年度 | 2009 |
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科目名 | 社会学 |
教員名 | 小坂 勝昭 |
授業概要 | 昨年のサブプライムローン、リーマンショック、の影響でわが国でも派遣社員の首切りが増加し、社会問題化したことは周知のことである。学卒者の就職も厳しく、若者にとっては最悪の時代が来たといえる。現実の問題を学問が救済することは困難かも知れないが、現実に起きた種々の現象は無視できない。社会の国際化=グローバル化は否応なく進み、人間関係、コミュニケーションの多次元化、異文化と人種関係の問題、イデオロギーと政治的ダイナミックス、等々、理解する事柄は多い。この講義では、国際化の中で生きるための基本的視座を学ぶ。そのために自分の周囲の現象だけではなく、日々の新聞報道、他の資料を通して国際的な出来事に関心を持つことが必要であるという気持ちを忘れないようにして欲しい。現実の社会でおきている「出来ごと」や「事象」、「現実」を読み解くことにしたい。 |
授業計画 | はじめに(第1回) 1.社会学とはどのような学問か(第1~3回) 社会的現実とは何か。 社会的レアリティの認識。 社会的犯罪の説明 社会的システムの個人への影響。 2.社会学の基本的なもののみかた(第4~6回) 社会体制 個人と社会のかかわり 3.社会学の可能性(第7~8回) 市民社会の自己反省の学としての社会学 4.社会学の歴史(第9~11回) まとめ(第12回) |
評価方法 | 平常点(出席重視)、および期末リポート。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 講義へ出席してください。期末リポートを提出してもらいます。 |