年度 | 2009 |
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科目名 | 観光開発特論 |
教員名 | 海津 ゆりえ |
授業概要 | 「観光地」は人が決めた便宜的な地域ラベルである。着地型観光が日本の観光の常識となりつつある今日、観光は非日常的体験から異日常的体験となり、観光地と居住地の境界も曖昧となった。モデルは影が薄れ、より地域固有の集客・交流のあり方が模索されるようになったと言えよう。観光開発は地域に何をもたらしたのだろうか。この講義では、日本の観光開発の史的考察と政策に関する理論研究をふまえ、ケーススタディとして日本らしさを特徴づけるいくつかの地域事例について学ぶ。また学生自身のケース調査によって理解を深める。 |
授業計画 | 日本の観光発展史 国土開発と観光政策 観光マスタープランと観光計画論 事例研究 京都―都と文化 城下町 富士山―信仰と神社 草津―温泉と鉄道 軽井沢―高原リゾートと皇室 小布施―商業と景観 学生調査発表 |
評価方法 | 授業参加状況、レポートによる総合評価。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ |