イスラーム入門

年度 2010
科目名 イスラーム入門
教員名 青木 武信
授業概要 現在、世界の人口の5人に1人がイスラーム教徒であり、イスラーム教徒、イスラーム社会との関係はますます重要になってきています。この授業では、イスラームという宗教について基本的な理解をめざします。イスラームの教えの基本から、イスラーム教徒の生活、日本との関係まで、概説します。
授業計画 イスラームとは
イスラームの成り立ち
イスラームのひろがり
イスラーム教徒の一生(1):誕生から死まで
イスラーム教徒の一生(2):結婚
イスラーム社会の一年(1):日常生活
イスラーム社会の一年(2):暦と年中行事
イスラーム社会の一年(3):イスラームの祭り
イスラームと民間信仰(1):呪術
イスラームと民間信仰(2):聖者
イスラームと日本(1):日本におけるイスラームの歴史
イスラームと日本(2):在日イスラーム教徒
イスラームと日本(3):日本とイスラーム世界のかかわりあい
これからのイスラーム世界
評価方法 毎回の出席を基本とし、授業中の活動を含めた出席点を30%、レポート30%、期末の試験40%の割合で評価します。ただし、成績評価の基準は次の通り。AA)形式に不備がなく内容が特に優れている、A)形式に不備がなく出題意図に応じた内容である、B)形式は満たしているが内容がやや不足である、C)形式・内容とも若干の難点がある、D)課題がこなせていない。
教科書
参考書
メッセージ イスラームについて学び、考えることは、異文化理解のスキルをみがくには最適です。それは、現在、イスラーム教徒の社会との関係はますます重要になってきているにもかかわらず、日本に暮らす我々にとって、イスラームという宗教はなじみがなく、遠い存在だと思われているからです。イスラームという宗教に関心のある人だけではなく、異文化理解についてさらに深く考えたいという人の積極的な受講を待っています。