |
評価方法 | 毎回の出席を基本として、授業中の活動を含めた出席点(30%)、前半試験(30%)、本試験(40%)の合計で評価を行う。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 生化学は、分子生物学と並んで生命科学の基礎となる学問である。生命を分子レベルから扱うので難解な部分も多いかもしれない。できるだけ各論的な知識を体系づけながら整理することで、「なるほど」「わかる」授業を目指したい。 |