年度 | 2010 |
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科目名 | 文章演習A |
教員名 | 野地 安伯 |
授業概要 | この授業は、論述文に限らず、さまざまな種類の文章を書くための基本を学ぶものである。テキストによる講義と演習を行い、それに基いた文章を書く。作品は時間内提出を原則とするが、主題によっては次回提出とする場合もある。提出作品は、添削・評価して返却する。授業時には、必要に応じて補助教材を用いる。 |
授業計画 | (1)文章表現における基本事項(仮名遣い・送り仮名・漢字・句読点など)を復習・確認する。 (2)原稿用紙の書き方を学ぶ。 (3)日常生活を素材にした文章を書く。300字の文章を書くことから始め、500字程度の文章がまとめられるように練習する。 (4)上達状況によって、主題を設定して書く練習をする。 (5)上記(3)(4)の中で、補助教材の解説や問題演習を行う。 |
評価方法 | (1)毎回の出席状況を基本とし、これに提出作品の評価を加え、総合的に評価する。(2)「出席点」(単に出席するにとどまらず、積極的に授業を受ける態度を加味した点)を40%、提出作品を60%の割合で評価する。段階は次のようになる。AA)出席点が高く、提出物も授業内容をよく理解した極めて良い作品である。A)出席点が高く、提出物も授業内容を理解した良い作品である。B)出席点が基準に達し、提出物も授業内容をおおむね理解した作品である。C)出席点が低く、提出物の仕上がりの度合が低い。D)出席点が極めて低く、提出物の評価も低い。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 授業では手書きの文章を書きます。パソコンや携帯電話の普及により、手書きの文章が少なくなってきていますが、まだまだその良さが失われているわけではありません。よく「文は人なり」と言われますが、私はそれに加えて、「文字は人なり」と言いたいのです。書家のような美しい文字でなくても、一字一字ていねいに書かれてある文章は、読み手の心をとらえるものです。自分が言いたいことを読み手に誤りなく伝える文一達意の文一が書けるように、ぜひ前向きな姿勢で取り組んでください。 |