サウンドデザイン

年度 2009
科目名 サウンドデザイン
教員名 近藤 隆史
授業概要 PCの発展により、サウンド(音)をPC上で扱うことが、より身近になりました。また、インターネット上では様々なデジタルコンテンツが活用され、音や音楽が情報である事を意識する機会も増えてきました。この講義では、Cubase等のDAW(デジタルオーディオワークステーション)を実際に操作して、MIDIやオーディオの録音・編集、及び、エフェクトの活用などを通して、サウンドに関する知識や技術について学びます。
具体的な課題や作品制作などの学習を進めるなかで、動画におけるサウンドトラックの作成や、CDやインターネット配信などの音楽制作など、デジタルコンテンツを活用するための、音や音楽に関する技術や表現を習得します。
授業計画 サウンドデザインの概要/使用するハードウェア・ソフトウェアの紹介と基本操作
音・音楽データのフォーマット/MIDIとオーディオの違い
音楽編集ソフトの基本操作(1) (MIDI入力・編集作業)
音楽編集ソフトの基本操作(2) (オーディオ録音・編集作業)
MIDIの活用(1) MIDIメッセージの種類、MIDI機器の制御
MIDIの活用(2) ソフトシンセの利用、機器の同期
オーディオエフェクトの活用(1) オーディオエフェクトの種類
オーディオエフェクトの活用(2) エフェクトのルーティングと設定・操作
ミキシングとマスタリング
動画制作におけるサウンドデザイン(MAの知識・技術)
動画制作におけるサウンドデザイン(効果音・BGM・ナレーション編集)
オーディオCDの仕様とオーディオ圧縮規格/様々な形態での配布
音楽制作実習(1)(音楽編集ソフトにおける演奏表現)
音楽制作実習(2)(自由制作)
作品紹介と相互評価(総合演習)及び小テスト
※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。
評価方法 出席点と、小テスト・レポートなどの課題の提出状況などから総合的に評価します。
教科書
参考書
メッセージ 実際に音楽編集ソフト等を操作しますので、デジタルクリエーション履修者もしくは、同程度のシーケンスソフトの操作技術があることが望ましい。実際に作業をしながら講義を進め、グループでの制作と作品発表もありますので、高い創作意欲と参加意識が期待されます。講義内容を単純に知識として覚えるのではなく、制作・創作等の自己表現・活動の為の手段として効果的に活用してください。