年度 | 2009 |
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科目名 | ゼミナール III |
教員名 | 松本 浩之 |
授業概要 | 教育研究を共通の課題として各自の問題意識に沿いながら、教育方法学、教育社会学、教育心理学、教育課程、教育法規など各分野をそれぞれ深めていく。前半は教育学の各分野の代表的な論文を輪読という形で読み解く。後半は各自で研究テーマを設定し、考えを深め、自分なりの考えの深まりを仲間に広めたり議論したりする。 |
授業計画 | 教育の今日的な課題に関する論文の輪読 IT時代における「いじめ」問題 不登校の何が問題なのか 少年非行、少年犯罪の実態 教師と生徒の関係と学校秩序 教師の協働を考える 学力低下論の本質を探る 課題研究 各自の課題の設定 関係論文の調査 課題設定の発表と討論 課題の修正 研究計画の完成 |
評価方法 | 出席を重視する。今日学校教育の現場が抱える課題をどれだけ自分自身の問題と意識し、解決の手だてをどのように探っているか、解決の見通しをどのように考えているかなどについて授業中の発言、発表、レポート内容などから総合的に評価する。AA)洗練された問題意識と卓越した見解を保持している。A)的確な問題意識とそれに見合う説得しうる見解を有している。B)妥当な問題意識とそれなりの見解を有している。C)問題意識とそれに関する見解を有しているがやや疑問がある。D)課題がこなせていない。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 教育に関する課題意識を持って参加していただきたい。受動的に何かを授かる積りで出席しては意味がないし、そのような指導はしない。自分で調べ、考え、動き、発言できないと,成果はないし,意味はない。仲間に伝えるために話すこと、書くことを訓練し、表現力も高めていってもらいたい。 |
月別アーカイブ: 2013年12月
簿記演習 I
年度 | 2009 |
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科目名 | 簿記演習 I |
教員名 | 新井 立夫 |
授業概要 | 簿記は、数百年にわたる企業制度の発達にともなって、慣習として存在していた帳簿記入方法が、体系化・制度化・法制化され、発達してきた実務上の制度です。各企業の経営活動を独自の方法で記録・計算・整理してきたものが、実務の必要性から徐々に体系化され、制度化され、企業の経営活動の事実を記録するのが簿記なのです。講義では、帳簿の仕組みを数多くの取引例に基づき説明し、記帳練習をします。また、簿記を学ぶことにより、会計科目を学ぶために必要な基礎知識となります。【到達目標】①簿記においての取引に関する基本事項が理解できる。②簿記に関する基本的な用語が理解できる。③貸借対照表及び損益計算書の基本的構造を理解し、作成ができる。④基本的な取引においての仕訳ができる。⑤勘定への転記ができる。⑥合計残高試算表が作成できる。⑦仕入帳・売上帳・商品有高帳等の作成ができる。 |
授業計画 | 簿記の概要(仕組みと特徴・目的) 財務諸表(1)貸借対照表の構造 財務諸表(2)損益計算書の構造 取引の要素分解 帳簿への記録(1)仕訳 帳簿への記録(2)勘定記入 帳簿への記録(3)練習 伝票会計・帳簿組織 商品売買取引(1)三分法 商品売買取引(2)商品有高帳 商品売買取引(3)返品と値引き 掛け取引 伝票処理と合計残高試算表 復習と練習問題 |
評価方法 | 毎回の出席を基本とし、授業中の演習活動を含めた出席点を30%、期末の定期試験素点を70%の割合で総合的に評価する。ただし、成績評価の基準は次のとおり。AA(100点~90点)、A(89点~80点)、B(79点~70点)、C(69点~60点)、D(59点以下)とし、合格は、AA、A、B、Cとする。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 講義で学んだことは、必ず問題集等を活用し、復習して下さい。簿記の習得には、繰り返しの記帳練習が不可欠です。仕訳や記帳処理ができるようになれば、簿記の面白さが理解できます。簿記演習Iを受講しマスターすれば、日本商工会議所主催簿記検定試験3級の基礎知識となります。さらに、簿記演習IIを受講し、検定試験を受験することをお勧め致します。毎回、講義に加え、指示した問題集を用いて記帳練習を行うので、教科書及び問題集は講義開始までに、必ず購入のこと。また、電卓(10桁以上)を用意すること。 |
歴史学
年度 | 2009 |
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科目名 | 歴史学 |
教員名 | 尾崎 修治 |
授業概要 | ヨーロッパ社会のなかでキリスト教は重要な意味をもっています。無論、ヨーロッパ近代社会の出現とともに「脱宗教化」が進み、教会のもっていた地位や権威が揺らいでいったことも事実です。それでも今なお、キリスト教が、ヨーロッパの人々の思考やモラルを根底で支え、政治や社会、文化に影響を与えていることをみてとることができます。そのキリスト教と教会に焦点をあてることで、ヨーロッパ史への理解を深めることをめざします。 |
授業計画 | キリスト教の成立 ローマ帝国におけるキリスト教 中世のキリスト教(1):ローマ・カトリック教会の成立 中世のキリスト教(2):村の教会 中世のキリスト教(3):民衆の信仰と「異端」 宗教改革の思想 近世キリスト教の諸問題 フランス革命における「非キリスト教化」運動 近代国家とキリスト教 19世紀の信仰復興 ナチ体制と教会 現代国家における教会 |
評価方法 | 3分の2以上の出席が単位取得の前提です。評価は、学期末試験の点数を基準とし、出席状況に応じて加点、減点をします。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 歴史とは、時間を超えた「異文化」との出会いではないかと思います。それを知ることで、自分のなかで当たり前だったことが崩れるという面白さがあります。授業であげる参考文献などを積極的に読んで、新たな関心を見つけてください。。 |
経営基礎数学
年度 | 2009 |
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科目名 | 経営基礎数学 |
教員名 | 竹田 仁 |
授業概要 | 高校の数学から経営情報学科で学習するために必要な大学の数学への橋渡しが狙いである。高校数学のいくつかの分野を復習しつつ、3・4年へつながる展望をあたえる。 |
授業計画 | 1.連立方程式の解法 2.行列と行列式 3.線形計画法 4.微分法と応用 5.積分法と応用 |
評価方法 | 定期試験の成績等を考慮して、総合的に評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 途中で授業を休むと、授業についてこられなくなる可能性がある。受講を決定したら休まないように努力する。 |
システム開発法
年度 | 2009 |
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科目名 | システム開発法 |
教員名 | 長尾 弘修 |
授業概要 | 今、企業経営には情報システムの活用が不可欠です。どんな情報システムがあるのか、そういうシステムはどういう背景で発案され、どんな体制やプロセスで開発・運用されているのか。それに携わるSEの仕事とはどんなものなのか。できるだけ実務に沿って講義をします。個別の技法ではなく、システム開発の全体像を把握してもらうことを目標とします。 |
授業計画 | 講義ガイダンス 講義の狙い、目標、授業運営上のルール、評価方法などを徹底します。 企業経営と情報 企業経営ではどんな判断をするにも情報が不可欠であることを説明します。 いろいろな情報システム 代表的な情報システムをいくつか紹介します。 みなさんにも事例を集めてもらいます。 システム化の推進 情報システムが発案され具体化されて、開発運用に至るまでにかかわる人や組織について説明します。 情報システムのライフサイクル ウォーターフォールモデルについて説明します。 プロセスモデルのいろいろ ウォーターフォールモデル以外のモデルを説明します。 ソフトウェア開発の基本技術 開発プロセスのいろいろな場面で使われる技法について、その位置づけを説明します。 プロジェクトマネージメントの重要性 開発プロジェクトを予定通り仕上げるためには、その管理が最も重要であることを説明します。 システム開発の課題 開発の現場にある問題を紹介します。 職業としてのSE 仕事としてみた場合には、ユーザー企業のSEだけでなく、SIやソフトウェアベンダー、情報サービス業に、いろいろな種類のSEの仕事があることを説明します。 SE最前線 現在一線で活動しているSEを招いて、その仕事内容、やりがい、喜びや苦しみなどを話してもらいます。 信頼されるSEとは 「周囲から信頼されるSEになるにはどうしたらいいか」話し合ってもらいます。 *上記は、授業の予定回数と必ずしも一致するものではありません。 |
評価方法 | (1)授業への出席(2)授業中に何回か提出を求めるレポートの内容(3)期末試験、この3点で評価します。(1)と(2)に50%、(3)に50%の重みをおきます。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 私はSEとして、情報システムの開発や運用に関わってきました。私の授業を通して、企業の情報システムやそれに携わるSEの仕事に興味を持ってもらいたいと思います。私との対話、テーマに関する調査、グループでの討議、全員の前での発表など、参加型の授業を目指します。授業に積極的に参加することを期待しています。遅刻、欠席を認めないのは当然です。 |
画像処理 I
年度 | 2009 |
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科目名 | 画像処理 I |
教員名 | 下平 丕作士 |
授業概要 | (1)概要:画像処理を理解するのに必要な基礎知識について講義する。(2)目標:基礎的な概念と処理方法について理解することを目標とする。(3)意義・背景・重要性:人間の受理する情報の70から80%は、視覚によるもの言われている。画像とは、このような実世界から得られる視覚情報のうち、技術的な手段によって、2次元的または3次元的に表示される情報をいう。画像処理とは、このような視覚情報を様々な目的のために処理することをいう。画像処理の利用は、1960年代後半の宇宙探査用人工衛星の画像処理によって幕開けし、その後、医療用画像処理、地球表面の画像処理などを通じて発展してきた。今日では、機械による検査、仕分けや組み立ての自動化など様々な産業分野で利用されている。日常生活においても、ディジタルカメラで撮影した写真をパソコンに取り込んで処理するなど身近な技術となっている。画像処理は、マルチメディア表現における中核技術であり、是非習得しなければならないキーテクノロジーである。 |
授業計画 | ビジュアル情報処理の原理 ビジュアル情報処理の光学的モデル ディジタル画像1(画像の標本化) ディジタル画像2(画像の量子化) 画像の幾何学的変換 画像の性質を表す諸量(ヒストグラム、統計量) 画素毎の濃淡変換1(トーンカーブによる変換) 画素毎の濃淡変換2(ヒストグラム平坦化) 画素毎の濃淡変換3(様々な変換) 領域に基づく濃淡変換1(空間フィルタリング) 領域に基づく濃淡変換2(平滑化) 領域に基づく濃淡変換3(エッジの抽出、先鋭化) その他の画像処理 |
評価方法 | 基礎的な概念と処理方法について理解できたか、学期末のテストによって評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 日常生活でも画像を扱うことが多くなりました。画像処理の基礎知識があれば、もっと面白いことができるようになります。 |
EIC104(IU4)
年度 | 2009 |
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科目名 | EIC104(IU4) |
教員名 | K.ヤマギシ |
授業概要 | This is another advanced elementary class focusing on READING and SPEAKING/WRITING. In addition to the textbook, topics of international issues and environmental issues are chosen for their reading and speaking/writing assignment. Paragraph writing will be introduced and followed up by making a short speech at every lesson. |
授業計画 | (Unit11-16) Week 1-2 Introduction to the class and Unit 11 Week 3-4 Unit 12 Week 5-6 Unit 13 Week 7 Mid-term Examination(Progress check) Week 8-9 Unit 14 Week 10-11 Unit 15 Week 12-13 Final Examination and Presentation |
評価方法 | You will be graded on the following criteria: class attendance, participation and attitude, in class tasks, homework, written reports, presentations and tests. A breakdown of the above criteria in terms of percentage will be given upon commencement of class. |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | You are now in your second semester and have an understanding of what will be required of you in your EIC classes. Moreover, you know what you now need to work on in terms of your weaknesses – be active, participate and have a positive attitude towards learning English this term and you will naturally improve. Good Luck! |
調理学
年度 | 2009 |
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科目名 | 調理学 |
教員名 | 肥後 温子 |
授業概要 | 人類は、衛生上安全で、栄養があり、おいしい食べ物を日々調達しながら、豊かな食文化を育ててきた。調理操作の中には、長年、世界各国で蓄積された手法に学ぶものが多いが、時代とともに変化する内容も多い。調理の“こつ”も、科学的調理法として教えられるようになった。この授業では、食べ物のおいしさ、調理素材の基本的な扱い方、調理操作法の基礎、調理法および調理機器について解説し、科学的に裏付けながら、調理のこつを理解してもらう内容になっている。 |
授業計画 | 調理の意義と役割:調理の起源、良い食べ物の条件 調理とおいしさ:嗜好要因と感知器官、官能評価 調理科学の基礎:食品の構成要素、テクスチャー要因、組織要因 調理操作法と調理機器:調理操作、調理機器の種類と使い分け 非加熱操作と調理機器:洗浄、浸漬、切砕、混ねつ、保存、冷凍と解凍 調理用エネルギー源:熱源の多様化。熱効率、省エネへの配慮 湿式加熱操作と調理機器:ゆでる、炊く、煮る、蒸す 乾式加熱操作と調理機器:焼く、揚げる、炒める 誘電・誘導加熱:電磁調理器、電子レンジ 炭水化物性食品の調理:米の炊飯、小麦粉、いも類調理の基礎 タンパク質性食品の調理:獣鶏魚肉の成分、調理加工による変化 油脂性食品の調理:クリーミング性、ショートニング性、乳化性 ビタミン、無機質性食品の調理:色素の種類と性質、褐変防止法、ペクチンと物性変化 食文化と調理:食事様式と献立、環境と調理 |
評価方法 | 学期末試験 80%、出席および態度 20% |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 原則として講義形式をとるが、身近な内容が多いので具体例を織り込み、学生さんから答えを引き出しながら授業を進める予定。栄養士とフードスペシャリストコースの卒業必須科目なので、必ず単位を取ってください。 |
専門ゼミナール I
年度 | 2009 |
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科目名 | 専門ゼミナール I |
教員名 | 井上 由佳 |
授業概要 | 私たちは日常的に実体験やメディアを通して、様々な文化に接しています。しかし、全ての接触から私たちは文化を知り、学んでいるわけではありません。それでは、身近にある文化施設をどのような場にしていけば、そこを訪れる人々は心を開き、新しい文化を吸収し、生み出していくのでしょうか。本ゼミでは博物館や美術館といったミュージアム、図書館、音楽ホールといった文化施設に注目し、文化を発信しつつ、人々の声を受け留めてさらに進化する、双方向のコミュニケーションを実現する場づくりについて学びます。 ゼミ生には積極的にフィールドに出てもらい、先進的な取り組みを見せる博物館や美術館、科学館といった文化施設を見学してレポートしてもらう予定です。 |
授業計画 | 第1回:ガイダンス 初回は自己紹介をはじめ、このゼミの目的と具体的な授業の進め方について説明します。 第2回ー第14回:文献講読&アクティビティ 指定したテキストや論文を読んでいきます。交代でレジュメを作成し、発表、質疑応答、ディスカッションを進め、この中で発表の準備の仕方、発表方法、聞く姿勢、的確な質問をする力と討論する力を磨きます。 また、自己理解を促すアクティビティに取り組みます。 (随時)フィールドワーク 先進的な取り組みを見せる文化施設(博物館、科学館、美術館など)を訪問し、レポートをまとめ、発表し、ディスカッションしていきます。 |
評価方法 | ゼミへの出席(40%)、発表や討論の参加の積極性(30%)、フィードバックシートやレポートの内容等(30%)を総合的に判断して評価します。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 共に学びあう姿勢を大切にします。 |
キャリア研究A
年度 | 2009 |
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科目名 | キャリア研究A |
教員名 | 田畑 則重 |
授業概要 | 求人状況は昨年と一変しました。就活が本番を迎える3年生秋の時点でも、状況が劇的に改善することは難しいと思われます。難関を突破し、希望の道を歩むためには、早くから将来のキャリア像を描き、働くことや仕事の意義を積極的に考えるとともに、さまざまな業界の知識を得て、職種や仕事内容への理解を深め、自己のモチベーションを高めていく必要があります。本講座では、仕事の意義を理解することを始め、そこで必要とされる能力を知り、自分の適性から見てどのようなキャリアを形成し、そのためには何を学ぶべきかを自己発見することを主眼とします。授業は、外部講師と、担任およびキャリア支援課が交互に担当する予定。 |
授業計画 | オリエンテーション 授業の目的、進め方の説明 本講座に対する受講生のニーズ調査 最近の求人動向 仕事とは何か 働くことの意義を考える メディア、コンテンツ、情報産業(出版、テレビ、映像、広告、音楽、ウェブ制作など)を中心に、サービス産業、メーカーからもゲストスピーカー(経営者、人事・採用担当者、実務家)を招き「業界の現状と将来展望」「望まれる人材像」「業界でのキャリア形成」「大学時代に何を学ぶべきか」などの講話を通して、社会人意識を形成する。 就活への準備と資格取得 入社試験から内定までの流れ 自己啓発アクションプランの作成 *学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。 |
評価方法 | 自らの将来を積極的に考える講座なので欠席は論外ですが、出席点を40%、講義に織り込んだ感想文の提出、アクションプランの制作、期末レポートを60%の割合で評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 漠然と描いている将来の職業の実像をつかみ、自己の適性と能力を実像に照らして軌道修正をする、あるいは知らなかった職種を発見し、できるだけ早く自分のキャリア・コースを描き出すこと。キーワードは自発性、積極性、行動です。その大きなきっかけにして欲しい。 |