年度 | 2009 |
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科目名 | 臨床栄養学総論 |
教員名 | 中村 満行 |
授業概要 | 疾病の治療において、薬物療法・運動療法・外科療法等々にならび、栄養学は治療上、要となる重要な治療法である。その栄養療法は、正確な基礎知識の上での栄養学を基礎に実践されている。このため、生理学・生化学・解剖学、そして、疾患知識・病態生理学を踏まえての、栄養学習得が望ましい。今回、本講座においては、生理学・生化学・解剖学の知識にふれつつ、代表疾患の病態生理・病理を理解しつつ、栄養療法(食事療法)のあり方を学習する。 |
授業計画 | クラスの履行授業進度により 生理学・生化学・解剖学知識を補充し、 下記の代表的な疾患の病因・病態生理を そして、各々の適用する食事療法の 基本を学習する。指定のテキストの 目次順と下記の順は違うが、下記の 内容に13回の授業のうち11回充てる予定である。 残りの各論に向けての総論学習前の基礎知識と 総論学習後の臨床スタデイーに充てる予定である。 代謝の障害 糖尿病 肥満 高尿酸血症 高脂血症と動脈硬化症 メタボリック症候群 循環器の病気 高血圧症 心不全 狭心症と心筋梗塞 脳卒中 腎臓の病気 腎不全 糸球体腎炎 ネフローゼ症候群 血液の病気 貧血 白血病 骨関節の病気 骨粗鬆症 胃・腸の病気 急性胃粘膜病変と急性胃炎 慢性胃炎 胃・十二指腸潰瘍 潰瘍性大腸炎とクローン病 肝・胆・膵の病気 肝炎 肝硬変 脂肪肝 胆石・胆のう炎 膵炎 アレルギーと免疫の病気 栄養法 臨床検査 注意)授業は、テキストを中心に行う予定ですが 随時、補充等を黒板への晩書を行います。 一人一人の自覚と責任で、書き留めてください。 |
評価方法 | 出席を毎回とります。3分の2以下の出席回数の時には、受験を認めません。学習到達度の評価は、筆記試験にて行う。テキスト内容以外の授業で行った内容の全てが試験範囲。試験形式は、(1)穴埋め式・多数(選択肢なし)と(2)出題された質問に対しての記述回答形式(予定:6題)の二本立てとする。配点は、5対5とする。 最後に、出題の提示は一切なし。また、資料の持込みは、禁止。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 本講座にて、疾患治療における栄養学の重要性を理解しましょう。 |