年度 | 2009 |
---|---|
科目名 | 電子コミュニケーション論 |
教員名 | 佐久間 勲 |
授業概要 | 近年、携帯電話やインターネットなどの新しい情報メディアが発達し、日常生活を過ごす上で、必要不可欠なコミュニケーション手段になってきています。本講義では、携帯電話やインターネットなどの情報メディアを通したコミュニケーションを電子コミュニケーションと呼ぶことにします。電子コミュニケーションは、従来の対面場面(face to face)のコミュニケーションとは異なることや、われわれにとってさまざまな影響(特に悪影響)を及ぼすことが指摘されていますが、実際のところはどうなのでしょうか。本講義では社会心理学の観点から、電子コミュニケーションが、対面場面のコミュニケーションと異なるのかどうか、さらには電子コミュニケーションがおよぼす影響について考察することを目的として授業を展開します。 |
授業計画 | イントロダクション 電子コミュニケーションにおける情報メディア 電子コミュニケーションの影響(1): 依存症の問題 電子コミュニケーションの影響(2): 性的描写の問題 電子コミュニケーションと対人関係(1): 対人認知 電子コミュニケーションと対人関係(2): 友人関係 電子コミュニケーションと対人関係(3): 恋愛関係 電子コミュニケーションと対人行動(1): 自己呈示 電子コミュニケーションと対人行動(2): 自己開示 電子コミュニケーションと対人行動(3): 攻撃行動 電子コミュニケーションと集団行動(1): 社会的影響 電子コミュニケーションと集団行動(2): 集団意思決定 電子コミュニケーションと集団行動(3): 集団による問題解決過程 電子コミュニケーションと集団行動(4): うわさの伝達 まとめ |
評価方法 | 複数回のレポートをもとに評価をする。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 講義内容は「応用社会心理学」とも言えます。したがって、社会心理学概論ⅠとⅡ、または人間関係論の知識を前提として授業を進めていきます(社会心理学の基本的な事項の解説は行いません)。本講義を受講する前に、社会心理学概論Ⅰ・Ⅱまたは人間関係論を受講することが望ましいです。 |