| 年度 | 2008 |
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| 科目名 | 現代社会と文化 |
| 教員名 | 上谷 香陽 |
| 授業概要 | この講義では、文化と社会の関連について社会学の発想で考察します。「文化」という言葉はそもそも、明治時代以降に、英語のcivilizationやcultureあるいはドイツ語のKulturの翻訳語として使われ始めた、比較的新しい言葉です。今日文化と総称される一連の人間社会現象は、翻訳語「文化」の登場を含む、日本の近代社会化の中で生み出されてきました。講義では産業社会、国民国家、ジェンダーをキーワードに、現代社会が明治以降の近代社会化の過程に位置づけられることを理解します。その上で、わたしたちの日々の生活に見出せる身近な文化現象を題材に、文化のあり方が社会のあり方といかに関連しているかを社会学します。最終目標は、受講者各自が自分自身の関わっている文化現象を題材に、自ら社会学的に考察してみることです。 |
| 授業計画 | 1.オリエンテーション 2.社会とは何か 3.文化とは何か 4.文化と近代社会 5.現代社会の文化の諸相 6.学校教育と男女別の文化 7.産業社会と消費文化 8.「女性誌」と良妻賢母 9.ナショナルメディアとしてのテレビ 10.服装とジェンダー 11.化粧とジェンダー 12.グローバリゼーションの中のファッション 13.「現代社会と文化」を学んで 受講者が問題意識を持って授業に参加できるように、予習課題(6回程度の小レポートの提出)やグループディスカッションを取り入れて進めます。 |
| 評価方法 | 出席13%(30分以上の遅刻や早退は「欠席」扱い)、授業コメント13%、予習課題18%(締切に遅れた場合は減点)、学期末レポート56%。なお単位修得のためには、予習課題全ての提出と出席2/3以上を必要とします。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | この授業で重要なことは、「文化」や「社会」について考えるとはどういうことかを、受講者各自が自分の興味関心を持って、自ら思考実験してみることです。そのために、この授業では予習課題として小レポートを提出してもらいます。これは高校までの「宿題」とは違います。受講者各自が自分自身の問題意識を持って、授業の議論に積極的に参加するための準備です。提出された課題は授業の教材として使います。この授業をとおして、高校までの勉強と大学での「勉強」の違いを理解し、身に付けていってください。なお、受講希望者は、オリエンテーションに必ず出席して下さい。 |