企業会計(E)

年度 2009
科目名 企業会計(E)
教員名 新井 一夫
授業概要 「ITスキル標準」の「情報化と経営」の一科目です。会計の分野を大きくは簿記会計、財務会計、管理会計、経営分析に区分し、それぞれの中で初級シスアドなどで出題頻度の高い重要なテーマに絞って解説します。広く浅く取り上げていきますので、体系だった説明を致しません。それで、「簿記演習」、「財務会計情報」、「原価情報」、「管理会計情報」などを履修して、不足を補ってください。
授業計画 会計の全体像と仕組み
財務諸表の概要
簿記会計(1)簿記の仕組み(1)
簿記会計(2)簿記の仕組み(2)
簿記会計(3)商品の払出計算と売上原価の計算
簿記会計(4)減価償却
財務諸表の構成
経営分析
原価計算(1)原価計算の仕組み
原価計算(2)原価計算の方法
原価計算(3)標準原価計算
管理会計(1)損益分岐点分析
管理会計(2)リースとレンタル
※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。
評価方法 定期試験のペーパーテスト(択一問題)によって評価します。
教科書
参考書
メッセージ 情報システム学科の学生は基本情報技術者試験対策に最適です。
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情報システムと経営活動(S)

年度 2009
科目名 情報システムと経営活動(S)
教員名 八卷 直一
授業概要 情報学部に入って来て,特にステム学科に入学したのに,「情報システム」とは何かをはっきり説明できなかったり,「コンピュータを勉強するのです」としか言えないのでは恥ずかしい. この科目では,これから学んでいく「情報システム(IS)」とはどんなものか,ISについて何を勉強していくか,特に企業活動との関連で,全般的な展望を与えることをねらう.選択科目ではあるが情報システム学科生は2年生のうちに履修してもらいたい. 情報システムは,組織がその目標を達成するために,情報を集め,蓄え,処理し,伝達し,利用するためのしくみで,仕事の行い方や手順ともいえ,それを支えるために通信系を含んだ情報処理システムがある.従ってその目標に依存していろいろな形のものがあるし,情報処理システムはその一部であるに過ぎない. 特に,情報システムの企画,設計,開発,運用などに関わったり,利用する仕事をしていこうとする者は是非履修されたい.
授業計画 イントロダクション
情報化以前と情報システム化後を比べて,情報システムとは何かを考える
イントロダクション(2)
情報システムの発展と役割を考える
情報システムの分類
情報システム(IS)の分類と基本的役割りを考える
システムとしてのビジネスプロセス
一般システムを考え,ビジネスプロセスをそのようなシステムとみなして,ビジネスプロセスを知る.また付加価値の概念を導入する
情報システムの実際
実際の情報システムがどんなものかを,ある企業の実際の情報システムの例で詳しく見る
情報システムの競争上の役割
競争優位を追及する企業活動の中で果たす情報システムの役割をみる
情報システムの記述方法
情報システムをデータの流れや処理過程を様々な記述方法を通して勉強する.
データベースと情報システム
情報処理システムはいくつかのDBからデータを取り出して新たな処理をし,元のDBに返したり,新たなDBを作ったりということをするものだといえる.DBとは何かとその機能を知っておく.
情報システムトソフトウェア
実際の情報システムはソフトウェアによって実現している。ここでは、ソフトウェアのなんたるかを知る。
情報システムの企画
部門別のシステムを持っていた企業が統合的な情報システムを持つにいたるケースから,システムの企画の重要性を知る.
情報システムの開発
情報システムの開発の諸段階を知ると共に,開発の諸方法,伝統的開発法,プロトタイピング,パッケージの利用などの開発法,あるいは必要なシステムをその都度オンラインで借りてきて使うなどのISの導入法を学ぶ.またプロジェクト管理としての諸相があることを学ぶ.
情報システムと人間
情報システムと人間,環境,社会との関係や情報モラルなどの問題
情報化と社会
情報化あるいは情報システムにより社会がどのように影響されるか変わったか
e-ビジネスとセキュリティ
新しいビジネスモデルとその周辺でのセキュリティーの問題と対策
情報システム産業と人材開発
コンピュータ産業,情報産業の構造の変化と多層化を知り,さらに情報技術試験の制度,情報技術者のキャリアパスなどを知り,今後の学習計画の参考になるようにする
講義の随所で,できるだけ具体的な事例や,情報システムをめぐる新聞記事やカレントな話題に触れるようにする.
評価方法 主としてレポートで評価する。ただし、出席状況と授業のなかで随時行う小テストも参考にする。
教科書
参考書
メッセージ 「情報システム(あるいは単にシステム)」という言葉はよく出て来る.それらは,そこで,新聞を毎日読んで,この用語が出ている記事を見つけて切り抜いておいてみて下さい.(これを使う問題を宿題や期末の課題に出すこともある.) 就職試験のときに必要だからと,その直前になって新聞を取り始めたり,読み出したりしても,読み方もわからず,必要なことを読み取ることもできない.その準備としても,2年のうちから読み始めてください.
カテゴリー: 2009

プロジェクト演習 III

年度 2009
科目名 プロジェクト演習 III
教員名 惠羅 博
授業概要 プロジェクト演習( I 、 II 、 III )は第2セメスターから第6セメスターに配置されている必修科目です。プロジェクト演習は教室での通常の講義型授業と は学習方法が異なり、学生の主体的・能動的な授業への参加姿勢が求められます。プロジェクト演習( I 、 II 、 III )では、「ものづくり」の計画立案と計画通りに進めていくための様々な工夫・手法、実際の「ものづくり」と専門知識・技術との関係理解、共同作業におけるコミュニケーションの役割や技法、協調 作業における情報共有と手段などの大切さを、グループ協調作業による「ものづくり」をとおして気づくこと、プロジェクトを進める上での基本的な手法やスキ ルを身に着けることを狙いとしています。このプロジェクト演習 III では、プロジェクト演習の総仕上げとして、学生発案・企業発案・教員発案のテーマについてプロジェクトチームを編成し、プロジェクト計画の立案、成果物作成、プロジェクトで発生する問題解決をプロジェクトの実践を通じて学習します。
授業計画 第1回 オリエンテーション
授業のねらい
プロジェクトの進め方の説明
第2回 プロジェクト計画の立案
プロジェクト計画書作成
進捗報告
第3回 プロジェクト計画の立案
プロジェクト計画書作成
進捗報告
第4回 要求定義
プロジェクト要求の洗い出し
要求定義書の作成
進捗報告
第5回 要求定義
プロジェクト要求の洗い出し
要求定義書の作成
進捗報告
第6回 要求定義
プロジェクト要求の洗い出し
要求定義書の作成
プロジェクト計画の見直し
進捗報告
第7回 中間発表準備
進捗報告
第8回 中間発表
各プロジェクトの目標、成功基準、成果物、プロジェクト計画、現状の課題と解決案について報告
第9回~第13回 プロジェクト計画に沿ったプロジェクトの実施
進捗報告
第14回 プロジェクト成果のまとめ(中間)
目標達成度の確認、現状の課題と解決案について報告、プロジェクト計画の再考
春学期貢献度表作成
第15回~第24回 プロジェクト計画に沿ったプロジェクトの実施
進捗報告
第25回~第26回 プロジェクト成果発表会準備
第27回 プロジェクト成果発表会
プロジェクト成果の発表
他チーム成果の評価
第28回 プロジェクト成果のまとめ
成果の文書化
秋学期貢献度表作成
評価方法 共同作業におけるコミュニケーション、チームワークとリーダーシップ、役割分担と協調、情報共有などの大切さに気づくことを学習の達成目標とし、以下を総合的に評価します。・グループ発表会の評価・具体的な評価基準とレベルに基づくグループメンバー個人毎の貢献度・各チーム作業報告書の内容成績評価は次の通り。(AA)達成目標をほぼ90%以上満たしている。(A)達成目標をほぼ80%以上満たしている。(B)達成目標をほぼ70%以上満たしている。(C)達成目標をほぼ60%以上満たしている。(D)達成目標に対し、60%未満の達成度である。
教科書
参考書
メッセージ この授業での学習目標は、教員から知識や技術を教えてもらう受身の姿勢で得られるものではなく、創造的な「ものづくり」共同作業の体験を通して「創造的協調作業のつぼ」を会得していくことです。これにより、情報システム学科が提供している様々な専門科目への知的興味が沸いてくること、理論と実践を結びつけることの大切さが理解できることを期待しています
カテゴリー: 2009

英文学 I

年度 2009
科目名 英文学 I
教員名 小林 ひろみ
授業概要 日本で接することのある英文学作品と作家を中心に、原文を一部鑑賞することにより、その作風や思想に触れることを狙います。現代の英語文化の世界では著者のエスニック背景やジェンダーも念頭に入れる必要がありますが、いわゆる大衆文学もその影響力を考慮して取り上げます。ただ、現代英文学を鑑賞するには、その土台となっている過去の文学遺産、特にシェークスピアと聖書の影響を無視できないので、これらについても軽く触れます。また英詩も、英語の美しさに触れるには重要な分野です。細切れですが、様々なジャンルをできる限り網羅して、英文学の感覚を養う一助としたいと思います。また、適切なものがあれば映画やビデオなども使いたいと思います。
授業計画 1回目:Jane Austen, The Bronte Sisters
2回目:Aldous Huxley, George Orwell
3回目:D. H. Lawrence, Joseph Conrad
4回目:Kazuo Ishiguro, Amy Tan
5回目:Iris Murdoch, Margaret Drabble
6回目:Nathaniel Hawthorn, William Faulkner, John Steinbeck
7回目:Edgar Alan Poe, Agatha Christie
8回目:Tennessee Williams, Arthur Miller
9回目:James Baldwin, Tony Morrison
10回目:Katherine Mansfield, Patrick White
11回目:William Wordsworth, T. S. Eliot, Robert Frost
12回目:William Shakespeare
13回目:聖書文学
評価方法 授業で取り上げた作家の中から選択してレポートを書く。期末試験ではそれぞれの作家の作風の特徴と時代の流れなどについてチェックする。評価はレポートと期末試験をそれぞれ50%として行う。なお、欠席が三分の一以上の場合は、評価対象としない。レポートの提出期限に遅れた場合は、80%評価とする。ただし2週間以上の遅れは正当な理由のない限り認めない。
教科書
参考書
メッセージ 文学の目的は読者に「楽しさ」を与えることです。文学評論に書かれている「深い思想」とかそういったものは副産物だと私は思います。現代英文学の時代設定をどうとらえるかによっても、知っておくべき作品や作家は変わりますが、英語を理解する人が増えている現代では大きな産業でもあります。膨大な分野のほんの一部でもかじることによって、翻訳と原文の感覚の差を理解し、本物の英文学の面白さを味わってほしいと思います。
カテゴリー: 2009

社会学原論 II

年度 2009
科目名 社会学原論 II
教員名 日吉 昭彦
授業概要 この授業は、メディアを介在した人間の相互作用という観点から、社会学を学ぶメディア社会学の各論です。社会変動やコミュニティ、ポスト・コロニアリズムなど、社会学のキーワードをテーマとして、メディア社会学の研究の成果を学ぶとともに、実践的な社会学的アプローチを身に付けることも合わせて目標とします。 まずはじめに、メディア論的アプローチやシカゴ学派の社会学のアプローチ、文化社会学のアプローチから、メディア社会学の考え方について学びます。次に、社会的現実のメディアへの反映という観点から、現実社会の変化や変動についてメディアから学ぶアプローチを紹介します。また、人々の主体的な情報行動という観点から、コミュニティを創出するメディアの役割や機能について学びます。最後に、人やモノ、情報の国際移動が盛んになるグローバル化のなかで、国境を越えて人々のつながりや絆を創造=想像するメディアの諸相を学びます。
授業計画 イントロダクション ~メディアから社会を学ぶ~
A. メディア社会学の考え方
メディア論とメディア社会学
シカゴ学派の社会学からのアプローチ
メディア・スタディーズと文化社会学からのアプローチ
B. メディアに反映する社会変動と社会運動
メディアのなかのエスニシティ・イメージとアイデンティティ
女性雑誌とフェミニズム研究
ステレオタイプとメディアの文化多様性
C. 地域メディアとコミュニティ
地域メディアの発展と個性の時代
広報のメディア社会学
エスニシティの空間を創出するエスニック・メディア
D. 人と情報の国際移動とポスト・コロニアリズム
文化社会学におけるディアスポラ概念
海外在住ベトナム系住民のメディア実践とグローバル社会
韓流ブームの社会学的考察
評価方法 授業への出席やシラバスのテーマに関連したレポートなどを総合した平常点を50%、期末に行う試験を50%の割合で評価します。成績評価の規準は、授業への積極的な参加を前提に、試験においてAA)授業内容の理解と独創性を合わせ持ち、出題意図に則した論述となっている、A)授業内容を理解し、出題意図に則した論述となっている、B)授業内容の理解あるいは論述の仕方などでやや不足がある、C)授業内容の理解と論述の仕方などで難点がある、D)課題がこなせていない、とします。
教科書
参考書
メッセージ 新しいメディアの動向にアンテナを張って授業に臨んでほしいと思います。また、批判的なまなざしで日常からメディアに接することや、暮らしのなかにある情報の積極的な利用者になって、日常生活のなかでメディア社会学の実践を行ってほしいと思います。
カテゴリー: 2009

専門ゼミナール I

年度 2009
科目名 専門ゼミナール I
教員名 工藤 政博
授業概要 航空業界に関心を持つ受講生に対して航空会社の実務経験に基づき、今日の世界及びわが国の航空業界の現状をわかりやすく解説するとともに、国が政策として掲げるアジアゲートウェイ構想や2010年に予定されている成田空港の発着枠増加と羽田空港の国際化、あるいはまたLLCと呼ばれるローコストキャリアーの台頭がこれからの日本の航空会社の経営にどのような影響を及ぼすのかについて受講生と一緒に検証する。また我が国で観光立国が叫ばれている中、ツーリズム推進に果たす航空の役割についても検証する。
業界研究を通して航空産業が人、モノの輸送を担うことにより、地方活性化のための交流人口の増加、国際文化交流の促進に貢献していることを理解します。
授業計画 前半は講義形式で航空業界全般、航空を中心とした観光、物流などについて講義、後半はグループ別の調査、研究と全日空など関係業界への訪問を実施する。研究テーマは講義の中から各自で選択し、グループ毎の発表を経てレポートにまとめる。
評価方法 出席状況及び授業態度 40%、講義中に随時実施する小テスト、レポート60%
教科書
参考書
メッセージ 航空・ツーリズム業界に関心のある学生であればどなたでも受講可能。受講に当たっては、航空・観光関係のニュース、新聞記事などに目を配り、内外の政治・経済・文化・環境問題などの動向が航空・ツーリズム業界に与える影響について常日頃から関心を持ってその背景を洞察して欲しい。
カテゴリー: 2009

コンピュータ基礎演習

年度 2009
科目名 コンピュータ基礎演習
教員名 根本 俊男
授業概要 コンピュータはソフトウェア次第で何でもできる夢の機械です.しかし,そのおかげで多少複雑な機械です.これを使いこなすためには現段階では残念ながら何も勉強しなくてもよいというわけにはいきません.実際に触れながら基礎知識を身につけることが必要なのです.当演習では,コンピュータの扱いに余りなれていない学生を対象として,経営情報を学ぶうえで必要な「ツールとしてのパソコンの扱い方・ソフトウェアの使い方」を予備知識の無い段階から扱います.具体的には,コンピュータに慣れることとインターネットの利用,そして,Wordによる文章の作成技法を重点的に学びます.まずは,当演習で基礎スキルをしっかり身に付けてください.そして,次セメスター以降に情報処理基礎スキル群の科目を履修しスキルアップをしていきましょう.
授業計画 オリエンテーション:端末室の使い方,コンピュータの起動・終了方法,キーボード・マウスの使い方,Web閲覧
コンピュータの仕組み(その1:CPU,メモリ,HD)・スペック表の見方,日本語入力の基礎
コンピュータの仕組み(その2:OS),USBメモリの使い方,FDの使い方,日本語入力の応用,e-learningシステムの使い方
電子メールの使い方(その1:To,CC,BCC,Subject,送信,返信),ブラインドタッチの基礎
電子メールの使い方(その2:電子メールの作法,署名挿入法,添付の仕方),ブラインドタッチ演習
インターネットの基礎,ネチケット(その1:ネット上での問題),ブラインドタッチ演習
検索エンジンの利用法,ネチケット(その2:著作権),ブラインドタッチ演習
ブラインドタッチの修得度確認,officeとは, MS Wordの使い方(その1) 文字の入力と編集
Wordによる文章作成作法(その1)文章の入力・保存・開く,エクスプローラの使い方,ネットワークコンピュータの利用法
Wordによる文章作成作法(その2)ビジネス文章の書き方
Wordによる文章作成作法(その3)広報文章の書き方,図形描画機能の利用
Wordによる文章作成作法(その4)表機能の利用,グラフの作成
表計算ソフトExcelの基礎,コンピュータ利用に関するその他のトピック,まとめ
評価方法 演習への積極的な参加及び各項目毎の習得度により評価します.演習なので出席状況は特に重要な成績評価の要素になります.欠席・遅刻は大きな減点です.習熟度は,コンピュータに慣れ,ネチケットを理解したうえでインターネットを活用でき,文章を短時間で適切に作成できることを観点に測定します.
教科書
参考書
メッセージ ▼本演習を履修する際の注意:この「コンピュータ基礎演習」はコンピュータに慣れていない者を対象とした科目です.よって,既に基礎を身につけた者を対象とするカリキュラム表にある選択必修科目III(例えば,「プレゼンテーション」,「データ処理I」,「Webページ作成」など)との同時履修はできません.また,選択必修IIIに該当する科目の単位修得後に履修することもできません.履修の際は注意してください.▼メッセージ:経営情報学科での4年間はコンピュータ無しでは考えられません.当演習を通して早くコンピュータ利用に慣れ経営情報の真髄に到達できる勉強に励んでください.
カテゴリー: 2009

観光開発特論

年度 2009
科目名 観光開発特論
教員名 海津 ゆりえ
授業概要 「観光地」は人が決めた便宜的な地域ラベルである。着地型観光が日本の観光の常識となりつつある今日、観光は非日常的体験から異日常的体験となり、観光地と居住地の境界も曖昧となった。モデルは影が薄れ、より地域固有の集客・交流のあり方が模索されるようになったと言えよう。観光開発は地域に何をもたらしたのだろうか。この講義では、日本の観光開発の史的考察と政策に関する理論研究をふまえ、ケーススタディとして日本らしさを特徴づけるいくつかの地域事例について学ぶ。また学生自身のケース調査によって理解を深める。
授業計画 日本の観光発展史
国土開発と観光政策
観光マスタープランと観光計画論
事例研究
京都―都と文化
城下町
富士山―信仰と神社
草津―温泉と鉄道
軽井沢―高原リゾートと皇室
小布施―商業と景観
学生調査発表
評価方法 授業参加状況、レポートによる総合評価。
教科書
参考書
メッセージ
カテゴリー: 2009

情報経済学

年度 2009
科目名 情報経済学
教員名 税所 哲郎
授業概要 経済主体の最小単位と定義するのが家計(消費者)と企業(生産者)です。それらが経済的な取引を行う場合に、情報との関係は切り離すことができません。特に、現代では、情報通信技術(ICT:Information and Communication Technology)の変化が激しく、実体経済に及ぼす影響が大きくなっています。そこで、最小単位の経済主体である企業について、情報との関わりと企業行動について学習します。
授業計画 1.イントロダクション
2.情報と企業戦略(1)
3.情報と企業戦略(2)
4.まとめ
5.情報と企業リスク(1)
6.情報と企業リスク(2)
7.まとめ
8.情報と企業境界(1)
9.情報と企業境界(2)
10.まとめ
11.情報と企業ビジネス(1)
12.情報と企業ビジネス(2)
13.情報と企業ビジネス(3)
14.まとめ
15.学期末試験
評価方法 定期試験(80%)、レポート(20%)で評価する。あるいは、授業出席・参画度合(80%)、レポート(20%)で評価する。
教科書
参考書
メッセージ 『 この科目は、情報と企業行動との関わりについて理解することを目的としていま。
したがって、講義で話したことだけを単純に覚えるのではなく、情報および企業における個々の内容の相互的な関係を考え活用していくことが求められます。授業は教科書に合わせて、講義によって進められられますが、その内容と進度については、学生のみなさんの理解状況などに応じて変わる可能性があります。受講生のみなさんは、必ず、事前に教科書を読んだうえで、毎回の授業に出席することが求められます。各章の終わりに、まとめとして授業との関連でレポートを書いてもらいます。したがって、毎回の授業に参加していないとレポートが書けませんので注意してください。また、受講生が少ない場合には、そのメリットを生かしてゼミ形式(テキストの輪読とディスカッションを中心)の授業を採用します。その判断は、第1回目の授業で行いますので、履修希望者は必ず第1回目の授業に出席してください。なお、第1回目の授業に出席できない場合には、第1回目の授業開始までに、上記のメールアドレスに連絡して、学籍番号と氏名、学年を伝えて、授業へ参加する意思表示を行ってください。』
カテゴリー: 2009

ゼミナール III

年度 2009
科目名 ゼミナール III
教員名 広内 哲夫
授業概要 ●『マルチメディア技術を通して人間とコンピュータの知的能力の相違を理解する』 このタイトルは本卒研のキャッチフレーズである。卒研学習を通して、「現在のコンピュータの認知能力の本質は記号処理であり、その能力は人間の右脳に遠く及ばない」ということを理解してもらいたい。卒研生と一緒に、時間が許す限りこの話題で議論してみたいと思う。卒研のテーマは以下の3つである。●バーチャル・リアリティ/バーチャル・リアリティとは、“仮想現実”と訳され、コンピュータ上に仮想世界ではありながら、それが実在の世界であると錯覚するような世界を作り出す近未来のマルチメディア技術(CGの一種)である。現在、3次元世界を描く手法としてVRMLが提案されているが、このVRMLを用いて、3次元の都市空間などを創造することを試みる。●Javaプログラミング I /Javaはインターネット指向のプログラミング言語であり、ホームページ上でマルチメディア・プログラミングが可能である。この言語を用いて、ゲーム、高機能時計、2次元CG作成ツール、対話用画面編集などの作成方法を学ぶ。Javaは基幹システムの構築に用いられるものであるが、C言語よりも修得し易い言語である。●Javaプログラミング II /Java用の3次元CGツールとしてJava3Dが登場している。このJava3Dを用いた3次元仮想世界の構築方法をテーマの一つに加える。Java3Dのプログラミングは比較的簡単なので、Javaプログラミングを基礎から学びたい人にはふさわしいテーマと言える。・・・・・・卒研内容は、以下のホームページに詳しく記載してあるので、ご覧下さい。http://www.bunkyo.ac.jp/~hiro/
授業計画 3年次のゼミナールの継続として、VRMLまたはJava/Java3Dのテーマを選んで学習する。各自課題を設定し、それを卒業研究へと繋げる。時間のある時には、全員で「コンピュータと人間の知的能力比較論」を討論してみたい。
1回目 各自課題設定の発表
2回目~6回目 各自設定した課題をこなす。
7回目 中間発表
8回~13回目 各自設定した課題をこなす。
14回目 発表会
評価方法 卒研での発表内容や出席状況などで課題作品(論文も含む)評価する。評価の基準は次の通りである。AA)質の高い良い課題作品である。A)良い課題作品である。B)一応の水準の課題作品である。C)最低限の課題作品である。D)ゼミの課題作品に該当しない。
教科書
参考書
メッセージ ◎各個人の主体的な学習意欲が大切である。VRMLグループは、これまで社会貢献を兼ねて、近隣高校の仮想キャンパスを創り、それらを当該高校に贈呈してきた。またJavaグループでは、クライアント・サーバー・システムやゲーム・システムを自らの工夫で作成してきた。このようなシステム制作は、自主性が要求されるので、討論には進んで意見を述べてもらいたい。◎文章演習の指導を行なうので、張り切って文章練習をして欲しい。◎各自が自分自身をアピールするホームページを作成して、就職活動に利用してもらいたい。・・・・・・卒研内容は、以下のホームページに詳しく記載してあるので、ご覧下さい。http://www.bunkyo.ac.jp/~hiro/
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