情報と倫理B

年度 2003
科目名 情報と倫理B
教員名 前納 弘武
授業概要 現代社会は、情報化の高度に進展した「高度情報社会」と呼ばれている。近年、IT(情報技術)革命という言葉が氾濫していることからも分かるように、情報技術の革新によりインターネットや携帯電話などの情報メディアの普及が著しく、これまでのマスメディアに加えてマルチメディアの普及した「多メディア社会」になっている。このような「高度情報社会」の何よりの特質は、誰もが自分の思い通りの情報を、一般社会に向かって発信できる点にある。この特質ゆえに、現代の情報社会は、これまでにない新たな課題を背負うことになった。情報発信に関する倫理的な問題がそれである。この「情報と倫理B」の授業では、情報社会論の議論をふまえ、特に、インターネット・コミュニケーションにおける「情報と倫理」を中心にして授業を進めていきたい
授業計画 前期の「情報と倫理A」では、マスコミにおける情報倫理を中心に講義するので、この授業では、いわゆるインターネット・コミュニケーションに関する情報倫理について考察する。高度情報社会は、これまでのマスメディアに加えてインターネットや携帯電話・PHSなどマルチメディアの普及の著しい「情報通信ネットワーク社会」となりつつある。この情報通信ネットワーク社会における情報倫理の問題について、いくつかの事例をとりあげながら論じていく。具体的には、情報通信ネットワーク社会における言論・報道の自由、インターネット時代の情報犯罪、情報通信ネットワークのセキュリティ、インターネット時代における法律問題、インターネット時代における情報倫理の課題、パソコン・リテラシーの問題、情報ディバイド(情報格差)の問題、など。
評価方法 授業の進展に応じて提出してもらう小レポートやその報告・発表の成果および出席状況などをもとに総合的に評価を行います。期末試験を実施するか否かは、履修者の人数や授業の進展状況に応じて決めることとする。
教科書
参考書
メッセージ 出席の回数を平常点として、試験の成績に加えますので、まじめに授業に出席されることを希望します。(なお、テキストは、前期の「情報と倫理A」と同じものを使用します。)
カテゴリー: 2003

栄養指導論B

年度 2003
科目名 栄養指導論B
教員名 大槻 満子
授業概要 栄養指導論Aで学んだ理論を発展させ、栄養士として現場で栄養指導が実践できるようになるために、より具体的な栄養指導の手法、技術を身に付ける。
授業計画 国民栄養調査の概略
国民栄養の現状と問題点
その他の調査
栄養指導の基本
指導の対象と方法(個別指導、集団指導、地域の指導)
指導の技術(話し方、媒体、組織、会議の作り方)
栄養評価法(栄養状態、身体状況、その他)
カウンセリングの基本
カウンセリングの実際
対象別栄養指導のポイント
(妊娠・授乳期、乳幼児期、学童・青少年期、成壮年期、老年期)
評価方法 1.定期試験
2.出席状況・授業態度等
以上により総合的に評価する。
教科書
参考書
メッセージ 教科書に記載されていない内容についてもふれることが多いので、自発的にノートをとりましょう。
カテゴリー: 2003

専門ゼミナールⅠ

年度 2003
科目名 専門ゼミナールⅠ
教員名 山田 修嗣
授業概要 このゼミは、「環境問題の問題性を問う」ことを共通テーマに、一つの環境問題にたいしてさまざまな観点や立場があることを考えていきます。国内外の議論や意見を知ることによって、ある問題への賛成・反対それぞれの立場を把握します。前期は、関連するキーワードからいくつかを選び、文献講読を通じて基礎的な知識を蓄えます。後期は、その知識をもとに、各自の問題意識からテーマを選択して報告をしていきます。研究の下地をつくるため、なるべく多くの文献にふれようと思います。そして、卒業研究にむけて適切なテーマを選びつつ、自分の研究に知識を活用するトレーニングをします。ゼミでは、限られた時間内でわかりやすく報告し、それぞれの意見を交換することも目的にします。数人のグループを作ってすすめる予定です。
授業計画 前期
・ゼミのガイダンス(文献紹介、グループ作り、文献担当個所の決定)
・担当個所の報告と質疑応答・意見交換
後期
・テーマの選択と発表
・テーマ別報告と質疑応答
合宿
(日程、場所などは参加者と話し合って決めます)
評価方法 出席、報告、貢献度によって評価します。毎回、1人1発言以上を基本とし、発言のない人は出席とはみなしません。また年度末には、それぞれ「ゼミ・レポート」を作成してもらいます。
教科書
参考書
メッセージ ゼミのテーマに関心をもって臨んでください。第1回目に、それぞれ興味のあるテーマをもちよって、ディスカッションの方向性を決めましょう。各自の考えを話し合うことも勉強の一環ですから、積極的な討論を期待しています。主体的に参加し、重要な情報をつかみ取るようにして下さい。なお、月に1度、3・4年生合同の研究報告会を行います。さらに、多様な要求にこたえるため、「サブ・ゼミ」も行います。
カテゴリー: 2003

環境政策

年度 2003
科目名 環境政策
教員名 山田 修嗣
授業概要 政策の研究には、社会の方針を決めるプロセスの是非と、その内容の是非を問うことが必要だと思われます。実際、環境問題をいくら「問題だ」といっても、その解決が目指されなければ意味がありません。しかし、いざ解決に向かおうとすると、多様な方法、さまざまな意見のせめぎあいが始まります。では、どのようにしたら、政策としての解決方針が定まり、望ましい(と思われる)内容に決まっていくのでしょうか。この講義は、現代社会の基本的な性格をおさえた上で、市民社会論をベースにしながら上記の問題を考えます。講義の偶数回は理論編、奇数回は事例編として、それぞれ内容を対応させながら進める予定です。
授業計画 講義ガイダンス
政策とは
日本の高度成長と政策モデル
市民、社会とは
住民・市民と社会モデル
市民社会とは
現代の社会像
自由化と規制
法規制と環境対策
廃棄物政策
香川県豊島の教訓
公共事業
インフラストラクチャーの整備と問題
開発政策
日本の核施設問題
サステイナブル・シティ
町並みと暮らしのみなおし
問題の発生と解決へのプロセス
市民運動とNGO
理論的総括
評価方法 学期末に試験を行い評価します。また、必要に応じて、講義の最後に各自のコメント(感想や意見)を提出してもらいます。それらを総合的に判断し、評価します。
教科書
参考書
メッセージ 講義テーマへの関心をもって臨んで下さい。積極的な質問や意見交換も期待しています。ディスカッションの時間を取りますので、発言の準備もしてきてください。
カテゴリー: 2003

専門ゼミナールⅡ

年度 2003
科目名 専門ゼミナールⅡ
教員名 山田 修嗣
授業概要 ゼミⅡは、ゼミⅠで培った基礎をもとにして、環境問題の解決を志向した社会モデルについて考えていく予定です。また、各自の関心にあわせた卒業研究(論文)の執筆をすすめるために、その指導を行います。プレゼミで習得したテーマの設定、章のたて方、論旨の展開、引用・文献の記載といった基本的な技術に加え、自分なりの主張が加味された論文作りにむけての方向付けもしていきます。こうした研究報告のほかに、環境研究のやや高度な文献もあわせて講読し、理解をさらに深めます。
授業計画 前期
・ガイダンス
・講読文献と報告担当個所の決定
・担当個所の報告と質疑応答
・各自の研究進行状況の報告
後期
・論文に関する報告とディスカッション
・論文のまとめ
合宿
(日程、場所などは参加者と話し合って決めます)
評価方法 出席、報告、貢献度によって評価します。毎回、1人1発言以上を基本とし、発言のない人は出席とはみなしません。また年度末には、それぞれの「卒業研究(論文)」を必ず作成してもらいます。
教科書
参考書
メッセージ ゼミのテーマに関心をもって臨んでください。各自の考えを話し合うことも勉強の一環ですから、積極的な討論を期待しています。主体的に参加し、重要な情報をつかみ取るようにして下さい。なお、月に1度、3・4年生合同の研究報告会を行います。さらに、多様な要求にこたえるため、「サブ・ゼミ」も随時行います。
カテゴリー: 2003

コミュニティと環境情報

年度 2003
科目名 コミュニティと環境情報
教員名 山田 修嗣
授業概要 コミュニティの成員である「生活者」の立場から、コミュニティとその中で交換される情報(なかでも公害や環境問題にかかわるもの)について検討することが、本講義のねらいです。情報がどのように伝達されるのか、そして、その情報の質や量が生活者の反応にどのような影響を与えるのかについて考えていきます。まずはじめに前半の講義では、考察のための基本的なアイディアを紹介します。その道具立てをふまえて後半の講義では、具体的な事例を示しながら自然環境の保護や保全に関する論点を分析・検討していきたいと思います。
授業計画 講義ガイダンス
コミュニティについて
情報について
「環境」について
人々の認識・認知について
コミュニティに蓄積される知
情報化社会と個人
地域共同
情報の流通と情報の共有
コミュニティ形成の諸問題
社会の変化と安定について
日本のコモンズと地域社会(1)
(コモンズ論の概要)
日本のコモンズと地域社会(2)
(里山保全)
日本のコモンズと地域社会(3)
(景観保全)
海外のコモンズ
生態系の保全と地域社会(1)
(保護か利用か)
生態系の保全と地域社会(2)
(動物の生態と人間の生活)
生態系の保全と地域社会(3)
(生態系の遷移と回復)
コミュニティの役割
総括
評価方法 学期中にレポートを、さらに、期末試験を実施して評価します。また、毎回の講義時に、ミニレポートを出してもらいます。出席はその提出によりカウントします。
教科書
参考書
メッセージ 講義テーマへの関心をもって臨んで下さい。積極的な質問や意見交換も期待しています。
カテゴリー: 2003

データベース処理

年度 2003
科目名 データベース処理
教員名 宮川 裕之
授業概要 情報システムを構成する主要な技術にデータベースがある。この授業では、実際にデータベースにデータを入力したり、データベースを検索したりするためのしくみについて実習を交えて学習する。データベースの検索にはSQLという言語を利用するが、授業ではSQLだけではなく、ホームページを利用してデータベースにデータを入力したり、検索したりするためのプログラミングについても学習する。
授業計画 データベース入門
授業で利用する環境についての概説
データベース利用例
データベース設計
テーブル、フィールドの設計
データベース問い合わせ言語(SQL)
SQLの文法
SQLを使った検索実習
プログラミング言語によるデータベース検索
PHPについて
PHPとhtml
データベースプログラミング演習
データベース入力用プログラムの作成(1)
データベース入力用プログラムの作成(2)
データベース入力用プログラムの作成(3)
データベース検索用プログラムの作成(1)
データベース検索用プログラムの作成(2)
データベース検索用プログラムの作成(3)
評価方法 レポート及び授業中の小クイズの総合評価。出席点を加味する。
教科書
参考書
メッセージ この授業で使用する、SQLおよびPHPについては前提知識は不要です。授業ではプログラミングの実習が含まれますので、第3セメスターまでに履修できるプログラミング関係の授業を履修していることが望ましいです。この授業を習得すると、データをデータベースに入力し、それを検索して表示するホームページを作成することができるようになります。
カテゴリー: 2003

プログラミングⅠ

年度 2003
科目名 プログラミングⅠ
教員名 宮川 裕之
授業概要 コンピュータは、プログラムによってさまざまな働きをする。ワープロ、表計算、銀行の預貯金をするためのシステム、科学技術計算など、コンピュータを利用しておこなわれるさまざまなデータ処理は、コンピュータプログラムによって実現される。コンピュータを利用したシステムを開発する上で、プログラミングは欠くことのできない大切な技術である。この授業では、データの処理手順であるアルゴリズム、データ間の関係をあらわすデータ構造の考え方に言及しながら、プログラミング実習を交えて学習を進めていく。この授業で使用するプログラミング言語はJava言語である。Java言語は、携帯電話やWebブラウザでも利用できる言語であることからもわかるように、広範なコンピュータ環境で使用することのできるプログラミング言語である。このプログラミングⅠは、プログラミングⅡとプログラミング応用の基礎となる内容である。なお、本授業は毎回、講義と実習をセットにした2コマ授業で行われる。
授業計画 ソフトウェアの歴史/コンピュータとの対話の原点/プログラミング言語[講義とソフトウェア操作実習]
プログラミングの基礎・・・定数/変数/データ型[講義とソフトウェア操作実習]
データの入力と結果の出力[講義と実習]
アルゴリズムとは・・・構造化定理(順次、選択、反復)[講義と実習]
流れの制御アルゴリズム(1)・・・判断[講義と実習]
流れの制御アルゴリズム(2)・・・繰り返し[講義と実習]
流れの制御アルゴリズム(3)・・・総合化[講義と実習]
簡単なデータ構造・・・配列[講義と実習]
配列の応用(1)・・・分類アルゴリズム[講義と実習]
配列の応用(2)・・・線形探索法アルゴリズム[講義と実習]
配列の応用(3)・・・2分探索法アルゴリズム[講義と実習]
メソッドの活用(1)・・・メソッドの作成方法[講義と実習]
メソッドの活用(2)・・・実用的なプログラム[講義と実習]
クラスの概念とオブジェクト指向プログラミング[講義と実習]
アプレットプログラミング[講義と実習]
評価方法 出席を加味しながら、学期末の実技テストによって評価する。実技テストの試験時間は、3~4時間程度を確保し、その時間内で早く課題が完成すればする程、高得点となる。
教科書
参考書
メッセージ
カテゴリー: 2003

ゼミナールⅠ

年度 2003
科目名 ゼミナールⅠ
教員名 佐々木 昭一郎
授業概要 テーマ:制作(映像・音声)。
授業計画 スタッフ(特にカメラマン)の決定(受講生が決める)。
春、初めに「企画」ありき。2本制作する。
春の最終授業で発表。
夏休み前に「卒業制作」の企画立案。就職活動開始。
秋、2本制作。
秋の終わりまでに「卒業制作」企画決定。
最終授業で作品発表。
作品の出来次第にかかるが、劇場上映も可。
他大学との交流試写も可。他流試合で感性を鍛える。
評価方法 作品。
教科書
参考書
メッセージ 思い切り創って下さい。修羅場をくぐり、どんな批判も受け入れ、叩かれて挫けるようでは、絶対に映像関係には進めない。進路は一年生時に決めておく。3年生なってからでは手遅れ。手遅れの場合一般企業を志願する。我がゼミではアルバイトは勧めない。理由:800人に一人しか合格出来ないキー局志望者はバイトなどやっている場合ではない。作文と面接で、殆ど決まるが偏差値が大変。高い他大学との落差を考えバイトは禁じキー局への道を選ぶか一般企業か一年生時から熟考。映像制作は体が資本。体を張る仕事である。体を鍛える方法を一年から考えておく。体を鍛えることで知性と感性は数段高まる。制作者(プロデューサーとディレクター)は技術(工芸関係、美術、技術関係)とは全く異なり、企画発表から徹底して「手仕事」=アナログである。企画会議で会議室の電気を消し、パソコンで画像を見て発表する者など一人もいない。円卓で、お互いに向き合い、顔を合わせ目を見て行う。勝負だ。目の輝きで、この企画者は今走れるかが、分かる。パソコン画面に目をやっていては死んだ企画しか生まれない。ゼミの企画会議ではパソコン禁止である。映像界は手仕事である。尚、2002年度卒業制作作品は「角館・2002年夏」(企画・佐々木紀嘉。構成演出・山田美智子)。秋田県角館で10日間合宿したビデオロケのドキュメンタリーで、ゼミ生の自費製作。「技術、内容ともに秀逸。映画フィルムにも変換可能」という高い外部評価も得、自費製作の意気込みが結晶した。
カテゴリー: 2003

映画論

年度 2003
科目名 映画論
教員名 佐々木 昭一郎
授業概要 テーマ:映画制作術(国内。世界)。
授業計画 ドキュメンタリー映画「VISIONS OF LIGHT(光の魔術師たち・NY批評家受賞)」は欧米のDPたち(撮影監督)が語る映画制作術。各国映像大学でのベストセラーである。数百本の名作、名場面が収まっている。映像を通し、世界を知り人生に目覚め、自己形成してゆく若者に必見の映画である。授業でも上映する。
同映画の日本側エグゼクティーヴプロディーサー西村与志木氏(現NHK)を外部ゲストに招き、欧米のDP制度と実践的映画制作術を説いて戴く予定。
塚本晋也監督をゲストに招き、最新作「六月の蛇(ベネチア映画祭審査員特別大賞)」における塚本式映画制作術、塚本監督の名を世界に広めた初期映画「鉄男」の低予算映画制作術を講演して戴く予定。塚本監督は41歳。今後日本映画の海外への最大の旗手。
映画テレビにまたがって制作を続けている、是枝裕和監督をゲストで招く予定。
映画テレビ双方にまたがる外国映画の傑作「地下鉄物語(国際エミー受賞)」の制作術を審査員の講演とともに上映予定。
近年夭折した世界最大級の監督Sキューブリックの初期名作における最低予算B級映画制作術を知る。
スペイン人の国際的撮影監督ネストール・アルメンドロスの欧米での作品を知り、1の「VISIONS OF LIGHT」に迫る。
上記、10回前後の授業計画予定。
評価方法 論述。400字原稿用紙2枚以上(手書き)。
教科書
参考書
メッセージ 出来るだけ多く「いい映像」を見るように。世界を知り人生に目覚め自己形成してゆく若者必見の名作を、学生時代に見ておこう。いい映像作品から得る感動はまた、この抑圧の時代の「叙情派薬局」でもある(ケストナーの詩「叙情派薬局」)。「映像情報論A・B」受講生は必ず受講して下さい。リンクしている。
カテゴリー: 2003