年度 | 2010 |
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科目名 | 特殊講義C |
教員名 | 金井 惠里可 |
授業概要 | 地方分権に伴って、地方自治体の法令解釈権・条例制定権の範囲が拡大し、自治体職員には、法制度の運用や条例の制定を通じて政策を実現する能力が求められています。また、地方分権は住民自治の拡大をもたらすことから、住民が自治体の法運用や法創造に主体的・積極的に関わっていく必要も生じます。この授業では、地方自治に関わる法制度の基礎を理解した上で、いま現実に地域を悩ませている社会問題に対応する模擬条例を、グループワークで作成します。 |
授業計画 | 憲法上の地方自治制度 地方自治法上の地方自治制度 先端行政の歴史と法律先占論 住民参加の進展と行政情報へのアクセス 地方分権改革 政策法務論と自治基本条例 条例の体系化によるまちづくり 模擬条例をつくる |
評価方法 | 成績評価は、模擬条例の評価に、授業中の発言などの平常点を加味して行ないます。5回を超えて欠席した場合は、学期末試験の受験資格を失いますので、注意して下さい。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 六法必携。模範六法が望ましい。手持ちのものがあれば指定外でもよいが、2007年以前に発行されたものは不可。 |