年度 | 2009 |
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科目名 | 専門ゼミナール I |
教員名 | 林 薫 |
授業概要 | 本ゼミでは国際開発協力を中心に国際協力全般をテーマとして扱います。5セメスターにおいては国際協力の基礎知識を習得します。経済協力の基本的枠組み、主要な問題点について包括的に学び、6セメスター以降のテーマ別研究の基礎とします。また、インターネットを活用し国際開発協力の実践活動なども実施します。国際開発協力への広範な問題意識と関心の涵養が達成目標です。 |
授業計画 | 国際協力総論 国際協力の歴史と国際関係 国際協力のアクター分析:国民国家(援助機関)、国際機関、青年海外協力隊、NGO、民間企業 貧困削減とそのアプローチ プロジェクト・デザイン・マトリクスを用いた農村開発プログラムの実習 開発問題の課題・分野別学習(農業、教育、水・保健衛生、産業育成、インフラ整備) (以上の授業計画は実際の学期授業回数とは一致しません) |
評価方法 | 出席および授業への参加のレベルを考慮します。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 世界で現在起こっている問題、起こりつつある問題、解決すべき事項などについて強い関心を持つことが必要です。 |
月別アーカイブ: 2013年12月
ゼミナール I
年度 | 2009 |
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科目名 | ゼミナール I |
教員名 | 岩本 純 |
授業概要 | 諸君の多くは、企業をはじめとする経営体に就職することになる。40年近くにわたるサラリーマン生活の入り口(採用)から出口(定年退職)までに出会うさまざまな問題を、社会学的な視点から取り組む。その対象となるテーマの範囲は、企業と社会、日本型生産システムと企業間関係、キャリア形成と能力開発・教育訓練、昇進と賃金管理、職業の性別隔離(男の仕事、女の仕事)、労働者の働く意欲、労使関係など幅広い。1990年代半ばから、企業およびサラリーマンの環境は、IT化および長期的不況により、大きく変化している。とくに、年功制から能力・成果主義へ、ピラミッド型組織からフラット型組織へ、人と業務のアウトソーシングの拡大などとして現れている。このような現実とその背景を理解・把握し、分析する能力を養う。 |
授業計画 | 全員の共通関心を深め、関心領域を確定するために、新聞記事をはじめ、基本的文献を輪読する。ゼミの形式、進め方、参考文献などは、参加者と相談の上で決めていくが、参加者の自主的かつ自律的な報告にもとづく企画・討論が中心となる。また、学習・研究の対象を中心に、論文の書き方、プレゼンテーション・討論の方法、リーダーシップ機能の獲得なども学んでいく。 1年間のゼミにおける自己の目標を自分自身で管理するために、理解力、要約力、分析力、表現力等の自己採点および目標値を4月初めに提出する。 |
評価方法 | 出席点30%、報告・発表の準備30%、報告・発表回数40%の割合で評価。成績評価の基準は、次の通り。AA)欠席がなく、準備を怠りなく、報告も積極的である、A)出席、準備、報告に、多少の不足はあるが、努力の形跡が見て取れる、B)A)に比べて、更に不足している、C)出席回数は、充足しているが、努力の形跡が見て取れない、D)出席不足。 |
教科書 | 岩本純・吉井博明『「情報」の商品化と消費』学文社、熊沢誠『能力主義と企業社会』岩波新書、島田晴雄『日本の雇用』ちくま新書など |
参考書 | |
メッセージ | 責任感、積極性のある学生を求める。「産業社会学」の履修者が望ましい。 |
中国語 II
年度 | 2009 |
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科目名 | 中国語 II |
教員名 | 何 鳴 |
授業概要 | 中国語 I で覚えた発音や基礎文法を生かして、会話能力を更に高める。同時に、中国語文章の理解能力にも力を入れて、簡単な作文ができるように練習する。また、中国の文化や現代中国人の日常生活などの言葉の理解に不可欠な知識も紹介する。 |
授業計画 | 講義ガイダンス 決心、命令、許可などを表す言い方 命令の否定表現及び「…から」の言い方 時態助詞「着」の使い方及び構造助詞「得」の使い方 翻訳、聞き取り練習及び講評 結果補語「了」、可能補語「得」、方向補語「来」と「去」 「給」と「比」の使い方など 「把」の使い方;慣用句:「又…又…」と「是…的」 作文練習及び講評 「和」の使い方;慣用句:「比…得多」、「不太…」など 使役「譲」の使い方;受身「被」の使い方 「只有」と「只」の使い方 復習 |
評価方法 | 学期末のテストによって評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ |
ベンチャー証券市場
年度 | 2009 |
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科目名 | ベンチャー証券市場 |
教員名 | 長谷川 直哉 |
授業概要 | わが国では、第二次世界大戦後の荒廃した社会の中から、SONYや本田技研などベンチャー企業が誕生し、高度経済成長を通じて日本経済再生のけん引車となった。しかし、21世紀に突入した現在、日本の産業構造は抜本的な変革を迫られおり、ベンチャー企業の創出への期待がますます高まっている。本講義では、ベンチャー企業経営の基礎理論とベンチャー企業に対する支援システムの現状について解説する。 |
授業計画 | ベンチャー企業とは何か アントレプレナー(起業家)と企業家精神 アメリカにおけるベンチャー企業の歴史 ベンチャー企業を巡る経営風土-日米比較- ベンチャー企業と経営 I -ベンチャーマネジメントの特性- ベンチャー企業の経営 II -リスクマネジメント- ベンチャー企業支援制度 ベンチャーファイナンス I -資金調達- ベンチャーファイナンス II -リスクキャピタルの調達- ベンチャーファイナンス III -企業価値の評価- ベンチャーファイナンス IV -借入資本の調達- 株式公開(IPO) 日米ベンチャー企業のケーススタディ |
評価方法 | 中間レポート(50%)および期末レポート(50%)で成績評価を行う。出席率が2/3未満の場合は、成績評価を行わない。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 将来、起業や独立を目指す人、ベンチャー企業に関心のある人、企業に就職しようと考えている人は、是非受講して下さい。 |
ネットワークコンテンツ制作
年度 | 2009 |
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科目名 | ネットワークコンテンツ制作 |
教員名 | 池辺 正典 |
授業概要 | 従来のWebページはHTMLのみの静的なものでした。しかし、最近では、サーバサイドでの動的な処理によるWebページ生成やクライアントサイドでのユーザ挙動に応じて動作を行う複雑なWebページが増えてきています。この授業では、クライアントサイドで動作するスクリプト言語(JavaScript)を使用してユーザ挙動により複雑な動作を行うWebアプリケーションを作成することを目的とします。 |
授業計画 | HTMLの復習 JavaScriptを用いた演習(1) イベント,演算子 JavaScriptを用いた演習(2) 条件分岐 JavaScriptを用いた演習(3) サンプルの作成 XMLによる通信サンプル作成演習(1) Ajaxの基礎 XMLによる通信サンプル作成演習(2) データの書き込み XMLによる通信サンプル作成演習(3) キーイベント,スタイル操作 XMLによる通信サンプル作成演習(4) 複数ユーザでのデータ共有 XMLによる通信サンプル作成演習(5) 複数ユーザでのデータ共有 XMLによる通信サンプル作成演習(6) 複数ユーザでのデータ共有 XMLによる通信サンプル作成演習(7) Ajaxを利用した検索システム XMLによる通信サンプル作成演習(8) Ajaxを利用した検索システム 全体の復習 最終課題プログラムの作成 |
評価方法 | 出席を加味しながら、実技テストと課題などにより評価を行います。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 近年のWeb2.0という単語に代表されるようにWebアプリケーションのあり方は日々変わっています。この授業では、クライアント側で動作するプログラムや通信用のデータ形式であるXMLについて理解を深めるために、実習形式の授業を行います。 |
卒業研究
年度 | 2009 |
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科目名 | 卒業研究 |
教員名 | 松本 浩之 |
授業概要 | 教育研究を共通の課題として各自の問題意識に沿いながら、教育方法学、教育社会学、教育心理学、教育課程、教育法規など各分野をそれぞれ深めていく。各自のテーマを確定し、仮説の設定、実際の教育現場での検証、研究論文作成、研究発表と進めていく。 |
授業計画 | 教育の今日的な課題に照らして各自の研究テーマを確定する IT時代における「いじめ」問題 不登校の何が問題なのか 少年非行、少年犯罪の実態 教師と生徒の関係と学校秩序 教師の協働を考える 学力低下論の本質を探る 仮説の設定 仮説を検証する手だての吟味と計画立案 関係論文の調査 仮説の検証(教育現場での実践) 検証結果のまとめ 論文の作成 論文の発表会 |
評価方法 | 出席を重視する。今日学校教育の現場が抱える課題をどれだけ自分自身の問題と意識し、解決の手だてをどのように探っているか、解決の見通しを持ち、実際の教育現場でいかに検証したかを報告会や論文発表会などから総合的に評価する。AA)洗練された問題意識と卓越した見解を保持し教育現場で実践によって効果的に検証した。A)的確な問題意識とそれに見合う説得しうる見解を有し教育現場で検証した。B)妥当な問題意識とそれなりの見解を有し教育現場で実践した。C)問題意識とそれに関する見解を有しているが仮説の検証など、やや疑問がある。D)課題がこなせていない。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 教育に関する課題意識を持って参加していただきたい。受動的に何かを授かる積りで出席しては意味がないし、そのような指導はしない。自分で調べ、考え、実践し、発言できないと,成果はないし,意味はない。仲間や教育現場の子どもたちに伝えるために話すこと、書くことを訓練し、表現力も高めていってもらいたい。 |
データ処理 II
年度 | 2009 |
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科目名 | データ処理 II |
教員名 | 田鎖 聡史 |
授業概要 | コンピュータ教室で行う演習科目です.この科目の前提となる演習科目「データ処理I(旧カリ:データ処理)」においては,「表計算ソフト」の概念,及び基本的な使い方を(現在の代表的なソフトであるExcelを利用して)学びました.この演習授業では,関数や機能を上手く活用することによって,自分の目的に応じた表を構想し,作成する知識・技術を身に付けることを目標とします.そのために,様々な問題に対してExcelで表を作成することによって,関数・機能をどのように活用すると効率的(または非効率的)なのかを習得します. |
授業計画 | 表計算ソフト活用編 在庫管理 : 品切れをおこさずに在庫を減らすには? 選挙の数理 : 議員定数配分問題を解く 現在価値と将来価値で投資評価をしよう 返済計画・貯蓄計画をたてる 減価償却 : 償却の仕方が違うとこんなに結果が変わるね 購買計画をたて,損益検討をしよう 最適化 : 線形計画法でダイエットに成功するかも 最適化 : 組合せ最適化と整数計画法を利用して好成績ゲット! 運賃計算表 : 茅ヶ崎から仙台まで幾ら? 統計 : 度数分布とヒストグラム・統計量 暗号化・復号化と暗号解読 : あの暗号文を解読せよ! 予測と傾向分析 : 需要予測で皮算用!? 階層化意思決定法 : 新製品購入,迷ったらAHPで |
評価方法 | 課題により評価する. |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 前提科目は「データ処理I(旧カリ:データ処理)」です.「データ処理I」で学んだ内容を理解していれば難しいことはありません. |
中国語 III
年度 | 2009 |
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科目名 | 中国語 III |
教員名 | 何 鳴 |
授業概要 | 中国語 III は中級レベルの授業で、中国語 I と中国語 II を終えた学生を対象とする。「所詮第二外国語だから、勉強が終わったらすぐ忘れちゃう」という通念に、中国語 III はチャレンジしてみる。質も量もある訓練を通して、中国語を忘れられない第二外国語にする授業である。素晴らしいテキストは言葉だけでなく、現代中国社会と中国人の生活についても、たくさん教えてくれる。 |
授業計画 | 第一課:時間名詞、時間副詞;語順の確認1・2;「一…立刻…」などの新しい表現 第二課:「把」構文、「老是」、「是…的」などの構文;語順の確認3 作文練習 第三課:「好像」、「因為…所以」、「一…就…」等の構文;語順の確認4・5 第四課:「使」、「一下子」、「該…了」などの使い方;語順の確認6・7 翻訳練習 閲読三題 「才…就…」、「如果」、「不…就不」などの構文;程度補語のいろいろ 復習 |
評価方法 | 学期末のテストによって評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ |
コリア語 II
年度 | 2009 |
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科目名 | コリア語 II |
教員名 | 金 榮愛 |
授業概要 | コリア語 I で学習した基本的な表現を復習し、韓国旅行や韓国人と話すときにすぐ使える実用的な会話文を中心に勉強を進めます。学生自身が会話文を作り、実際に活用できるように指導し、日本と韓国の文化的な背景と言葉との相関性を考えながら授業を進めて行きます。本講義では、コリア語 I のテキストやプリントなど資料を中心に会話・作文に力点をおきます。 |
授業計画 | コリア語 I で習った文型の復習 時候のあいさつなど 動詞の現在形、数字を使った会話文 「~しています」、「したいです」、「~好きです」の文型 予定、意志を伝える表現 動詞の過去形を使った会話文 否定文の作り方 可能、不可能を用いた表現 レストランでの会話 形容詞を使った表現 旅行で使う会話文 韓国の文化を体験学習 |
評価方法 | 出席、授業態度、レポート提出、テストから総合評価します。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 語学の習得には積み重ねが必要です。予習・復習に臨み、日頃から使うように心掛けてください。理由があって休んだ場合には、授業内容について友人から聞いたりして補って下さい。 |
異文化理解演習A
年度 | 2009 |
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科目名 | 異文化理解演習A |
教員名 | 塩沢 泰子 |
授業概要 | この授業は、3セメスターの短期留学に参加する学生が、より充実した留学生活を送ることができるよう知識・実践両面から準備を進めることを目的としています。文教大学の短期留学プログラムは、以下のような学習目標を掲げています。(1)英語運用能力の向上(読解・文法・聴解・会話)(2)異文化コミュニケーションの理論学習とケーススタディによる理解(3)現地における米国・豪州地域研究的知識の獲得。 以上の目標を達成するために、留学先大学側では総合的かつ複合的カリキュラムを編成してくれています。また、米国の場合は学生寮での生活、豪州の場合はホームステイを経験することによって、実生活における英語での総合的コミュニケーション能力を高めることが期待されています。コミュニケーション能力には、異文化理解だけでなく自分および自文化についての理解が不可欠です。授業は、具体的な課題にグループないしは個人で取り組む参加型で進めます。 |
授業計画 | 短期留学の目標と概要の確認 異文化コミュニケーションと自己開示 自己紹介アルバムの作成 日本文化紹介のために(1)プレゼンテーション 日本文化紹介のために(2)資料作成 米国・豪州地域研究課題(1)レクチャー 米国・豪州地域研究課題(2)レポート提出 危機管理のための英語コミュニケーション カルチャーショックとは何か 留学にかかわる諸手続き 短期留学帰国生との合同授業 |
評価方法 | 授業参加度(コメントペーパーなどから判断)、課題およびプレゼンテーションを総合的に評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 多文化環境におけるコミュニケーション能力を高めるための準備を日本でどれだけ行ったかによって、留学生活で身につけることができるものが左右されます。実り多き留学生活をおくるために貧欲に授業にとりくんでもらいたいと思います。 |