キャリア研究A

年度 2009
科目名 キャリア研究A
教員名 田畑 則重
授業概要 求人状況は昨年と一変しました。就活が本番を迎える3年生秋の時点でも、状況が劇的に改善することは難しいと思われます。難関を突破し、希望の道を歩むためには、早くから将来のキャリア像を描き、働くことや仕事の意義を積極的に考えるとともに、さまざまな業界の知識を得て、職種や仕事内容への理解を深め、自己のモチベーションを高めていく必要があります。本講座では、仕事の意義を理解することを始め、そこで必要とされる能力を知り、自分の適性から見てどのようなキャリアを形成し、そのためには何を学ぶべきかを自己発見することを主眼とします。授業は、外部講師と、担任およびキャリア支援課が交互に担当する予定。
授業計画 オリエンテーション
授業の目的、進め方の説明
本講座に対する受講生のニーズ調査
最近の求人動向
仕事とは何か 働くことの意義を考える
メディア、コンテンツ、情報産業(出版、テレビ、映像、広告、音楽、ウェブ制作など)を中心に、サービス産業、メーカーからもゲストスピーカー(経営者、人事・採用担当者、実務家)を招き「業界の現状と将来展望」「望まれる人材像」「業界でのキャリア形成」「大学時代に何を学ぶべきか」などの講話を通して、社会人意識を形成する。
就活への準備と資格取得
入社試験から内定までの流れ
自己啓発アクションプランの作成
*学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。
評価方法 自らの将来を積極的に考える講座なので欠席は論外ですが、出席点を40%、講義に織り込んだ感想文の提出、アクションプランの制作、期末レポートを60%の割合で評価する。
教科書
参考書
メッセージ 漠然と描いている将来の職業の実像をつかみ、自己の適性と能力を実像に照らして軌道修正をする、あるいは知らなかった職種を発見し、できるだけ早く自分のキャリア・コースを描き出すこと。キーワードは自発性、積極性、行動です。その大きなきっかけにして欲しい。
カテゴリー: 2009

音楽

年度 2009
科目名 音楽
教員名 吉井 亜彦
授業概要 この講義では、作曲家ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-91)の音楽について学びます。「稀代の天才」と称されたモーツァルトは、あまり長くなかった人生において、交響曲や協奏曲から、オペラ、室内楽曲、ピアノ曲、歌曲などに至るまで、じつに多くの作品を作曲しています。それらはいずれも、表面上は簡潔で、優しく思えるかもしれませんが、実際は奥が深く、複雑。なにかと興味深いところが少なくありません。そうしたモーツァルトの音楽の魅力を学んでいきましょう。講義においては、楽器をあつかったり、楽譜を読めなければならないなどという必要性は、それほど重要ではありません。音楽に対する興味と関心、それに好奇心とがあれば良いでしょう。
授業計画 交響曲に始まり、協奏曲、室内楽曲、ピアノ曲、各種の管弦楽曲、オペラなどモーツァルトの作品を順に学んでいきます。講義ではCDなどを用いていきます。
評価方法 期末に試験、またはレポートを課します。出席、平常点などは厳しくチェックしますので、そのつもりで。「音楽」の講義なのでノイズは一切不要。私語などは厳禁です。学生らしからぬ態度、不正行為に関しては厳しく対処します。
教科書
参考書
メッセージ 大学生らしい節度をもって「音楽」を学べる真摯な受講生を期待しています。
カテゴリー: 2009

簿記演習 I

年度 2009
科目名 簿記演習 I
教員名 志村 正
授業概要 簿記は企業の取引を体系的に帳簿に記録する方法です。帳簿に記録することによって、企業の財産を管理し、毎期末に企業の成績表に相当する決算書を作成して、利害関係者に報告します。本講義では、簿記の仕組みを例題を用いながら解説します。簿記の初心者はこの簿記演習Aをマスターすることをお勧めします。会計科目の基礎知識となります。プロジェクターによって講義を進めていきます。
授業計画 簿記の仕組みと特徴・目的
財務諸表(1)貸借対照表の構造
財務諸表(2)損益計算書の構造
取引の要素分解
帳簿への記録(1)仕訳
帳簿への記録(2)勘定記入・転記
帳簿への記録(3)練習
伝票会計・帳簿組織
商品売買取引(1)三分法
商品売買取引(2)返品と値引き
商品売買取引(3)商品有高帳
掛け取引
復習と練習問題(1)
復習と練習問題(2)
評価方法 基本的には定期試験によって評価するが、出席状況を加味することもある。
教科書
参考書
メッセージ 簿記は自動車の運転と同じように、毎回の積み重ねと練習によって上達していきます。欠かさずに、遅れずに出席してください。日商簿記検定3級を目指すことをお勧めします。簿記演習 I と秋学期開講の簿記演習 II をマスターすれば3級の実力がつくレベルになります。記は始めが肝心です。電卓を忘れずに持参してください。携帯では、メールをしているのか計算しているのか判断できません。
カテゴリー: 2009

ネットワーク運用管理

年度 2009
科目名 ネットワーク運用管理
教員名 佐久間 拓也
授業概要 本授業では、ネットワークを管理運用していくための技術や手法を実習を交えながら学習する。とくにインターネットで利用されているさまざまな通信ネットワークサービスが、どのような技術によって支えられ、どのように構築されて、どのように運用されているかを学習する。いつもは何気なく利用している通信ネットワークサービスが、じつは管理者の日々の大変な努力によって成り立っていることが理解できるようになる。
授業計画 インターネットの仕組みについて
サーバの基本構築(実習)
DNSの仕組みについて
DNSサーバの構築(実習)
電子メールシステムの仕組みについて
電子メールサーバの構築(実習)
Webシステムの仕組みについて
Webサーバの構築(実習)
ファイル共有の仕組みについて
ファイルサーバの構築(実習)
経路制御の仕組みについて
経路制御の運用方法(実習)
その他の通信ネットワークサービスについて
サーバの相互運用について(実習)
管理者の心得と総合演習
評価方法 学期末のテスト及び課題の提出状況によって判断する。学期末のテストはネットワークの仕組みに関する知識を問う筆記試験と各種サーバを構築する実技試験を行う。なお出席が前提であり、欠席は減点対象になる。
教科書
参考書
メッセージ この科目ではコンピュータやネットワークについて十分な知識があることを前提とする。またネットワークサーバを構築する上で、試行錯誤を繰り返し行い、そのときの事象について考えることを惜しまない人のみ受講登録して欲しい。なお、実習は2-3人のグループになって行う。
カテゴリー: 2009

専門ゼミナール II

年度 2009
科目名 専門ゼミナール II
教員名 工藤 政博
授業概要 航空業界に関心を持つ受講生に対して航空会社の実務経験に基づき、今日の世界及びわが国の航空業界の現状をわかりやすく解説するとともに、国が政策として掲げるアジアゲートウェイ構想や2010年に予定されている成田空港の発着枠増加と羽田空港の国際化、あるいはまたLLCと呼ばれるローコストキャリアーの台頭がこれからの日本の航空会社の経営にどのような影響を及ぼすのかについて受講生と一緒に検証する。また我が国で観光立国が叫ばれている中、ツーリズム推進に果たす航空の役割についても検証する。業界研究を通して航空産業が人、モノの輸送を担うことにより、地方活性化のための交流人口の増加、国際文化交流の促進に貢献していることを理解します。
授業計画 前半は講義形式で航空業界全般、航空を中心とした観光、物流などについて講義、後半はグループ別の調査、研究と全日空など関係業界への訪問を実施する。研究テーマは講義の中から各自で選択し、グループ毎の発表を経てレポートにまとめる。
評価方法 出席状況及び授業態度 40%、講義中に随時実施する小テスト、レポート60%
教科書
参考書
メッセージ 航空・ツーリズム業界に関心のある学生であればどなたでも受講可能。受講に当たっては、航空・観光関係のニュース、新聞記事などに目を配り、内外の政治・経済・文化・環境問題などの動向が航空・ツーリズム業界に与える影響について常日頃から関心を持ってその背景を洞察して欲しい。
カテゴリー: 2009

ビジネスと法 I

年度 2009
科目名 ビジネスと法 I
教員名 山本 顕一郎
授業概要 ビジネスに関連する諸々の法律のうち、重要なものを取り上げて学んでいく。会社法をはじめとして、独占禁止法、証券取引法、知的財産法などの、事業活動を行う上で目配りの欠かせない法規の基礎を解説する。
授業計画 イントロダクション
会社法
会社の設立
株式
株主総会
取締役・監査役
新株発行
社債
計算・配当
会社の結合
会社の消滅
独占禁止法
カルテル規制
私的独占の禁止
企業結合規制
市場支配力の集中に対する規制
不公正な取引方法の規制
証券取引法
知的財産法
製造物責任法
消費者法
労働法
評価方法 学期末に、四肢択一等の形式による客観式試験を行って評価する(マークシートを使用する)。その試験においてとった点数により、合否等の成績評価を行う。出欠に関して、出席点は加味しない。
教科書
参考書
メッセージ 受講にあたっては、法学入門、情報法等の法律系の基礎的科目を履修していることが望ましい。
カテゴリー: 2009

卒業研究

年度 2009
科目名 卒業研究
教員名 日吉 昭彦
授業概要 卒業研究では、ゼミナール I ~ III までの学習活動をふまえて、卒業論文の執筆を行います。ゼミナール III で行う実査のデータ分析および分析結果の検討を行います。論文の構成等を決定し、論文執筆を行います。さらに、卒業研究の発表会で研究成果のプレゼンテーションを行います。
授業計画 1. 卒業論文の執筆についてのガイダンス
2~5. 実査のデータ分析
6~9. 分析結果の検討
10~14. 卒業論文の執筆
15. 卒業研究発表会
評価方法 卒業研究の評価は、提出された論文を精査するとともに、卒業研究の発表会での質議応答などをふまえて決定します。研究テーマによって評価基準は異なるので、明示することはしませんが、独自性や科学性、資料性などのいずれかの点で評価できることや、社会調査としての妥当性や社会的な有用性、あるいはこれまでの報告の経緯など、多面的な観点から決定します。
教科書
参考書
メッセージ 卒業研究は、大学での学習活動の総まとめでもあります。生涯の思い出にもなるような作品に仕上げてほしいと思います。個々人の書く作業の積み重ねですが、ゼミナールの仲間と苦労を共に分かち合ってほしいと思います。その意味で、卒業研究はゼミナールの延長であり、ゼミナール1~3同様に、教室で、研究室で、フィールドで、日常生活で、いつでもゼミが開講している、そんな気持ちでいてほしいと思います。
カテゴリー: 2009

番組制作 I

年度 2009
科目名 番組制作 I
教員名 竹林 紀雄
授業概要 テレビ番組はどのようにして作られているのでしょうか。制作の舞台裏を見せるテレビ番組を観ただけでは、それを正しく知ることは出来ません。この授業では、スタジオ番組の企画から完成までの基本的な制作のプロセスを、実践的かつ総合的に学ぶことを目指します。スタジオ番組には、バラエティー番組、音楽番組、報道番組、情報番組など、様々なジャンルの番組が放送されていますが、あらゆるテレビ番組に共通する基本は同じです。授業の仕上げとして、グループで情報番組など比較的取り組みやすいジャンルのTVスタジオ番組に取り組んでいただきます。
授業計画 ガイダンス 安全に映像制作演習を行うためのガイドライン
授業内「プロダクション」の意義
テレビ番組の制作プロセス I
テレビ番組の制作プロセス II
テレビ番組の制作プロセス III
ロケーション演習 I
ロケーション演習 II
ポストプロダクション演習 I
ポストプロダクション演習 II
スタジオ演習 I
スタジオ演習 II
スタジオ演習 III
スタジオ演習 IV
完成番組の講評 I
各プロダクションの課題作品(番組)を履修生全員で鑑賞しながら講評する
完成番組の講評 II
各プロダクションの課題作品(番組)を履修生全員で鑑賞しながら講評する
評価方法 課題作品(60%)の完成度と理解度を評価します。これに、出席状況、授業態度、チームワーク能力、責任感等の平常点(40%)を加味して総合的に評価します。
教科書
参考書
メッセージ 受講生はそれぞれが独自の名称(それぞれ自由につけてよい)をもつプロダクション(制作のためのグループ)を立ち上げ、自主的にこれを運営します。ただし、機材や設備を効率よく使用するために、各プロダクションに割り当てられた時間やスケジュールを厳守していただくことを特に求めます。また、スタジオでの演習は危険が伴います。最初に配布する「映像制作演習を行うためのガイドライン」を遵守することを求めます。ふざけたり、はしゃいだりすることなく「真摯な姿勢」で演習に臨んでください。また、履修者数と課題作品数から、課題制作におきましてはインターラクティブ(双方向)な指導には限りがあります。自ら積極的に映像制作に取り組む意欲のある学生の履修を求めます。
カテゴリー: 2009

専門ゼミナール III

年度 2009
科目名 専門ゼミナール III
教員名 海津 ゆりえ
授業概要 専門ゼミナール〓、〓は専門研究を行ないます。
専門ゼミナール〓ではゼミ〓,〓を通じて関心をもった領域をさらに広げ、掘り下げます。先行文献研究や事例調査踏まえて、自分のフィールドとオリジナルな調査テーマを見つけ、調査を進めましょう。ゼミではレジュメをもとに各自調べたこと、明らかにしたこと等をプレゼンし、ディスカッションします。それをもとに研究を先に進めて行きます。
合宿は3年と合同で行います。
授業計画 卒業研究の企画立案・実施
卒業論文執筆の作法
論文の構成、各章の内容、調査の進め方、文献検索の方法等を学びます。
先行研究
テーマに即した研究を行っている他の研究者の論文や書籍等を探し、読み込んでまとめましょう。
研究目的・結論の仮説
以上を踏まえて、卒業研究の目的や結論の仮説等を検討し、まとめましょう。
調査計画の立案
自分自身の視点や問題意識を明らかにするために、オリジナルな調査を企画します。フィールドを設定し、調査計画を立て、質問紙等を設計します。
調査の実施ととりまとめ
計画した調査内容に基づき、各自調査を行います。夏休みの間に終えることが望ましいでしょう。
ゼミ合宿
3年との合同や4年だけのゼミ合宿を行います。
評価方法 ゼミへの出席状況、発表や討論の参加の積極性、レポートの内容等を総合的に判断して評価します。
教科書
参考書
メッセージ 様々な情報や学外での活動にアンテナを立て、吸収しましょう。
就職活動で忙しいシーズンですが、ゼミで得られる刺激をエネルギー源にして下さい。ゼミは必ず出席することを心がけてください。
カテゴリー: 2009

マルチメディア文化論

年度 2009
科目名 マルチメディア文化論
教員名 太田 信宏
授業概要 コンピュータの登場によって情報はアナログからデジタルへと変化した。さらにインターネットが普及したことで、より複合的なマルチメディア情報が身近なものとなってきている。この授業ではIT社会のキーワードである「デジタル」「パーソナルコンピュータ」「インターネット」「ウェブ」などを中心に、マルチメディアというものをいろいろな側面から考察していく。授業を通して情報化社会におけるマルチメディアの意味をしっかりと理解してほしい。
授業計画 授業ガイダンス、マルチメディアとは
コミュニケーションの歴史と形態
デジタルとアナログ
コンピュータの機能とマルチメディア
情報の特性とリスク
マルチメディア情報の表現と文字コード
コンピュータによる日本語の表現
色の表現とマルチメディア情報
インターネットの誕生と発展
ブロードバンドと電子メール
いろいろなウェブコンテンツ
マルチメディアと情報ビジネス
情報化社会の光と影
マルチメディア社会の今後、授業のまとめ
評価方法 定期試験および授業内の小テストによって評価する。定期試験はマルチメディアと情報化社会についての理解度を問う内容の筆記試験(持ち込みなし)とする。小テストは毎回実施し、前回の授業内容から出題する。定期試験80%、小テストおよび出席等の平常点20%として100点換算し、90点以上をAA、80点以上をA、70点以上をB、60点以上をC、59点以下をDとする。
教科書
参考書
メッセージ 現在インターネット上を流れているデータは、文字、図形、画像、音声などのマルチメディア情報です。マルチメディアというものを理解するためには、インターネットやコンピュータの知識が深く関ってきます。この授業を通して、情報化社会とマルチメディア文化の関係をしっかりと学んでください。
カテゴリー: 2009