年度 | 2010 |
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科目名 | 美学 |
教員名 | 景山 健 |
授業概要 | 芸術、あるいは美術として括られる行為を表現者(アーティストetc.)と観客という在り方を越えて、「やってみること:試み」を中心に考察していきます。様々な現場で交わされるかかわりを紹介。体験を通じて得られた実感を元に考えます。 |
授業計画 | 1.先ずやってみる:試行から認識する 2.見る、聞く、触る、嗅ぐ、味わう 3.創作の環境 表現の現場 4.ここにおいて:現場のリアリティー ライブである事 5.自由制作:作品の企画 実技(作品制作)を含め校舎内外および、周辺環境を利用した課外活動を実施 video、DVD等の視聴覚教材資料等を併用 |
評価方法 | 出席度合、作品の提出内容、レポート、授業中態度等により総合的に評価する |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | いつの時代も最先端のコミュニケーションはダイレクトコミュニケーションです。これを補足するものとしてITを考え、バーチャルでは伝えられない事についての認識を持っていきたいものです。日本の美術教育はこれまで歴史的検証と技法、作業的要素に偏って紹介する傾向にありました。こうしたことは効率と利便性だけを求めて経済主導の、もの化社会をつくり上げてしまっていることと無縁ではないように思われます。ここでは、未だ日本語として翻訳されていないartの本質について考えていこうと思います。 |