環境コミュニケーション論

年度 2009
科目名 環境コミュニケーション論
教員名 山田 修嗣
授業概要 「環境コミュニケーション」という用語は、環境に関係する学問では重要な概念の一つです。この概念をやさしく説明し、環境をテーマとする研究とその方法のイメージをつかんでもらうのがねらいとなります。とくに、「コミュニケーション」は会話(言葉)の部分にのみ注目が集まり、交換の側面が見失われがちといえるかもしれません。そこで本講義では、コミュニケーションを言語も含んだ情報の交換や、モノの交換として考え、そこから環境問題にアプローチしようと思います。つまり、ここでの関心は、社会のコミュニケーションと環境問題の結びつきを考えることにありますが、あくまでもその導入編の講義をするつもりです。
授業計画 講義ガイダンス
コミュニケーション論の基礎(情報と交換・認識と認知)
情報化社会と個人(情報の流通と情報の共有)
モーティブ・トーク(ボキャブラリーと社会的統制)
地域社会の環境コミュニケーション
企業の環境コミュニケーション
公害における環境コミュニケーション(1)
公害における環境コミュニケーション(2)
公害における環境コミュニケーション(3)
市民社会と環境コミュニケーション
国際化と環境コミュニケーション
総括
評価方法 毎回の出席と学期末の試験で総合的に評価します。出席者には必ず質問やコメント等の記述を求め、この提出により出席をカウントします。
教科書
参考書
メッセージ 環境コミュニケーションの意図や意味を概説し、まずは環境をあつかう学問に興味を持ってもらいたいと思います。また、「コミュニケーション」というキーワードに関心がある他学科・他学部の学生も受講してください。さまざまな角度から、コミュニケーションを考えられると思います。
カテゴリー: 2009

経営統計

年度 2009
科目名 経営統計
教員名 松井 美樹
授業概要 いくつかの経営問題を例にとりながら、統計分析の数理とその応用について解説し、演習問題に取り組んでもらいます。各種統計分析の目的、方法、統計量の意味について他人に説明できる能力を養成することを目標とします。
授業計画 教科書に従い統計学の基礎概念を説明した後、その内容に関わる演習問題に取り組み、次回に報告してもらいます。各回の授業は演習問題に45分、基礎概念の説明に45分を配分することを目安に進めます。詳しくはオリエンテーションで説明します。
オリエンテーション
平均と分散
度数分布
相関分析と回帰分析
確率
確率変数と確率分布
主な確率分布
標本分布
推定
仮説検定
回帰の推測統計理論
期末試験
評価方法 期末試験50%、演習問題30%、授業態度20%
教科書
参考書
メッセージ 教養レベルの統計学の復習も一部含みますが、基本的には習得済みであることを前提に進めます。
カテゴリー: 2009

システム開発技法

年度 2009
科目名 システム開発技法
教員名 長尾 弘修
授業概要 今、企業経営には情報システムの活用が不可欠です。どんな情報システムがあるのか、そういうシステムはどういう背景で発案され、どんな体制やプロセスで開発・運用されているのか。それに携わるSEの仕事とはどんなものなのか。できるだけ実務に沿って講義をします。個別の技法ではなく、システム開発の全体像を把握してもらうことを目標とします。
授業計画 講義ガイダンス
講義の狙い、目標、授業運営上のルール、評価方法などを徹底します。
企業経営と情報
企業経営ではどんな判断をするにも情報が不可欠であることを説明します。
いろいろな情報システム
代表的な情報システムをいくつか紹介します。
みなさんにも事例を集めてもらいます。
システム化の推進
情報システムが発案され具体化されて、開発運用に至るまでにかかわる人や組織について説明します。
情報システムのライフサイクル
ウォーターフォールモデルについて説明します。
プロセスモデルのいろいろ
ウォーターフォールモデル以外のモデルを説明します。
ソフトウェア開発の基本技術
開発プロセスのいろいろな場面で使われる技法について、その位置づけを説明します。
プロジェクトマネージメントの重要性
開発プロジェクトを予定通り仕上げるためには、その管理が最も重要であることを説明します。
システム開発の課題
開発の現場にある問題を紹介します。
職業としてのSE
仕事としてみた場合には、ユーザー企業のSEだけでなく、SIやソフトウェアベンダー、情報サービス業に、いろいろな種類のSEの仕事があることを説明します。
SE最前線
現在一線で活動しているSEを招いて、その仕事内容、やりがい、喜びや苦しみなどを話してもらいます。
信頼されるSEとは
「周囲から信頼されるSEになるにはどうしたらいいか」話し合ってもらいます。
*上記は、授業の予定回数と必ずしも一致するものではありません。
評価方法 (1)授業への出席(2)授業中に何回か提出を求めるレポートの内容(3)期末試験、この3点で評価します。(1)と(2)に50%、(3)に50%の重みをおきます。
教科書
参考書
メッセージ 私はSEとして、情報システムの開発や運用に関わってきました。私の授業を通して、企業の情報システムやそれに携わるSEの仕事に興味を持ってもらいたいと思います。私との対話、テーマに関する調査、グループでの討議、全員の前での発表など、参加型の授業を目指します。授業に積極的に参加することを期待しています。遅刻、欠席を認めないのは当然です。
カテゴリー: 2009

デジタルクリエイション

年度 2009
科目名 デジタルクリエイション
教員名 釈氏 孝浩
授業概要 この授業は、全体の授業を、【映像のデジタル処理(全7回)】と【音楽のデジタル処理(全8回)】の2つの情報メディアに分けて、マルチメディア表現の方法を学ぶ。【映像のデジタル処理】では、コンピュータ上での図形と動画像の処理/編集を体験し、DTV(DeskTop Video)の便利な点と問題点を理解する。【音楽のデジタル処理】では、コンピュータを利用した音楽制作(MIDIを中心)の実習をとおして、音楽の設計と表現に関する知識と技術を習得することを目的とする。
授業計画 動画データの特徴(デジタルビデオ編集の至便性と背景技術の概観)
簡単な映像編集(使用ソフトウェアの紹介と基本機能の理解)
エフェクトとトランジションの付加(効果的な場面展開の工夫)
音声の付加(タイミングの合わせ方)
絵コンテの制作と動画像の撮影実習
動画作成実習(1)(撮影画像の効果的な編集,自由制作)
動画作成実習(2)(撮影画像の効果的な編集,自由制作,圧縮ファイルの生成)
コンピュータを利用した音・音楽作りの概要/使用するハードウェアとソフトウェアの説明
音・音楽データのフォーマット(アナログ/デジタル、サンプリング、量子化、MIDI形式)
音楽編集ソフトを使った実習(1)(サンプル曲の演奏と編集、録音方法)
音楽編集ソフトを使った実習(2)(音楽表現とソフトウェアの操作方法)
映像と音楽効果(シーンにあわせた音楽のデザイン、効果音のタイミングと選択)
音楽制作実習(1)(シーンにあわせた音楽、効果音の制作)
音楽制作実習(2)(シーンにあわせた音楽、効果音の制作、映像との統合)
作品紹介と相互評価(総合演習)
評価方法 レポートと出席点の総合評価とする。
教科書
参考書
メッセージ 作業を中心とした内容なので、高い参加意識が期待される。「単位のために課題を消化する」のではなく、「自分の納得のために満足できる作品をつくる」という学習姿勢が必要である。具体例を用いて講義、演習を行うので、積極的な参加を期待する。
カテゴリー: 2009

数的処理

年度 2009
科目名 数的処理
教員名 杉山 富士雄
授業概要 公務員試験には「数的推理」、「判断推理」という科目があり、大企業の採用試験ではSPI(適性検査)によって、新卒者の数学的能力の有無を調べる。そこで、本講義では中学校や高等学校で学んだ数学の復習をしながら、過去の出題傾向を分析していく。
授業計画 一次方程式・不等式
約数・倍数
比・割合
速さと距離・時間
座標とグラフ
仕事算と濃度
等差数列、等比数列
不等式とその領域
条件計算問題
二次方程式と解の公式
二次方程式の平方完成による解き方
二次関数の最大値、最小値
評価方法 出席・試験などの総合評価
教科書
参考書
メッセージ 毎回、問題プリントを配布するので、それを各自で解いて下さい。
カテゴリー: 2009

コンピュータ基礎演習

年度 2009
科目名 コンピュータ基礎演習
教員名 中條 安芸子
授業概要 コンピュータはソフトウェア次第で何でもできる夢の機械です.しかし,そのおかげで多少複雑な機械です.これを使いこなすためには現段階では残念ながら何も勉強しなくてもよいというわけにはいきません.実際に触れながら基礎知識を身につけることが必要なのです.当演習では,コンピュータの扱いに余りなれていない学生を対象として,経営情報を学ぶうえで必要な「ツールとしてのパソコンの扱い方・ソフトウェアの使い方」を予備知識の無い段階から扱います.具体的には,コンピュータに慣れることとインターネットの利用,そして,Wordによる文章の作成技法を重点的に学びます.まずは,当演習で基礎スキルをしっかり身に付けてください.そして,次セメスター以降に情報処理基礎スキル群の科目を履修しスキルアップをしていきましょう.
授業計画 オリエンテーション:端末室の使い方,コンピュータの起動・終了方法,キーボード・マウスの使い方,Web閲覧
コンピュータの仕組み(その1:CPU,メモリ,HD)・スペック表の見方,日本語入力の基礎
コンピュータの仕組み(その2:OS),USBメモリの使い方,FDの使い方,日本語入力の応用,e-learningシステムの使い方
電子メールの使い方(その1:To,CC,BCC,Subject,送信,返信),ブラインドタッチの基礎
電子メールの使い方(その2:電子メールの作法,署名挿入法,添付の仕方),ブラインドタッチ演習
インターネットの基礎,ネチケット(その1:ネット上での問題),ブラインドタッチ演習
検索エンジンの利用法,ネチケット(その2:著作権),ブラインドタッチ演習
ブラインドタッチの修得度確認,officeとは, MS Wordの使い方(その1) 文字の入力と編集
Wordによる文章作成作法(その1)文章の入力・保存・開く,エクスプローラの使い方,ネットワークコンピュータの利用法
Wordによる文章作成作法(その2)ビジネス文章の書き方
Wordによる文章作成作法(その3)広報文章の書き方,図形描画機能の利用
Wordによる文章作成作法(その4)表機能の利用,グラフの作成
表計算ソフトExcelの基礎,コンピュータ利用に関するその他のトピック,まとめ
評価方法 演習への積極的な参加及び各項目毎の習得度により評価します.演習なので出席状況は特に重要な成績評価の要素になります.欠席・遅刻は大きな減点です.習熟度は,コンピュータに慣れ,ネチケットを理解したうえでインターネットを活用でき,文章を短時間で適切に作成できることを観点に測定します.
教科書
参考書
メッセージ ▼本演習を履修する際の注意:この「コンピュータ基礎演習」はコンピュータに慣れていない者を対象とした科目です.よって,既に基礎を身につけた者を対象とするカリキュラム表にある選択必修科目III(例えば,「プレゼンテーション」,「データ処理I」,「Webページ作成」など)との同時履修はできません.また,選択必修IIIに該当する科目の単位修得後に履修することもできません.履修の際は注意してください.▼メッセージ:経営情報学科での4年間はコンピュータ無しでは考えられません.当演習を通して早くコンピュータ利用に慣れ経営情報の真髄に到達できる勉強に励んでください.
カテゴリー: 2009

ビジュアル数学 I(E)

年度 2009
科目名 ビジュアル数学 I(E)
教員名 惠羅 博
授業概要 数学のコンピュータ応用ソフトMATHEMATICAを用いて、直感的に数学の概念を捉えられるよう、実習をとおして訓練する。初等的な式の計算や、高校数学でも扱った2次関数、三角関数などの初等関数、2次、3次方程式などの復習的な内容から始め、無理なく数学の世界になじめるような内容である。
授業計画 四則演算(マテマティカの基本操作)
無理数の計算
文字式の計算
因数分解と方程式
関数のグラフ
方程式とグラフ
直線と曲線
微分係数
導関数
評価方法 授業中に出す課題の達成度と学期末の試験の成績で評価する。
教科書
参考書
メッセージ 煩雑な手計算や数式処理をコンピュータにまかせることで、これまで数学を苦手としていた学生でも、数学の世界の様々な概念を無理なく理解できるようになるはずである。
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ビジュアル数学 I(E)

年度 2009
科目名 ビジュアル数学 I(E)
教員名 釈氏 孝浩
授業概要 数式処理ソフトウェアを活用し、視覚化された数理現象の観察を通して基本的な数学概念を理解する。まず、中学校・高等学校で学んだ因数分解や方程式を、数式処理ソフトウェアを用いて復習する。続いて、関数のグラフをコンピュータで描き、方程式と図形の関係を理解する。さらに、多項式で与えられる関数の増減を、関数のグラフの接線の傾きから考え、微分係数の考え方に至る。それを元に、導関数を導入し、微分法の基本的概念について理解する。また、三角関数・指数関数・対数関数などについて、その基本的性質について理解する。 この授業では、各自がコンピュータを操作して、数理現象の実験・観察を通して、数学概念を理解する。観察結果から規則性や法則を見出す参加態度が重要である。
授業計画 数式処理ソフトウェアを使ってみる
有理数と無理数
文字式の展開と二項定理
因数分解と方程式
関数のグラフとその平行移動
方程式とグラフ
直線と曲線
微分係数
導関数
評価方法 期末試験の成績に出席状況を加味して評価する。
教科書
参考書
メッセージ この授業は、講義ではなく実習であるので、高い参加意識と意欲が必要である。教員を目指す諸君は、コンピュータを用いた学習支援のモデルとしても活用してほしい
カテゴリー: 2009

ビジュアル数学 I(E)

年度 2009
科目名 ビジュアル数学 I(E)
教員名 釈氏 孝浩
授業概要 数式処理ソフトウェアを活用し、視覚化された数理現象の観察を通して基本的な数学概念を理解する。まず、中学校・高等学校で学んだ因数分解や方程式を、数式処理ソフトウェアを用いて復習する。続いて、関数のグラフをコンピュータで描き、方程式と図形の関係を理解する。さらに、多項式で与えられる関数の増減を、関数のグラフの接線の傾きから考え、微分係数の考え方に至る。それを元に、導関数を導入し、微分法の基本的概念について理解する。また、三角関数・指数関数・対数関数などについて、その基本的性質について理解する。 この授業では、各自がコンピュータを操作して、数理現象の実験・観察を通して、数学概念を理解する。観察結果から規則性や法則を見出す参加態度が重要である。
授業計画 数式処理ソフトウェアを使ってみる
有理数と無理数
文字式の展開と二項定理
因数分解と方程式
関数のグラフとその平行移動
方程式とグラフ
直線と曲線
微分係数
導関数
評価方法 期末試験の成績に出席状況を加味して評価する。
教科書
参考書
メッセージ この授業は、講義ではなく実習であるので、高い参加意識と意欲が必要である。教員を目指す諸君は、コンピュータを用いた学習支援のモデルとしても活用してほしい
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スペイン語 III

年度 2009
科目名 スペイン語 III
教員名 浦眞佐子・寺沢 恵子
授業概要 スペイン語 III では、スペイン語 I 、 II で学習した知識をもとに、より実践的な学習を行う。「使えるスペイン語」を目指し、以下の3つを目標とする。1.スペイン語初級文法の総復習、とくに時制の表現の定着と接続法の表現を学習する。2.コミュニカティブな練習を通し、会話力を強化する。3.ラテンアメリカ社会の歴史・文化等を読み物・ビデオなどとともに学習する。
授業計画 毎授業、以下の内容にそって文法や語彙を理解し、読解や練習問題で確認をします。また、道をたずねる・レストランで注文する・自分に合ったサイズのものを買う・旅行会社に問い合わせる・旅行の計画をする等いろいろな場面を想定して、ペアやグループで会話練習をします。
過去分詞の使い方
首都リマはリマック川の河口に位置しています
過去分詞と受身
ピサロによって町が作られました
最上級
ナスカの地上絵はもっとも印象的な遺跡のひとつです
現在完了
しばらく君に会いませんでした
点過去と線過去の使い分け
私たちが着いたときは、いい天気でした
過去形と完了形の使い分け
今朝は朝食を食べませんでした
未来形
いつかマチュピチュへ行くでしょう
接続法1
どうか彼女が日本食を気に入ってくれますように
接続法2
あなた方がもっと興味を持つことを期待しています
接続法3
彼女が刺身を食べられるとは思いません
可能法
学生たちは大学祭でラテンダンスを紹介しようと考えていました
婉曲表現
君はラテンの歌を歌ったり、踊ったりしたいと思いませんか
過去完了
コロンブスはアメリカに着いたとき、インドに着いたと思っていました
総まとめ
評価方法 学期末のテスト、小テスト、宿題、出席率、授業への参加度等総合的に判断する。
教科書
参考書
メッセージ ラテン社会に興味のある学生の履修を望みます。授業はペアやグループでの活動により自主的に練習を行いますので、積極的に参加する態度が大切です。また語彙や文法項目が増え、毎週読解の宿題を課すので、予習・復習に十分な時間をかけなければなりません。
カテゴリー: 2009